入院生活17日目 [病院食でオムライス]【腰部脊柱管狭窄症の入院生活blog】

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【天気】 

気持ちいい目覚め…  快適な朝だ!

昨日までとは打って変わって、スッキリした朝を迎えられた。

スッキリした朝が迎えられたのは、天気のせいではない…

病室だよ、病室! 同じ病室の入院患者…

睡眠時間はさほど変わってないだろうけど、
一緒に過ごす同室患者でこうも違うとは…

昨日、最悪な病室から変わったんです。

快適な病室へ移りましたー!\(^o^)/

今回の同室メンバーは、
前回も一緒だった糖尿持ちの話しやすい大工のおじさん、
嫌みのないおしゃべり好きのおじいさん(76才)、
任侠映画に出てきそうな風貌だが、実は優しくて、
話が好きな強面おじさん(推定60代)の御三人。

みんないい人そうだし、前の同室者達は月とすっぽんだよ。

適度におしゃべりして、自分の時間も持て、就寝後はとっても静か。

寝息ぐらいしか聞こえない。

こんなに違うもんの?

引っ越してきた病室も最高です!

ナースステーションから一番遠い位置にあるから、
足音がバタバタうるさくないし、
今日はあいにくの天気だけど、東側の部屋で東に窓があって
5階の病室だから朝日がきれいに拝めるだろうし、
天気がいい日は最高だと思う!

部屋もメッチャ広いんだ。

この病棟は、東西に平行して部屋が並んでるけど、
一番東側の端っこに4人部屋の病室が2部屋だけある。

この4人部屋が他の4人部屋より1.5倍ぐらいの広さがあるようだ。

前の部屋は、隣同士になってるベッドとほとんど引っ付いてる状態で、
隙間っていう隙間がなかった。

隣の人と添い寝してるしてるような状態で狭かった。

カーテンで仕切っても、向こうが何をしてるのか、
気とか雰囲気で察することができるぐらいの至近距離なんだ。

今回の部屋は、隣のベッドとベッドの間に結構な空間があって、
そこに各自のテレビ台を置ける。

テレビ台を置いてもまだ余裕があって、
もう1つぐらいベッドを置けるんでは?ってぐらいの幅がある。

これだけのスペースがあれば、十分にプライベート空間を確保できるよ。

しかも、反対側のベッドとの間にある通路は、
歩行器2台が余裕ですれ違える幅がある。

前の部屋は車椅子や歩行器1台が通るのがやっとだった。

この部屋、1人あたり4畳半ぐらいのスペースは確保されてるんじゃあない?

特別室で追加料金が発生しそうなぐらい贅沢な部屋ですよ、ここ。

退院までこの部屋でこのメンバーと平穏・安泰に過ごしたい。

やっぱり窮屈で気遣いの必要な入院生活なんだから、
ストレスを感じないのが一番だよ!

ここ数日は、午前中はすることなくて暇。

したいこともなくて、退屈。

早く外出許可が出れば、あちこち出歩くんだけど、
歩行に不安定さも残るし、まだ先だろうなぁ…

午後4時頃に、理学療法士が迎えに来て歩行訓練。

5階から階段を使って3階まで行き、
別の階段から3階から5階へ戻るコースにトライ。

階段の上がり下がりはだいぶ慣れたが、
やっぱり上がりより下がる方が苦痛を感じる。

降りた時の反動で多少の振動があり、その振動が今回手術した部分に響き、
埋め込んだ器具や骨や肉が擦れ合うのがわかる。

いやな痛さだ…
理学療法士と歩きながら、今後のことを聞いてみた。

まず、自転車は腰に負担がかかるんで、当分NGらしい。

健康な体の時は開脚して胸が床につくほどの柔軟性があったが、
前みたいに開脚して胸が床につくほどの柔軟性は取り戻せるのか?の問いには、
「ハイ…時間はかかりますが…」との答えだった。

歯切れが悪かったなぁ。

もしかして、不可能なのか?

退院したら、すぐにでも筋トレを始められるか…の質問には
「腰に負担がかからないものだったら大丈夫です…」の答え。

腰に負担がかからない筋トレなんてある?  ほんのごく一部でしょ?

要は、退院後もいっときは安静にしておけ!ってことなんだね?

リハビリの後はシャワーを浴びました。

昨日入浴を手伝ってくれた看護師に
「明日のシャワーは一人でも大丈夫ですよね?」って聞いてみた。

看護師は、「シャワーだけだったら問題ないと思います。
ただし、入浴用コルセットは必ず着けてください。
それと、足や背中などを洗う時に、腰を捻ったり曲げたりすると
非常に危険ですので、その時は一言看護師に声をかけてくださいね」って
言われました。

今日は足や背中は洗わないし、とりあえずシャワーだけの予定なんで、
一人で入浴することに決めた。

シャワーを浴びる前に、鏡で背中にある手術痕をチェック!

できなかった…

手術痕を鏡越しに見るってことは、
コルセットを外さなきゃ見れないってことに、今、気づいた。

だけど、コルセットを外して立つことは、まだ禁止なのね。

コルセットなしで鏡の前に立つことは、現段階では絶対に無理だよ!

手術痕の確認は、もうちょっと先に延期するよ…

今日の昼食はオムライスです。

病院食でオムライスだよ?

おめでたそうな料理だけど、何かの記念日?  病院の開業記念日?

食事が運ばれて来た時に「オムライス!」って声出しちゃったよ。

すると、隣のベッドの菅原文太似のおじさんは、
「今日はお子様ランチなんか?」って愚痴ってた…

そして、「ここの病院食でうめぇと思えるのは、豚の角煮だけや!
あとはつまらん…」ってドスを利かせながらおっしゃってる。

俺、豚の角煮、苦手なんですけど…

ついでに、ここの病院食、結構おいしいと思ってるんですけど…(-_-;)

文太兄貴とは話が合わないかも?

病院食でオムライス、たまにはこういう子供じみたメニューもいいんじゃあない?

だけど、チキンライスを卵で巻くような手の込んだメニューにしないで、
ただのチキンライスでもよかったんじゃないの?

やっぱり今日が特別な日だったんで、オムライスだったのか?

夕食後、さっきのオムライスで意気投合できなかった
隣のベッドの文太兄貴と何故か話が合い、意気投合し、
閉め切ったカーテン越しに2時間雑談。

ここにきて急接近だよ。

文太兄貴は、同室だった糖尿持ちの大工のおじさんと
仲良かったみたいだけど、
大工のおじさんは2月末の昨日午前10時に退院していきまして、
話し相手が欲しかったんじゃあないかなぁ?

文太兄貴とは、手術のこと、生命保険のこと、病院のこと、
リハビリのこと……いろいろ話をした。

地元はお隣同士の市だってことがわかり、
同じ整形外科の手術で、入院や手術は1週間のズレぐらいで他はほぼ一緒だし、
リハビリも同じ先生、これから退院に向け診断書を書いてもらって、
生命保険会社に書類を提出しなきゃならないことも一緒…

いろいろと話が弾みました。

会話はカーテン越しで、お互い顔も見ずに話してたのがなんともおかしいけど、
そろそろ寝る時間だし、お互いのベッドに行って、
1つのベッドに2人並んで腰掛けて、ガールズトーク風や
オバちゃんたちの井戸端会議風に話をするほどことでもないしね(笑)

これでも、二人とも一応は「男」だし… おっさんやし…(^^;

年が結構離れてて、しかもここまで初対面で
同じ病室になってそんな日にちも経ってないのに、
こんなにベラベラ喋ってくれ、
こっちからも遠慮なく喋れるおじさんって、今まで存在しなかった。

俺たち、もしかして気が合うかも?

2時間も話してたら、もう消灯時間の午後9時になってしまった…

毎日寝る前に書いてるblog、
今日は全然書いてなくて、更新できない…(^^;

髪型や骨格、顔のつくりは映画俳優の菅○文太さん風なんだ。

でもよく見ると、目とか口とか顔パーツは高○健さん?
顔は渋くて怖く、態度や風貌もできれば近寄りたくない存在…

「男は何も言わずに黙って……」タイプだね。

まさしく、昭和の任侠映画スターじゃん!

若い頃は女を泣かせてたタイプかもね?(笑)

どことなく俳優の野○将希と國○隼にも似てる。

なんていうか、雰囲気が、オーラが…

だけど、雰囲気が文太さんに一番似てるんで、
これから「文太兄貴」さんと呼ばせていただきます。

一見気難しくて、取っつきにくそうだけど、
実は、根はすごく優しいオヤジさんなんだ。

夜中のトイレに行くのに、足音立てずに、物音も立てずに、
気を使いながらこっそりトイレに行く姿を、俺は見逃してはないよ。

前の部屋の自己チューなわがままオヤジのことを話したら、
共感してくれて、一緒に闘ってくれるって言ってくれたし…

文太兄貴、自己チューなわがままオヤジの前に仁王立ちして、
「なめたらいかんぜよ」とか決め台詞言ってくれそうだけどなぁ…

文太兄貴、頼もしいなぁ!

あの自己チューわがままオヤジとは、もう関わることないと思うけど…(^^;

文太親父は61才、まだ現役でお勤めしてるらしい。

しかし、入院中のため、休職中らしい…

年齢のわりには背が高くて、体がゴツい。

肉体労働系の職種かな?

今回は、左の股関節に器具を入れる手術をしたみたい。

俺、文太兄貴から30代に見られてた。

本当の年齢を言ったら、文太兄貴はいきなり、
俺の名前を「君付け」から「さん付け」に変えっちゃったよ…

そこまで気を使わなくても…

風貌に似合わず、ホント気遣いができるし、心優しいなぁ。

文太兄貴の方がだいぶ上ですので、「君付け」で呼んでいいですよ。

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