真冬に強行突破で植え替えたサボテンがありました。
今年の1月の一番寒い時でしたね…
覚えてませんよねぇ…
oyageeも忘れておりました。
これです。
何故、忘れたかと言いますと、うまく育たなくて、枯れてしまったからです…
まん丸のサボテンと、手前のガステリア「子宝」は元気なんです。
問題は、右奥のサボテン君なんですよ。
逆光で見えづらいですね?
アップにしてみますと…
枯れてますので、簡単に土から抜けます。
抜いてみましたら…
あちゃーー!
完全に干乾びてます。
緑色が辛うじて残ってる2つの子株は、復活の道を探ればなんとかなるかもしれませんが、なんとかならないのがサボテン…
このサボテンは、セレウスベルヴィアヌスという品種です。
通称「セレウス」でいきましょう…
このセレウスの植え替えは、ただの植え替えではなくて、茎元がフニャフニャに腐り、枯れかけ寸前のサボテンを復活させるための植え替えでした。
何が悪かったんでしょうか?
腐った部分をすべてカットしたのち、切り口を乾かし、何日か後に土に植えた…という、サボテンの植え替えマニュアルでよくある手順通りにやったんです。
もしかしたら、切り口にまだ傷んだ部分が残ってたのかもしれません。
傷んだ部分が少しでも残ってれば、そこから蔓延するとでも言いますか、伝染するとでも言いますか、腐敗し続けるんです。
これを完全に断ち切らなきゃいけなかったんですが、それができてなかったのかもしれませんね。
もしくは、別の理由があるとするならば、水やりを全くしてなかったこと。
「サボテン = 水は一切必要なし」という図式が頭の中にインプットされてまして、全然水やりしてなかったんです。
どこでこんな間違いを覚えてしまったのか、記憶にございません。
小さい頃から、サボテンは砂漠に育つもの、砂漠だとカラッカラで水がない、そういう場所で育つから、サボテンって水が必要なくても枯れないんだ…みたいな間違った管理方法を今でも引きずってきているようです…
未だに、サボテンの水やりのタイミングがわかりません。
観葉植物なら、鉢土が乾いたら…
多肉植物なら、葉にしわが寄ってきたら…
これで十分間に合うんです。
枯れることはほぼありません。
だけど、サボテンはどこを見て判断し、水やりするんでしょう?
顔色は一切変えないし、いつ見ても至ってクール…
鉢土はいつもからっからだし、だけどカラッカラじゃあないといけないし…
水浸しだったら、いつか絶対に根腐れしますよね?
水やりのタイミングがわからない…でここまで来てしまい、枯れてしまったのではないかと思ってるんですが…
どっちにせよ、枯れたものは枯れたもので、もう復活はしません。
諦めます…
ただ、このセレウス君っていう品種は、ご覧の通り、脇芽をどんどん出すタイプなんです。
サボテンの典型的な形ですよね。
2本ぐらいは緑色の部分が残っており、これが何とかまだ踏み止まってくれてるようなので、これを何とかしようかと…
だけど、今日はしません。
また後日にでも…
半分、投げやり? 諦めてます?
…そうかもしれません(苦笑)
腐ったセレウスベルヴィアヌスを植え替えた1月3日に、脇についてる子株を7つほど土に挿して、差し穂もしたんです。
これはどうなってるか?
こちらも全滅ですね…
サボテンの株分けの方程式は…
(子株が萎れすぎてる + 小さすぎる) × 寒い時期 = 成功率0%です。
冬に株分けはやらない方がいいでしょう…
今日紹介するセレウス君は、以前ブログに一度だけ登場しました。
「子株をミニチュアバケツに植えてみたが、一向に根が張らずに株が倒れかかっており、ダメ元で掘り起こしてみたら、発根が確認できてラッキー!」のあのセレウス君です。
※ 画像下の番号は、当時のブログでわかりやすいように記載されてるだけですので、ここではスルーしてください。
このブログは、去年の11月30日のことでした。
このセレウス君、冬の間は一向に動きがなかったんです。
サボテンって、寒いとやはり成長も止まっちゃうんですね…
でも、暖かくなってきたら、徐々に動き始めたようです!
あそこにも、ここにも、そこにも、いろんなところから小さな芽がボコボコ噴き出してきました。
小さな脇芽がじわじわと、きてます、きてます、Mr.セレック?
これこそ、ハンドパワー! …ならぬ、サボテンパワー!
どこかで聞いたようなフレーズ?
若い人は知らないでしょうね、きっと…
oyageeがハンドパワーなんて使ってませんよ、このセレウス君の自力でここまでなってるんです。
ただ、動きが非常に遅いですね…
1日に1ミリどころか、10日で1ミリも伸びてないのかもしれませんが、たまに見ると、じわじわと大きくなってるようです。
サボテンって、思ったほど大きくならないんですね…
一人前の株に生長するのは、1年じゃあ無理?
5~6年かかるんではないです?
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気長に待ちましょうよ、このセレウス君が一人前になってくれるまで…