「庭がなくったって、ガーデニングできちゃう!?」 …ってことで、即席プチプチガーデン、誕生! ようこそ、「MY LITTLE GARDEN」へ!【oyageeの植物観察日記】

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うちには庭っていう庭がありません。

敷地いっぱいいっぱいに家が建ってる状況なんです。

家の回りに若干の空きスペースがあることはあるんですが、すべての土地がコンクリートで覆われてるんで、花や植物を植える土地というものがないんです。

だから、植物を育てるんだったら、鉢植えプランター栽培なんですね。

よく雑誌で見かけるオシャレなガーデニングをやりたい!と思っても、なかなか思うようにはいきません。

多肉は鉢で育ててるんですが、ネットや雑誌では地面に直接植え込んでたり、庭に地植えしてる場面をよく見かけます。

多肉って、雨にさらしても別にいいんだ真夏の直射日光もそこまで心配しなくてもいいんだ…って思ったら、多肉を地植えして育ててみたくなったんです。

地植えするなら、やはり土がないと始まらないですよね?

先ほど敷地はすべてコンクリートと言いましたが、土を敷いてる場所もあることはあるんです。

ほんの少しですが…

隣の家との境界線が溝になってるんですけど、うちの敷地はブロックを組んで、その上に家が建ってる状態です。

ブロックと言いましても、長方形の穴が3つ開いてるブロックはなくて、テトラポットのような三角形のブロックです。

あそこまで尖ってませんし、大きくありませんけど…

テトラポット風のブロックとブロックを並べてると、ブロックとブロックの間にはU字型のスペースができてるんです。

そのスペースに土を流し込んでるんですね。

流し込んでる土っていうのが、何十年も掘り起こしてない、替えてもない土です。

そして、観葉植物を植え替えて、不要になった土は置き場所がないんで、仮保管場所としてとりあえずここに移したりしてるんです。

ここです!

ここに多肉を植え込んでいこうと考えたんです。

だけど、多肉をいきなり雨ざらしにし、台風の時は強風に吹かれっぱなしで、もし大雨にでもなったら、水没してしまう場所です。

また、真冬はどうする? 霜が降りても大丈夫なの?…など、いろんなことを考えたら、なかなか行動に移せません。

多肉を植え込むのはひとまず置いておいて、まずは様子見ということで、小手調べ的にセダム、マンネングサ、ベンケイソウなどの脇役的存在多年草たちを植え込んでみようかと…

この子たちも、太陽光線が大好きだし、直射日光を当ててもそうそう参る植物ではありません。

また、冬に屋外へ置いておいても、それほど弱ったりすることがない植物です。

まず、手始めに脇役的存在多年草たち先陣を切ってもらいましょう!

植え込む場所は、夏場は日差しがガンガン当たりますが、冬場は太陽が傾きますので、隣の家の陰になり、朝夕は日が当たりません。

日照時間は短くなりますが、完全日陰ではないんです。

隣にはワイヤープランツが植わっております。

このワイヤープランツは、一昨年にミニポットに植わってた数本の苗木をここに定植したんです。

定植ではないですね…育てようと思って植えたんではないので、とりあえず移植です。

一昨年はワイヤープランツのミニポット鉢を作り過ぎて、処理に困ってました。

しかし、捨てるに捨てられず、枯れたら枯れたでそれでいいし、うまく育てば儲けもん…放っておいても育つでしょ…程度にしか考えてませんでした。

だから、雑草しか生えないような土に、適当に植えておいたんですよ。

今は、たたみ1畳ほどまで育って、これまた処理に困っております…( 01.

どうします? これ…

ワイヤープランツのすごい繁殖力に、oyagee、少々参っております…

ワイヤープランツがここまで生長するぐらいだから、脇役的存在多年草たちも育ってくれるでしょう。

まずは作業工程としては、ワイヤープランツ伸びすぎてますので、はみ出してる部分をカットしておきます。( 02.

ここに植物を植え込んでいくんですが、その前に…

土がよくありません……。

まずは、大きな石がゴロゴロしています。

また、枯れた根も混ざっています。

使用済みの土を鉢ごと移したんで、鉢底土や根やいろんなものが混ざり合ってる状態です。

これでは、植物を植え込んでも、石や根が邪魔をしてうまく育ちません。

ですので、ふるいにかけて、大きな石枯れた根、またゴミなどを取り除きます。( 03.-05.

次の作業工程は…

既に使用した土をここに入れておいたんで、養分が全くない土です。

ですので、腐葉土と、あと根の張りをよくするために苦土石灰を混ぜておきます。( 06.

注 意
 写真には「観葉植物の土」の袋が写っておりますが、苦土石灰の袋が破れて白い粉がポロポロ落ちるので、2重にしてるだけです。 観葉植物の土は入れておりません。

腐葉土、苦土石灰の分量は…

適当です。( 07.

腐葉土は、まあ適当でいいでしょう…

だけど、苦土石灰は、適量があります。

袋の裏面には、適用分量をしっかり記載されております。

だけど、読むのが面倒くさいし、「〇〇リットルの用土に△△グラム」とか書かれても、さっぱりわかりません。

土を掘り出して、土の量をいちいち計るわけにもいかず、苦土石灰だって、グラムで言われても、そもそもうちには秤やスケールっていうものが存在しませんし…

体重計でさえ、常備してない家庭なんです…

プチガーデニングの第1陣として「試し」にやってみるのもありますので、これでうまくいけばこの量でもいいし、うまく根付かなければ、次からはもっと養分の多い土や苦土石灰を足したり減らしたりすればいいわけですから…

そして無精者ですので、この中で腐葉土と苦土石灰を混ぜちゃいます。

本当は、別の容器に移してしっかり混ぜ合わせた方がいいんです。

しかし、面倒くさがりなんで…

土がサラサラなんで、スコップを高速回転させれば、よく混ざってくれるでしょう。( 08.-09.

最後に、スコップの裏などを使って平らにしておいた方が、これから植え込む植物を植え込みやすいです。( 10.

さて、メインの植物の植え込みですが、今回は脇役的存在多年草を試しに植えてみます。

今、脇役的存在多年草は40種ほど手に入れて、ひそかに増殖中なんです。

その中でも、もっと増やしたい、もしくは、狭いプランターでは蔓延しすぎて困るので地植えにしたい…というのを吟味して、リトルミッシー子持ちレンゲ斑入りタイトゴメパリダム(もしくはポスティム)の4品種に地植え頑張り隊!の先陣を切ってもらいましょう。

まず、子持ちレンゲは、以前は小さな素焼き鉢で育ててました。

すると、途中からせりあがったようにひょろひょろの株になってしまうんです。

子持ちレンゲって、太い根が1本出るんですね。( 11.

その根が底に到着したら、どうもひ弱になり、株が徒長するような習性があるようです。

…って勝手に想像してるんですけどね。

だから、一度地植えしてみて、様子を見てみます。

リトルミッシーと斑入りタイトゴメは、どちらも葉に色がついており、葉に模様があったり、斑入りだったりで、多肉の寄せ植えには大変重宝する脇役的存在多年草です。( 11.-12.

いざ寄せ植えを作る時に、足りない!ってことがないように、なるべく増やしておこうと思い、今回地植えすることにしました。

ま、これから夏の終わりぐらいまでは、多肉の寄せ植えはしないつもりなんで、今すぐ必要になることはないですが…

今は、多肉があまり紅葉してないんで、きれいな寄せ植えができないんです。

また、これから梅雨になり、真夏になった時に、株同士が密集するようなギューギューの寄せ植えを作ると、一発でダメになっちゃうんで、涼しくなる秋ぐらいまでは控えておきますね。

もう1品種は、パリダム、もしくはポスティムだと思います。( 13.

これ、側溝で拾ってきてoyageeが側溝セダムと名付けた「モリムラマンネングサ」並みに蔓延ります。

収拾がつかないんです。

今、脇役的存在多年草10品種を1つのミニプランターに植え込み、これを4鉢ほど作ってるんです。

パリダム(もしくはポスティム)は生長が著しく早くて、プランターの半分はこの植物で覆われてしまいました。(※写真のプランターではなく、別のプランターです)

ミニプランターで育てるのはちょっとばかり無理がありますので、地植えにしてみようかと…

地植えでも、蔓延るだけ蔓延るんでしょうけど…

パリダム、もしくはポスティムも、紅葉時期になると薄いピンク色のような薄紫色のような淡い色に色づくんで、多肉の寄せ植えのワンポイントとして植え込むには大変重宝するんですよ。( 14.

だから、ちょっと厄介者ですが、増殖目的で地植えしてみます。

同じように、放っておけば蔓延るだけ蔓延ってしまう側溝で拾ってきたセダム・モリムラマンネングサよりは断然使えます(笑)

以下が、脇役的存在多年草の植え込み行程です。

植え終わったら、必ず水やりをしておきましょう。

多肉とは違って、こういう植物は水を欲しがる性質ですので、すぐに水をやっても大丈夫です。

4種とも数苗~10苗ほどしか植えてないので、まだスッカスカの状態で土が丸見えです。

見られるようになるまでは、最低でも1か月以上かかるでしょうか…

これだけでは寂しいんで、小物を使ってアレンジしました。

「MY LITTLE GARDEN」にようこそ!

飾った2点は、セリアで購入したグッズです。

こういうグッズをいつか使いたいなと思ってましたが、こんなにかわいくておしゃれなグッズを飾れるぐらいの花壇がこれまでございませんでした。

狭い場所ですが、こういうのが1つ、2つあることで、雰囲気が違ってきますよね。

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以上、ブロックの隙間を使って即席プチプチガーデンを作ってみよう!でした。

このプチガーデンが、今後どういう風になっていくのか、随時ご報告いたします。

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