入院生活25日目 [初めての外出]【腰部脊柱管狭窄症の入院生活blog】

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【天気】  のち 

昨日、外出届をお願いして、今朝、「外出・外泊許可申請書」を出した。

すぐに外出許可が下りたんで、午前9時から外出してきた。

手術後、初めての外出です。

外の空気が吸えるよー!\(^o^)/

外気を肌で感じることができるー!

寒いと思ってたが、それほど寒くない?

春がそこまできてるんだと実感…

外出の目的は、外の空気を吸って気分転換したかったのと、手術後の体でどれぐらいの距離が歩けるか試したかったのと…

あとは、あとは……お菓子を買いたかった。(^^;

病院内の売店は、値段が高いし、食べたいお菓子がないんだよね。

甘党には、お菓子を食べないと耐えられない。

だから、病院から2kmほど離れたディスカウントショップまで歩いていってみることにした。

このディスカウントショップは地元にもある店舗でよく行ってて、どういうお菓子を取り扱ってるかだいたいわかるし、食べたいお菓子があると思ってね。

それに、2kmの距離の歩きぐらいはリハビリを毎日やってんだし、今の俺の体力だとお茶の子さいさいだと思う。

でも、術後初の外出で、いきなり2kmは無謀かなぁ?

やっぱり無謀だった… (-_-;)

病院内は平らな廊下なので何分でも歩けたので、外の歩行も大丈夫かと思った。

しかし、外の道路は水平であっても多少デコボコしてるし、傾斜のところもあるし、車道と歩道の段差もある…

いろんなものに気を使いながら歩いてるみたいだ。

さらに、「正しい姿勢を維持しながら歩かなきゃ! 体のバランスを崩さないように…」って考えながら歩くと、自分でも気づかないうちに体幹を必要以上意識してしまい、知らないうちにカラダ全体が力んでしまってた。

それが腰へ大きな負担になってたみたいな気がする…

歩いているうちにだんだんと腰が痛くなり、股関節も痛くなり、体力を大幅に消耗…

最後はもう体がもうバテバテ状態……。

俺って、こんなに体力なかったの? (>_<)

帰りはヘタヘタヨレヨレになりながら病院まで戻った。

戻りの残り1km、歩くのも苦痛になって、足が前に出なくって、もう少しでタクシーを呼ぼうかと思ったんだから!

片道たった2kmの距離でこんなに疲れてたら、ホントに社会復帰できるのかよ? 心配だ………

歩いてる途中、梅の花や菜の花が咲いてたが、歩き疲れ、腰の調子がどうもよくなかったんで、春の花を楽しむ余裕が全然なかった…

手術後の初めての外出は、予想外の展開だった。

想像以上に過酷な外出でした。

術後初めての外出なんだから、回りの風景を楽しみながら、春を見つけたら写真を撮ったり、人間ウォッチングしたり…と楽しむはずだったが、とんだ誤算だった。

病院内で、東側の階段を5階から1階まで降り、今度は西側の階段をまた5階までの上がるコースを連続10往復する、毎日の日課のリハビリが朝飯前のお茶のこさいさいだったもんだから、片道2km,往復4kmの買い物距離なんて楽勝だと思ってた。

入院前のまだ健康な状態の時、それぐらいの距離をジョギングで平気で走ってたりしてから、 「俺にできるよ」 「簡単だよ」 「体力は昔のように戻ってる」 「問題ないよ」って自己暗示だけでまったく無謀だとは思ってなかった。

それが、とんだ大違い!

写真はほとんど撮れないし、春の風景を楽しむする余裕なんてこれっぽっちもなかったなんて…

まず、思うように歩けなかった。

思ったほど歩けなかった。

どんなに平らな道路でも、多少のデコボコや微妙な傾斜などがあり、体が少しでもどちらかのサイドに寄ったり傾くと、体の重心もずれる

それで腰に負担がかかってたんだと思う。

で、腰が思いの外ダメージ受けたんだと思う。

歩き始めてすぐに痛みが出てしまったんだ。

あと、肩掛けバッグを斜めにかけてたのも、腰に負担になったんだろう…

財布と免許証、通帳などちょっとしたものしか入ってない軽いバッグだが、ずっと同じ肩に斜め掛けして歩いてたんで、終始片方に重心が寄ってたみたい。

右肩、左肩、右肩、左肩…とたまに掛け替えてあげればよかったんだけど。

体の重心がずれてるっていうのは、腰には悪影響だね…

あと、すごく気になったのが……

信号機のない道路を渡るのが怖かった。

「車がまだ遠くだから、十分渡れる…」

健康な体の時だったら、道路を横切るなんてほんの2~3秒あれば一気に突っ走れる距離だし、まったく問題ないが、今日はジワリジワリの歩きしかできないんで、マジに怖かった…

車道に足を一歩踏み出したはいいが、急げないし、走れないし、まだ渡りきれてないのに、「え? 遠くで走ってた車がもうそこまで来てる…」

……ってことが何度かあった。
慌てて、小走りで渡りきっちゃえ!ってことが今のこの体じゃあできない…

歩くスピードがまだ一般歩行者より全然遅いんで、「邪魔にならないように…」なんて気を使いながら歩くこともあった。

至近距離を通り過ぎる自転車やバイクも怖かった。

とっさの時に避けようと思っても、今のこの体と腰じゃあ、絶対に避けきれない。

「危ない!!」って条件反射的に脳は理解するが、体がすぐに動いてくれないんだよね。

特に足や腰、主に下半身がすぐに動いてくれない。

脳はわかってるのに、体が直感的に伴わない……

体が不自由な生活…

社会の中で、改めて身障者が置かれてる立場がわかった気がした…

毎日車いすや松葉杖で生活する人達のご苦労がよくわかりました。

手術しても、足の筋力さえ落とさなければ、退院後は普通に生活できると思ってたが、完全に甘かったな…(/ω\)

病院内では問題なくても、一歩外に出てみれば、いろんな障害物があり、問題も発生する…

ホント、結構長いリハビリ期間が必要かも?

社会復帰できるのはいつなんだ?

ホントに社会復帰できんのか?

4kmって、これまでだったら、軽くジョギングする距離だよ。

それなのに、四苦八苦しながら歩いて、異常なほど疲れて、俺って、前みたいな体力まで回復できるのか?

外出から戻り、病室に戻ったら親が来てたみたいだ。

すれ違いで会えなかった…

昨日、メールで「そろそろ退院予定だから、必要ないものを持って帰って欲しい。あと、退院までの4~5日分の着替えも必要かも…」って入れてたんで来たみたいだ。

午前中の外出があまりにも体に堪え、疲れが出ていまい、昼飯を食ったら昼寝をしてしまった。

普段、昼寝はしないんだけど…

あと、昨夜同室のジイさんのイビキのせいで、全然寝てなかったのも影響してるかもしれない。

昼寝をしたせいで、午後からのスケジュールがだいぶ狂ってしまった。

午後1時からの温熱治療が1時間遅れの午後2時からになり、完全にお疲れモードなんで、今日の階段上り下りのリハビリは中止

疲れて微熱もあるみたいなので、夕方のシャワー浴も中止

外出がこんなに疲れてるんだったら、退院後の生活やリハビリを理学療法士の先生とマジに考えていきたいよ。

夕食にジョアがついてた。

懐かしいねぇー!

あれ? 昔より酸っぱくなってない?

前はもっと甘ったるかったような気がするんだけど…

あれれ? いつの間にかジョアが「飲むヨーグルト」になってる…

ジョアって、飲むヨーグルトだったの? (^^;

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