多肉の永遠のギモン… どうして多肉はこんなにたくさんの名前があるの? 「ブリトー」にまんまと騙された !?【oyageeの植物観察日記】

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あまり行かないホームセンターに寄ってみました。

ここのホームセンターの園芸コーナーは、冬の間は全く変わり映えしなく、目新しい植物や興味がそそられる鉢植えも全然入荷してなかったんです。

多肉の品種もそれほど品揃えがよくないし、たまに寄って観葉植物を買うぐらいでした。

本日もまず園芸コーナーに寄ってみたんですが、相変わらず代わり映えしない陳列でしたね…。

本館には用がなかったんですが、多肉の寄せ植えにできるような容器や食器がないか、あとDIYコーナーで塗装ペンキでも見ようかと本館まで足を踏み入れてみたんです。

すると、いきなり、多肉!多肉!多肉! これこそ、春の多肉祭り!

本館の店頭の一番目立つ場所に、しかも結構エリアを広く確保されてるじゃあないですかぁ!

まるで特設会場で掘り出し市をやってるような状態です!

思わず、駆け寄ってしまいましたよ。

多肉に興味を持ってる人って、意外にいるもんですね?

2~3人が足を止めて、手に取って見たり、眺めてるんです。

それでも、買う人はいなくて、数点見た後は立ち去るんですが、oyageeが痛い腰をかがめて多肉を1鉢1鉢じろじろと見てるもんだから、「何があるんだろう?」「なに、売ってるの?」って他のお客が物珍しそうに寄ってくるんです。

oyagee、完全に客引き状態です…

全く見たこともない、もしくは名前はなんとなく知ってたけど、実際には一度もお目にかかったことがない多肉がずらりと並んでるじゃあないですか!

片田舎のホームセンターでここまで多肉に力を入れてくれるのはうれしいこってす。

一気に品揃えが豊富になって、こんなに多量の多肉を目の当りにしたら、クラクラめまいがします…

テンション上がりまくりで、どこかぶっ飛んでいっちゃいそうですよ。

1鉢が200~300円だと一人で買い占めるぐらい買い漁っちゃうんですけど、ちょっといいものになると500円前後で値段を見ずにかごには放り込めません。

珍しそうな品種は、700円や800円しちゃってますから、なかなか大人買いするまではいかないです…

ここは厳選に厳選して2品、多くて4~5品目ぐらいしか買えませんね…

選んだ3品は、こちら!

どれも、我が家の新入りさんたちです。

個別に紹介していきます。

まず、真ん中の赤いのは、ペペロミアグラベオレンスです。

これは、品定めしてる時に「これは絶対にGET!」って決めてたものです。

約700円で高めだったんですが、赤い葉の色に一目ぼれしてしまいました。

それに、いま育ててるペペロミアのニパドラにそっくりなんですよ。

葉の形状が、ドロップキャンディーのような、オムレツのような形が特徴ありますよね。

だけど、管理や増やすのが難しそうな品種っぽいです…

2つ目は、左側のエケベリア属アガボイデス・プリドニス(グリーンフォーム)です。

これ、通称とか呼び名はどこの部分なんですか?

いちいち呼ぶ時には、「エケベリア属アガボイデス・プリドニス(グリーンフォーム)を増やします」とか、「葉挿ししたエケベリア属アガボイデス・プリドニス(グリーンフォーム)に根が出てきました」とか言わなきゃいけないんでしょうか?

色は渋いです。

ちょっと前にブログで「大和錦」を紹介しましたが、あの品種に似てます。

葉が分厚く、硬くてがっちりしてて、まるで亀の甲羅のようです。

少々のことでは、葉が折れたり傷ついたりしません。

ただちょっと存在感が異色で、どことなく癖のある多肉に見えますので、寄せ植えには不向きそうです。

単体鉢で単品で育てた方がいいかもしれませんね。

最後は、右側のセダム属ブリトーです。

これ、一瞬、ビアポップじゃん!って思ったんですけど、名前がブリトーなんです。

ブリトニー・スピアーズじゃあないですよ、ブリトーです。

玉つづりやビアポップ系で、セダム属の新しい品種なんでしょうか?

だけど、ビアポップとどこがどう違うのか見分けがつきません…

これは買って調べてみる価値あり!ということで購入しました。

だけど、色も形も、ビアポップのまんまなんですよね…

かすかに葉の一部が赤みがかってるんです。

これはもしかして、ビアポップの斑入り種ではないんですか?

ビアポップ錦とか?

ネットで調べましたら、ビアポップは別名「ブリトー」と言うらしいんです…

えー? そうなんですか?

ビアポップなら、買わなきゃよかったです…

ビアポップ、今、大量生産中で、ブロンズ姫の次の多いんですから…

去年の夏にながーーーく伸びた新玉つづり(ビアポップ)をカットして、葉をすべて葉挿ししてるんです。

全部では100個ぐらいあって、そのほとんどに、いま根が出て、芽が吹いてきてるんですけど…

斑入りのビアポップならともかく、普通のビアポップなら、これ以上いらないんですけど…

明日、返品しちゃあだめですか?

こんなんなら、まだ持ってない他の品種を買えばよかったと、後悔しまくりです…

ブリトーがビアポップのことならば、この多肉、「ブリトー」「ビアポップ」そして「新玉つづり」と3通りの呼び方があることになります。

多肉って、どうして1つの品種に名前が幾通りもあるんですか?

呼び名は1つ、もしくは2つまでにしてくれなきゃ、初心者タニラーの皆さんは混乱すると思いますよ。

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こんなミスをやらかしたのは、きっとoyageeだけではないはずです…

一度は経験あるんではないでしょうか?

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