多肉の種類ですが、去年までは在り来たりの品種ばかり育ててました。
よく言われてる「普及種」ってやつですね…
その中でも特に普及種中の普及種、どこにでもあるような、「増えすぎたから、ねえ、いりません?」と聞けば、「ハイ、いりません!」と即答されるようなばかりだったんです。
例を挙げれば、ブロンズ姫、ビアポップ、朧月、白牡丹、秋麗……
ほらね? いらないでしょ?
今年からは徐々にですが、品種も増えてきております。
これから少しずつ紹介していこうと思いますし、そろそろ「多肉カタログ」のページも作っていきたいと思ってるところです。
今日は、多肉の新顔さん3品種をご紹介。
まずは、「黄麗錦」です。
「黄麗」という品種はよく目にしますし、よく耳にもする多肉植物です。
このブログにも何度も登場してきています。
別名を「月の王子」と言いまして、多肉の寄せ植えに何度も使ってきました。
黄麗も、普及種の中でも特に普及種で、多肉を育ててる方なら必ず持ってる、もしくは必ず一度は育てたことがある品種じゃあないでしょうか?
だから、もういらないですよね?(笑)
これは、黄麗でも「錦」なんです。
誰も見向きもしない「黄麗」でも、「錦」が付けばちょっと違ってきます。
錦というのは、斑入りってことです。
少々レアものです。
だけど、「少々」ですよ。
「黄麗錦」は特別レアでもないし、超希少品種でもございません。
しかも、斑入りのはずなのに、斑がほとんど分からないという、残念な「黄麗錦」でございます。
やや騙された感が否めません…
「オレオレ詐欺」ならぬ、「黄麗黄麗詐欺」でもあったかのような気分です…
次は、「エンジェルティアーズ」でございます。
ボール状の葉を持ち、茎が長く伸びるつる性の多肉植物ですね。
つる性の多肉と言えば、「グリーンネックレス」が有名で、斑入りのグリーンネックレスもありますよね。
こちらのエンジェルティアーズも、「斑入り」になります。
じゃあ、「斑入りのグリーンネックレスと、斑入りのエンジェルティアーズは、どこがどう違うんだ?」ってことになりません?
そうなんです、手に入れるまでは、斑入りのグリーンネックレスとエンジェルティアーズの違いがよくわかりませんでした。
斑の入り方が微妙に違うんです。
ポトスで言えば、普通のポトスと、斑が細かいポトス・マーブルクイーンのようなものです。
隣同士に並べてみれば、わかりやすいかもしれません。
斑入りグリーンネックレスは、クリーム色と緑色の部分がくっきり分かれてます。( 01.)
エンジェルティアーズは、クリーム色と緑色がはっきりしない混ざり方が特徴ですね。( 02.)
どっちつかずの混ざり方で、モヤモヤ感があります。
モヤモヤしてる方がレアなんです。
ただし、こちらも少しレアぐらいのレベルです。
希少品種でも特別レアでもなさそうです。
そして、最後は「銀天女」でございます。
濃いピンク色と紫色の中間色のような色をしており、葉の先が尖ってるのが特徴です。
グラプトペタルムル属で、別名が「ルスビー」らしいです。
どうして、多肉は2通りの呼び方をするものが多いんでしょうかね?
後日、「ルスビー」という多肉を見つけて、「ルスビーは持ってないから、買っちゃお!」って持って帰ったら、すでに持ってた「銀天女」と同じだった…ってことにならないとも限らないし…
いや、oyageeだったらなりますよ、絶対に!
あわてんぼうで衝動買い好きだから、持ってる品種を確認しなくて、即座に買っちゃいますって…
「多肉には、何故2通りの名前が多く存在するのか…」は、また後日にでも改めて書かせていただくとして…
今、この銀天女に花が咲いてるんです!
この花が、他の多肉の花とはちょっと違う風貌をしております。
先日もお伝えしましたが、ピンクプリティーやブルーエルフなどの花は黄色やオレンジ色で、単色だったんですね。
この銀天女は、白っぽい色に赤い模様が入っています。
しかも、多肉には珍しく上向きに咲いてるんです。
以前、カランコエの花が下を向いて咲いて、「顔を上げて!」というブログを書きました。
で、先日もブログでピンクプリティーなどの花も下向きな画像を公開しましたが、この銀天女の花はチューリップのように上向きなんです。
まるで、山野草を見てるみたいです。
これはきれいですよ。
見ごたえあります。
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これが開いたばかりの花で、今日はたまたま上向きに咲いてるだけで、明日からは下向きになってたら、このブログはなかったことにしてください…