半野良猫界の女帝・マライア様にチュールを上げたら、あまりの美味しさに鼻水垂らす!?【半野良猫物語】

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oyageeは、猫よりも断然犬派です。

猫は嫌いなんです。

気まぐれだし、わがままだし、自分が何かある時しか寄ってこないし、用がなくなったら、すぐにどっか行っちゃうし…

自宅の回りにいる野良猫にも、これまでいろいろと悪さされました。

多肉苗は荒らされるわ、きれいにふるって置いておいた土をトイレ代わりに使われてたこともありましたし、発情期になったら、夜中は野良猫どものギャーギャーミャーミャーうるさくって、寝れやしない…

だから、猫は大嫌いなんです。

…だったんです?

基地の回りには何匹か野良猫がいまして…

そのうちの2~3匹が懐いてしまい、最近、猫もかわいいな…なんて思い始めてきました。

野良猫と言いましても、完全な野良猫ではないんです。

元は野良猫でしたが、引っ越してきたお隣さんがすごく猫好きなご夫婦で、野良猫たちのえさもあげてるし、病院に行って検査もやり、虚勢避妊手術もやってるみたいなんですね。

だけど、元は野良猫…

家では生活しないし、基本は外での活動。

食事をしたらぶらぶらとその辺を歩き回るので、だから、半分だけ野良猫の「半野良軍団」の集まりなのです。

えさも、別のご近所の人たちも好き勝手に与えてるみたいです。

基地では、メダカを飼ってるんです。

アロエのおやっさんから借りてるバカでかい水槽に…

お隣の猫好きのご主人が、「メダカの水槽に網か何かをかけてた方がいいよ。猫が水を飲もうとするから… 近所の人からから揚げとかをもらった時には、口の回りが油だらけになってて、メダカの水槽に油が浮いてメダカが死ぬよ」って聞かされたんですね。

また、お隣のお饅頭屋さんのおばさんも、お饅頭屋さんが休みの時にうちの店に来てくれたことがありまして、ちょうどその時に猫が店内にいたんです。

「あら、猫ちゃん、今日はここにいたの? エサ、持ってきてあげればよかったね~」って言ったんですよ。

だから、ご近所にかわいがられてる野良猫たちなんです。

ここにいる野良猫たちは、地域の住民に理解されて世話をしてる野良猫…「地域猫」のようです。

猫が基地に遊びにくるにつれ、ちょっとかわいいな…って思うようになってきました。

これまで猫に一切興味なかったんで、猫の習性とかかわいがり方とかあげていけないえさとかを全然知らないんです。

だから、ネットで猫についていろいろと検索してましたら、最近、記事で猫関連のページやブログが表示されるようになりまして…

その中の一つで、「愛猫が夢中になるチャオチュール」とかページを見つけて、画像がスティック状のえさを両手で抱えてペロペロ食べてる猫の画像だったんです。

「めっちゃかわいい!」

「うちに遊びに来てる猫も、あんな姿、やってくれないかなぁ? マジやってくれたら、100%猫好きになる!」と断言したいほどかわいい姿だったんです。

今、頻繁に遊びに来てるのは、図体も態度もでかいマライア様…

【21.07.22のブログより】

そして、きなこ色したちび猫… 名前は、「みぃちゃん」

【20.05.09のブログより】

今日は、この辺の野良猫界の女帝として君臨する「マライア様」にチュールというえさをやってみようと思います。

今日は、隣の部屋でジャンクガーデンのあるものを作り変えてました。

ジャンクガーデンの棚にしてる木箱がくすんできてまして…

先日の長雨で濡れたんですね…

そして、この木箱って柔らかいも木材から作られており、どうも水分を吸収しすぎる木のようで、カビのようなものが生えたんですね。

カビ防止の塗料に変えて、あとはラッカーでコーティングし、雨に濡れにくいもう少し高い位置に配置する作業をしてたんです。

この時点でマライア様は、oyageeがパソコンや雑貨作りをする作業机の椅子に陣取ってます。

「ちょっとぉ!早くえさをちょうだいよ!お腹減ってるんだから!」と言わんばかりの鋭い眼差しで見つめてまして…

こんな鋭い目力と圧で、その辺の野良猫を追っ払ってるんですよ。

こんな目つきでじぃーと睨まれたら、人間様だってビビっちゃいますよね…

この木箱が、ジャンクガーデンに設置してた木箱なんですが、黒ずみが目立ちますよね。

この前までは全然気づかなかったのに、お盆前後の10日ぐらい続いた長雨の後、こうなっちゃったんですよ。

これをまずは塗り直しますが、先にマライア様にチュールを上げて、どんな反応をしますか…

まずは、未開封のスティック状のチュールを差しだしてみたら…

「クン、クン、クン… これ、食べ物?」

「臭わないんだけど、美味しそうな予感もするし…」

「もうちょっとこっちに差し出さなきゃ、わからないじゃあないの! もっと嗅がせてちょうだい!!」

「まだ空いてないのに、なんだかおいしそうなにおいがするわ…」

「これ、どうやって食べるの? こう?」

「それとも、こう?」

「はいはい、わかった。あげるから。 お座りして!」

マライア様って意外とわかる子で、「お座りして」と言うと引き下がり、床にちゃんとお座りするんです。

封を切って、中から液状のえさを押し出し、マライア様に近づけたら…

瞬殺で食い付きました!

「やだ、これ? おいしいじゃあない!」

「意外といけるわね、これ!」

「何、これ、マジうま! やばすぎー!!」

「思わず牙をも向く、くせになる味だわ、これ…」

「うますぎて、思わず後ろ向きに卒倒しそうよーーーー!!!」

「マ、マ、マライア様ー! 大丈夫ですかー??? 倒れなかった?」

「大丈夫よ! 私が気絶するはずないじゃあない! だって、うますぎるんだもん、これ!!」

「マ、マ、マライア様ーーーー!! あのぉ、お鼻から何か出てますけど???」

「え? 何? なんですって?」

「だから鼻から何かが…  鼻水垂れてますーーーって!」

「え? ウソ?」

「やだ、私としたことが… ごめんあそばせ」

「だけど、これ、やばいわ、やめられない!!!!」

「マ、マ、マライア様ーーー! だから、またお鼻から出てますって!」

「ひょへ? 何? 何が出てるの? 鼻水? またぁ? やだぁ、もぉ! ひょへー!」

以上、「マライア様にチュールを上げたら、美味しすぎて鼻水が出ちゃった」の巻でした。

他の猫には威張り散らして、人間には媚び売って甘える「かまってちゃんのマライア様」ですが、おちゃめなところもあるんです。

最後の画像、何度見ても笑えません?

元気がないとか落ち込んだ時は、これ見て元気づけられますよね。

というか、この「ひょへ!」のマライア様の顔を想像しただけで、思い出し笑いしちゃって…

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最後になりましたが、あれは鼻水ではなく、食い意地張ってるマライア様だから、がっつきすぎて鼻に液状のチュールを付けてしまっただけですから、あしからず…

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