今、oyageeはディーン様に夢中?
フジオカさん?
違います…
ルノー ディーンです。
多肉植物の数は、徐々にですが増えてきております。
1年前は、メインがブロンズ姫、ビアポップ、月の王子、虹の玉と、あと少々だったんです。
しかし、今は1年前とはぐらいとは比べ物にならないほどの品種数と量です。
その中でも一番の高価な多肉がルノーディーン様。
ちょっとだけ特別扱いなので、「様」付けです。
何故、特別扱いかと言いますと、oyageeの中では高価であり、「最高品種」なのでございます。
高価と言いまして、何万も、何十万もする多肉ではありません。
1苗が何万もするような多肉なんて買えませんから…。
数年前のテレビのニュース番組で「今、多肉ブーム」みたいなニュースを見ました。
ある品種は超希少品種で、1苗が100万以上で取引されてるとか、高級品種の盗難が多発してるとかってことを言ってました。
そんな高額な多肉、oyageeには手が出ません…
それに、例え、超高級品種を宝くじが当たったか何かで買ったとしても、触るのも、動かすのも、さらには水やりするのさえも怖くて、ただ遠くから眺めるだけですよ。
で、最後は絶対に枯らしちゃうのがオチですから…
oyageeが買える最高品種が、今のところはこのルノーディーンのレベルですね。
ルノーディーンが限界です…
一般的な金額よりだいぶ安く購入できたんです。
苗が小さめでしたし、葉に傷があったんで、比較的安価な値段で購入できました。
しかし、やはり高級品種…
そんな粗末には扱えません。
もし、枯らしたら…?とか考えただけでぞっとしますよ。
予備で2鉢…なんて思いましたが、1鉢しか購入できません。
2鉢なんて買う余裕もないですし、2鉢買うのなら、まだ持ってない他の品種を買った方がいいですから…
だけど、やはり1苗だけでは不安です。
なので、早速、葉挿しに挑戦。
葉をもぎる時は緊張します…
「このルノーディーン、いくらだったから、葉1枚に換算するといくら?」「え?こんなにするの?」なんて考えたら、失敗は許されません。
葉が欠けた、破れた、ぐにゃっとなったなんてもってのほかです。
手が震えます…
7枚ぐらい採取して、葉挿しをしたんです。
ルノーディーンの葉挿し第1弾は、今年の2月のことでした。
しかし、一向に芽が出ません。
(↑ ルノーディーンの葉挿し・第1弾の現在/18.2月スタート)
先は赤くなって、発根の兆候が現れては来てるんですが、根が出る、芽が出るまでは至ってないんです。
葉挿しをスタートしてもう4か月経過してるんですよ?
このまま出ないんでしょうか?
それではちょっと困ります…
ブロンズ姫やビアポップみたいに、葉をもいで、その辺に投げとけば、勝手に芽が出る、根が伸びるってわけにはいかないようです…
なかなか手ごわい相手ですぞ…、ルノーディーンを増やすことって…
3月に入って、再度挑戦しました。
少しは暖かくなってきたんで、発根発芽作用が促されて、成功するんではないかと…
今回も、葉を8枚ほどもぎりました。
第2弾は、趣を変えます。
2グループに分けます。
8枚を4枚ずつの2グループに分けて、A容器・B容器と別々の容器に葉挿しすることにしました。
何が何でも成功させたいんです。
じゃあないと、元株が葉が少なくなり、どんどん惨めなお姿になっていくんですから…
2カ所に分けたのは、土が違ってたり、管理する環境が違えば、どちらかは成功するんじゃあないかという、わらをもすがる思いで別々にしたんです。
A容器の葉挿しは、4枚のうち3枚は枯れていきました…
1枚は残ってますが、どうも動きはないようです。
(↑ 第2弾の現在【A容器】/18.3月スタート)
(↑ 第2弾の現在【B容器】/18.3月スタート)
B容器の方は、4枚とも葉の原形はまだとどめてますが、ほとんど動きはありません…
写真を見ると、「長い根が出てるじゃん!」とお思いでしょ?
左から2枚目の葉挿しの隣にある根は、上の葉から伸びてるんです。
ルノーディーンの根ではありません。
ただ、2枚目の葉は、写真では確認できませんが、根が出てるんですよ…
ほっそい根が1本だけ…
太さは、髪の毛ぐらいの細い根です…
だけど、動きが止まってますし、芽が出るような雰囲気ではありません。
ルノーディーンの葉挿しって難しいですね。
何のタイミングで発根発芽し、何のタイミングで枯れていくのか?
葉の持つ運命? それとも、ストレスなんでしょうか?
ルノーディーンって、なかなか増やしにくい、増えにくいから、高級品種なんでしょうけど…
ルノーディーンの大元の苗は、3.5号の素焼き鉢に植えてるんです。
以前は、鉢のふちからは出るほど葉が茂っていました。
しかし、今はだいぶ小さくなってきてます。
このまま、葉挿しが成功しなければ、徐々に小苗となり、最後は消えてしまうかもしれません…
上で紹介したルノーディーンの全景写真、もう一度お見せします。
だいぶ小さくなってきてます…
何故、株が傾いたように斜め向きの写真なのかと言いますと、こうなってるからです…
あちゃー!
徒長させたくなかったから、日向に置いてたんです。
すると、葉焼けさせてしまいました…
白い部分だけが焦げちゃって、黒ずんでますよね…
最高品種のルノーディーンに、葉焼けなんて似合わない?ってことで、これを隠すために、斜めに撮ってみたんですが、こうやって紹介したら、一緒ですよね?(苦笑)
正確には、直射日光ではなかったんです。
直射日光が当たる場所にはおいておりません。
木漏れ日が漏れる程度の日光浴でした。
だけど、白い部分って光合成ができない仕組みだから、ちょっとした日差しにも弱くて、すぐに葉焼けしちゃうんですね?
いい教訓になりました…
ルノディーンの葉が完全になくなる前に、是が非でも増やしておかなきゃ!と3度目の葉挿しに挑戦しました。
今回は、発根促進剤のルートンさんを使ってみたんです。
2月と3月の2回の葉挿しの時は、発根促進剤を使うことなんて頭の隅にもなかったんですが、最近、発根促進剤を使うか、使わざるべきかを試してる途中で、ブログにちょくちょく書いてますよね?
もしかして、発根促進剤がルノーディーンの発根の手助けになってくれるかも?なんて思ったりしたんで、使ってみようかと…
だけど、ルノーディーンの全部の葉挿しに発根促進剤を付けたとして、相性がもしよくなくて、全滅になるのは怖いので、これまで通り、半分の枚数は発根促進剤を使う、もう半分は発根促進剤を使わないで葉挿しをすることにしました。
置き場所は、只今、「葉挿しに発根促進剤って必要?不要?」の実験してる葉挿し容器です。
葉挿しでほぼ埋まってましたので、開いてる隅っこに2枚だけ並べてみたんです。
いつ、始めたかは忘れましたが、サブセシリスよりも、アガボイデスよりも、遅いスタートでした。
この実験の一番最初の葉挿しは、「サブセシリス」「アガボイデス」「ピーチパーフェクト」の3品種で、スタートは5月6日です。
その後は「ライム&チリ」「ブラックプリンス」を追加し、さらには「桜牡丹」や「インソムニア」を追加した後が、第3弾の「ルノーディーン」なのです。
この葉挿し容器では、ルノーディーンがラストなんです。
ちなみに、検証結果で一番動きがあった「サブセシリス」の今の状況はと言いますと…
(↑ 5月31日のブログより)
(↑ 6月5日現在)
根と芽、グングン来てますね…
肝心なルノーディーンの葉挿しは、このサブセシリスの手前側の容器の一番ふち側に挿しております。
それがとんでもない姿になってるんです!!!
2枚のルノーディーンの葉のうち、1枚がこれまでにないような姿になってます。
葉先が膨れ上がって、赤いものがうじゃうじゃ出てます、出てます…
「なんか、変なものが流れ出してる!」と言った方がいいかもしれません。
これ、根ですか?
根ですよね?
デキモノとか吹き出物じゃあないですよね?
根でいいんですよね?
どうして、ルノーディーンのこの1枚の葉だけが勢いづいたんでしょうか?
こちらは、発根促進剤を付けてる葉の方です。
根かはまだ断言できませんが、葉挿しスタート時よりは確実に変化してます。
発根促進剤でルノーディーンが「確変」しました。
確率変動じゃあないですよ、「確実に変化」です!
ルノーディーンに、発根促進剤は最強タッグ?
相性がいいんでしょうか?
いや、そんなことは…
たまたま…
偶然…
このは1枚が、ちょっとばかり変わった葉!だったってことでしょう?
ルートンを付けたのは、この1枚しかやってないんですから…
これは、改めて、「ルノーディーンに発根促進剤は、合うのか?合わないのか?」の検証が必要になったかもしれません。
だけど、葉の先端が徐々に茶色くなってきてるのが心配なんです…
枯れてくるには、まだちょっと早い気がします。
根が土に入り込み、さらに芽が出てきてから葉が徐々に衰えていくのが、常識と言いますか、葉挿しの良いパターンなんですが、枯れてくるのが早すぎます…
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芽が出てくる前に葉が完全に枯れてしまったら、それこそジ・エンドです…
シャレになりませんわ…