モンステラの挿し木をそろそろやろうかな…と考えてました。
植え替えは、5月28日に何鉢かを選別して、その日に植え替えをしたんですね。
- 植え替えも大詰め! ついに大御所モンステラの出番!さてと、どれを植え替えるか? (17.05.28更新)
しかし、その後の状態があんまりよくないんですよ。
モンステラはどんな土でも根を簡単に張ると思ってましたから、古い土だけを使って植え込んだんです。
そしたら、鉢底穴に敷いてる鉢底ネットに細かい石が詰まってしまい、水やりしても水が全然捌けないんです。
また、大きな株をそのまま移植したんで、株の下や根の隙間に土がしっかり入ってなかったみたいで、葉の色が悪くて、生長も悪くて、ちょっと前に植え替えをしたんです。
土の選択をミスってしまいました。 完全に失敗でした…
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で、今日は、モンステラの株の植え替えではなくて、挿し木をします。
この時期から挿し木をするのは、ちと遅いかもしれません。
今年中に、ある程度大きな株になることは見込めないと思います。
これは来年用です。
モンステラがいくら生長が早い植物だといっても、もう8月です。
今から根を出させ、根が出た後は鉢に定植し、根付かせて、それから生長…と考えると、今年はもう間に合わないですね。
来年、一人前のモンステラの株になってもらうため、今から、一から育てたいと思います。
今、育ててる鉢はどの鉢もあまり納得いかないモンステラなんです。
葉の色が悪い、株が乱れてる、生長が悪い、徒長してる…と、どれもよくないんです。
だから、今日挿し木をして、これから作ろうと思ってる鉢は、納得がいく鉢に仕上げます。
今、育ててるモンステラって、多いだけであまりかわいがるような鉢がないんですよ。
1鉢ぐらいは納得がいく鉢に仕上げたいですからね。
でも、いきなり納得いく鉢にはならないですね…
時間がかかりますし、まずは根を出させてなくてはいけません。
どうやって根を出すか?
それはもちろん、oyageeのお得意の水挿しで今回も行きます。
モンステラは、水挿しで簡単に根が出ます。
しかも、暑いこの時期でも大丈夫!
切り取った株に根がなくても大丈夫!
さらに、葉っぱが全部なくても大丈夫!
せっかく伸びてた気根を切っても、大丈夫!
根は出てきます。
節からも出ますし、切った気根からも新しい根が出てくるんですよ。
この時期だとほぼ100%根が出てくれますので、根が出た時点で鉢へ植え替えようと思っています。
ただ、注意点が1つ…
水挿しをするんですが、今の時期は猛暑・酷暑で気温が非常に高くなります。
水の温度も、放っておくと水温が上がるんですね。
夜も、熱帯夜が連日連夜続くと、水温がなかなか下がらないんですよ…
ずっと生温かい水に浸けておくのは、モンステラの株にはよくないんです。
1週間も放っておくと、株を低温でじっくり茹でたようになってしまい、腐ってきますので、こまめに水替えをしましょう。
水替えをする理由は、「清潔な水を保つ為」というよりは、「冷たい水に常時浸けておく為」という考えがいいかもしれません。
もちろん、汚い水よりは清潔の水の方がいいですけどね。
水替えする時間帯は、夕方がオススメです。
朝、水を交換しても、日中で一気に気温が上がりますので、水温も必然的に上がります。
水が高温になった状態が、夕方から、夜、夜中、そして早朝まで続きます。
モンステラの株を半日以上ぬるま湯に浸けておくのは、ちょっと酷かもしれません。
日中に水温が上がりますので、夕方に新しい水を交換してあげると、モンステラはひんやりとした冷たい水に浸かったまま夜中過ごすことになりますから、こちらの方が生長が期待できると思います。
夕方に水替えした方が効果的だと思います。
根は簡単に出ますし、根が出たらすぐに鉢に植え替えますので、oyageeはペットボトルに水を入れて、そこにモンステラの茎を入れておきます。
今までの水挿しと違うのは、これまでの水挿しはドラセナ・コンシンネなどの細い茎やクワズイモなどの比較的小さい株でしたので、500mlのペットボトルを半分にカットして使ってたんです。
しかし、モンステラはでかくて幹も太いので、少々の風でも倒れないよう、多少の衝撃にも耐えられるよう、2リットルサイズのペットボトルを半分に切って、ここに水を入れて、モンステラを挿しておきます。
あとは邪魔にならない場所、そして直射日光の当たらない場所、さらに風通しのよい場所で管理して、毎日水を替えするつもりです。
たくさんの鉢の中から今日の茎挿しに選んだモンステラは、先日素晴らしいシルエットを披露してくれたモンステラと、もう一つは土から伸びてる茎がただ単に切りやすかったという理由で選んだモンステラ、この2鉢になりました。
どちらも、葉柄がついてた節の部分を2~3個残してカットします。
切り取った株に葉がついてますが、大きいし、傷んでます。
また根を出させてる期間、植え替える時にも邪魔になりますのでカットします。
それに、大きな葉を付けたままだと、これから水挿しした株が根を出すのに負担が大きすぎます。
なるべく葉数を少なくして、株の負担を軽減してあげましょう。
1枚ぐらい残してもいいし、天芽部分から新しくて若い芽が出てきますので全部カットしたも大丈夫です。
あと、長く伸びた気根もカットします。
長い気根は水挿しの容器に入りませんし、植え付ける時も大変です。
それに、長い根のまま植えますと、すぐに鉢の中で根詰まりを起こしますので、長い根や気根は切っても大丈夫です。
ただし、挿し木に不安がある方、株が1鉢しかなくて失敗したくない方、根が出てくれるか心配な方は、根や気根は必ず残してあげてください。
01. | 今回の挿し木はこの2鉢で行います。 |
02. | 先日、太陽光線で素晴らしい影を披露してくれたモンステラ。こちらの株を茎挿しします。節を1~2つ残しておきたいのでこの辺でカットします。 |
03. | もう1鉢はこちらのモンステラ。こっちも、節を1~2つ残しておかないと根が出る場所がありませんので、この辺でカットします。 |
04. | 気根が出てすでに土まで到着して、土の中で根が張ってる状態です。この気根を残しておくのなら、株を掘り起こさなないとこの気根は抜けないほどしっかり埋まってます。埋まってる気根は切っても大丈夫です。 |
05. | 挿し木をする株ができました。 |
06. | 土まで埋まってなく、空気中に伸びてただけの気根も、邪魔になりますので切ります。この気根はすでに20cmほど伸びてまして、水挿しに、そして鉢に植える時に邪魔になりますので、こちらも切ります。もちろん、残しておいても問題ありません。 |
07. | 大きな葉も、なるべく株の負担をなくし、根を早く出させるために取り除きます。 |
08. | あとは水を入れた容器に挿して終わりです。管理場所は、邪魔にならなくて、直射日光の当たらない、風通しのよい場所で管理してください。 |
それでは、根が出たら報告させていただきます。
根が出なかったり、他の問題が発生した時も、とりあえず報告いたします…(苦笑)