多肉植物で、「ヒメシュウレイ」という品種があります。
そのヒメシュウレイをもらったんですね。
どういう字を書くかというと、「姫秀麗」
ところで、多肉の中でも「姫」が付かない「秋麗」という別の品種があるじゃあないですか…
これは、「シュウレイ」らしいんです。
この「秋麗」を、oyageeはずっと「あきうらら」だと呼んでいました。
パソコンやスマホで「あき」「うらら」と文字を打ち込むと、「秋麗」って変換できるんですよ。
だから、読み方はずっと「あきうらら」だと思っておりました。
「あきうらら」の方が多肉の名前っぽくありません?
「ヒメシュウレイ」の話は戻りますが、多肉に「シュウレイ(秋麗)」があるから、ヒメシュウレイの漢字も「姫秋麗」かと思ったら、「シュウ」が「秋」ではなく「秀」の方を使った「姫秀麗」なんです。
だけど、たまに「姫秋麗」になってることがあり、「秋」を使った品種名で見かけることもあります。
どっちが正解なんですか?
答えはいずれ分かる?
それとも、どっちも正解?
これはひとまず置いといて…
今回は「秀」の漢字を使った「姫秀麗」で進めていきます。
うちには、この「姫秀麗」の株が結構あちこちにあるんですよ。
気づいたら、「これ、そうじゃね?」「あれもそうなん?」「ここもじゃん!」っていう事態になってるんです。
まず、もらった分…
これ、姫秋麗としてもらったんで、「姫秋麗」とネームプレートをつけてるんですけどね。( 01.)
そして、ここにも…
緑色が強く葉がぷりぷりしてますが、これも「姫秀麗」らしいんです。( 02.)
さらに、去年の11月頃からミニチュアバケツを使って多肉の単体鉢を作り、年末に「タニ・コレ」を開催しました。
48品種の多肉が勢ぞろいしましたよね。
48鉢の中に「姫秀麗」に似た多肉があるんですよ。( 03.)
ただ、この3株の姫秀麗は、同じ環境で育ってきたのに、手前の緑色の葉の2株と奥側のピンク色の1株と色が違うんです…
どっちかが姫秀麗で、どっちかが姫秀麗ではないのか?
それとも、色は違うけど同じ姫秀麗なのか?
さらにさらに、去年クリスマスの寄せ植えを作る時にビニールポットに植わってる多肉の「寄せ植えMIX」というものを十数鉢買ったんです。
1鉢に10品種ほど植わってましたが、一切名前がついてありませんでした。
この寄せ植えから色がきれいな多肉を厳選し、長方形で陶器製の花器にぎっしりと植え込んだんです。
そして、飾りとしてトナカイとサンタの人形を飾ったあの寄せ植えです。
この中に、淡いピンク色のような半透明の緑色のような多肉があるんですけど、これも姫秀麗なんでは?( 04.)
これ、全部、姫秀麗ですか?
これは調べなくてはいけません!
どういう風に調べるかというと、同じ場所で同じ環境で管理すれば、全部「姫秀麗」だと同じ株になると思うんです。
もし、違った品種が混じってるとすれば、違ったように育ってくると思うんです。
だから、1つの鉢に植えて、同じように日光に当て、同じように水やりして観察していきます。
そうです、今回は姫秀麗だけを植え込んだ「姫秀麗丼」を作ります。
苗の数が少ないんで、小さめの器を用意。
これ、最近セリアで見つけたんですよ。( 05.)
オープン缶です。
なんちゃってオープン缶です。
だって、ふたが開いたようになってますが、これ、おひさま型のブリキ板を缶にビスで接続してるだけなんです…( 06.)
缶はブラックです。
黒色が淡い色の姫秀麗に不釣り合いなんですけど、大きさ的にちょうどいいんでこれに植えて、経過観察をしていこうと思います。
ちょうどきれに納まりましたね。
で、最後の撮影をしてた時に、ふと思い出したんです。
実は、今年の1月に多肉の鉢を大人買いした時がありました。
その中に、姫秀麗と思われる多肉の鉢があるんですけど、これ、ネームプレートが「セダム」と書かれてるだけで、詳しい品種名が一切かかれてないんです。( 07)
2鉢買ってるんですが、どちらも葉の形は全く一緒…( 08.)
なのに、1鉢は薄い緑色で、もう1鉢は焦げたような緑色で、色がまったく違うんです。
2鉢とも部屋に置いてて、同じ環境で過ごしてたのに、色が似てこないんですよ。
この後、薄い緑色の方は日光浴&スパルタで育ててみようと、真冬に寒い外に出してあげてたんですね。
すると、薄い緑色がほんのりピンク色になってきました。
だけど、色がまだ全然違いますよね…
もしかして、この2鉢は、品種が違うのか?
姫秀麗の特徴は、葉がとにかく取れやすいんです。
すぐに取れます… 脆いですよ。
先ほど植え込み作業をしてる時にも葉が取れましたし、撮影してた時に葉の先にちょっとゴミがついてたんで取り除こうと触ったら、葉が落ちました…( 09.-10.)
しかし、発根率、発芽率も高いです。
すぐに根や芽が出ます。
土に置いておかなくても発根します。
実際、この2鉢は段ボールを半分にカットした箱に入れて置いてたんです。
別に触ってもないのに葉が落ちまくってて、その場所で発根・発芽しております。( 11.)
サボテンのイガイガの隙間でも、生き延びようと発根してます(笑)( 12.)
姫秀麗は土がなくても、ほぼ発根しますね…
これが「姫秀麗」ならば…ですけど。
色の違うこの2鉢が、本当に「姫秀麗」なのかを確かめたかったんですよ。
この「姫秀麗丼」に一番先に植えなきゃいけないのに、植えるのをすっかり忘れておりました。
なので、急きょ、もう2株追加です。( 13.)
両サイドが少し開いてますので、ここに1株ずつ植え込んでみます。( 14.)
どの苗がどこに植えたのかわからなくなりそうなので、鉢番号を記載しておきました。
これまで全く違った環境で育っていた「姫秀麗」と思われる6通りの多肉さんたち、これから一緒のように育てたら、果たして、同じ色、形になってくれるのか?
それとも、どれかは違ったように育ってくるのか?
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これはちょっとばかり見ものじゃあないです?
どうなるか、乞うご期待です!