5月のゴールデンウィークに植え替えたサンセべニアが、あまりブログに登場してませんよね?
うまく育ってないんじゃあないの?って思ってませんか?
大丈夫です!
5月31日に発根事実を確認しましたから。
「しわしわの葉のサンセベリア、発根事実を確認! ラジャー !!」(17.05.31更新)
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その後、何の音沙汰もなく1か月ほど空いてしまいましたが、順調ですよ。
他の植物ほど見た目ではっきりわからないんですよね、サンセベリアって…
姿は、植え替え当時とそれほど変わってませんから…
ですので、今日はゴールデンウィークに植えたサンセベリアの健康診断を行います。
あの時は4鉢植え替えてますので、4鉢すべてチェックしてみます。
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サンセベリアの葉を視診と触診するだけで、根がしっかり張ってるかどうかある程度わかりますから。
4鉢とも個別に問診してみましたが、3鉢の葉はパンパンのガチガチに張っていますね。
葉の生育は、指でつまんだだけですぐにわかります。
葉の厚さ、張り具合、硬さが全然違うんですよ。
しっかり根が張って順調ならば、葉が肉厚で、硬く、色もツヤツヤしてる。
悪かったら、葉が軟弱で、軟らかく、色が白けている。
例えるなら、文房具の下敷きですね。
根が張って元気のいい葉なら、プラスチックの下敷きで、根が張ってなくて元気がない葉なら、塩化ビニルの下敷きのようなんです。
それぐらいの葉の硬さが全然違います。
3鉢は、株を持って軽く左右に揺すっても、びくともしないぐらい根が張ってるようです。
中心から新しい芽も出てきています。
これは、去年からある芽ではなくて、植え替えてから出始めた新芽ですね。
色がきれいですし、傷や汚れも付いてませんから。
この3鉢の健診結果は「異常なし」…
今のところ、問題なしで「正常」です。
01. | この3鉢は異常なしです。 |
02. | 中心から新芽が伸びてきていますね。 |
1鉢……、一番大きな鉢のサンセベリアは、調子がよくないのか株が大きく揺れます。
根がしっかり張れてないようです。
葉も、他の3鉢はパンパンに張って頑丈なのに、この鉢の葉だけは軟らかくて、グニャグニャ曲がるんですよ。
株も不安定ですね。
根がしっかり張ってないんで、葉や株に元気がないんだと思います。
この1鉢は、「A:異常なし」「B:要注意」「C:要経過観察」「D:要再検査」「E:要精密検査」「F:要治療」「G:治療中」「H:即入院」の判定結果のうち、「D:要再検査」ですね…。
根が張れてないのは、サンセベリアの株に問題があるのか、土に問題があるのか、ちょっと調べてみました。
この鉢、大きくて高さもあるので、土を鉢いっぱい入れると重たくなるんですよ。
だから、底の方に少しだけ発泡スチロールを手で割ったものを入れてるんですね。
発泡スチロールを入れることで、多少軽くなり、持ち運びが楽になりますので。
その上に、小石を入れてるんですよ。
小石と言っても、oyageeのサンセベリアの土は「ぼら土」なんですけどね…
そのぼら土がうまく発泡スチロールの間に入ってってないみたいなんです。
細くて長い棒を土の深くまで差し込んでみたんですが、途中からすぅーっと抜けるような部分があるんです。
土の中に空間がありますね…
ここで応急処置をします。
- 土に細い棒を差し込んで、空洞部分を見つけます。
. - 空洞が見つかったら、棒を抜かずにそのまますり鉢で擂り粉木を使って何かを擂る要領で円を描くようにグルグル回転させます。
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※ 手動のコーヒーミルでコーヒー豆を挽く感じと言った方がわかりやすいでしょうか?
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- 空洞までの細い通路ができますので、ここに細かい土、小さいぼら土、細粒の赤玉土などを入れて、空洞まで流し込みます。
. - 細い通路ですし、土がなかなか落ち込みませんので、棒は抜かずにそのままグルグル回転し続けてください。 回転の勢いで、小石はコロコロと下へと滑り落ちていきます。
この作業をやっても、完全には空洞は塞がってないと思いますが、多少は空洞埋めには効果あると思います。
あまり激しくしますと、出ている根を傷めたり、もしかして、地中では小さな子株がすでにできてるかもしれませんし、子株を傷つけることになりますので、十分注意して行ってください。
※ あまり株元の近くで行うよりは、鉢のふち付近でやった方が根や子株を傷つける心配も少なく、安全かもしれません。
これで様子を見て、他の3鉢と生長が明らかに違えば、また別の対処法を考えたいと思います。
数日後に、葉がパンパンになり元気を取り戻してるか、E:要精密検査ですね…。
精密検査の結果次第では、最悪の場合、F,G,Hを通り越して、「I:即時手術」になるかもしれません。
一度掘り起こして、再び埋め直すことになるかもしれませんね…