どうも、樹木系の観葉植物の調子がよくないんです。
…と言うのも、冬越しがうまくいかなかった模様です。
もっと詳しく言うと、今冬に突入する前の去年の晩秋ですね、外に出してた観葉植物の取り込みが完全に遅すぎた結果でこうなってしまったようです…。
12月上旬、木枯らしが吹き始めた頃も、「まだ元気だし…」とか、「葉がまだ青々してるし…」という理由で、気温が10度以下になる頃まで外に放っておいたんです。
そろそろ取り込んであげようかな…とやっと行動に移したのが12月の中旬ごろ…
その時に行動に移しても、時すでに遅し…です。
観葉植物はすぐには弱ったりはしません。
しかし、寒さに耐えきれなくて弱り始めた頃に、慌ててももう駄目なんです。
一度弱り始めたら、ほぼ復活は無理ですね…
取り込むのが完全に遅かったですね…
その一番の象徴がサンセベリアです。
今年の冬は特に寒くて、12月ぐらいに症状が出始めたんです。
ほとんどの鉢のほとんど株がバタバタと倒れてしまいました。
いつもなら、春になってから、あれ? 凍傷でやられた?と気づくぐらいなんですが、今冬は最強寒波と呼ばれる日が多く、厳しい寒い日も長く続いたことも影響し、暖房の部屋に置いてたサンセベリアまでやられてるんですよ。
めまいがしそうなぐらいショックな出来事です…
これは、またご報告するとして…
樹木系の観葉植物の状態もよくありません。
ジャカランダ、ベンジャミン、クロトン…
いつもの年は元気なガジュマルの木さえも、弱ってます。
ジャカランダ、ベンジャミン、クロトンは、秋ぐらいから葉が一枚、また一枚と落ちていき、今は寂しい状態です。
特にジャカランダとクロトンはほぼ葉がなく、丸坊主状態で、さらに枯れてる鉢もあります。
冬の間は、oyageeの室内に取り込んでたジャカランダの鉢があります。
シダのような葉を持つ植物ですが、こちらも1枚も葉が残っておりません。
1月には葉がすべてなくなっておりました。
復活は諦めてたし、放置状態でしたね…
たまーーに室内の観葉植物に水やりするときに、土がカラッカラでしたので水を差してたんですけど、何の動きもなかったんです。
春になったら、外へ出して、枯れたジャカランダは鉢から掘り起こし、鉢は次の植物を植えるために水洗いし、土は再利用するために別の容器に移し、枯れた幹は捨てようと思ってました。
3月の下旬ごろから、何となく幹に張りが出てきたんですよ。
と言って、葉とか芽は一切出てません。
一か八かで、1週間ほど前に外に持ち出し、思いっきり水やりしたんです。
そしたら、最近、小さいですが、芽が吹いてきてるんです!!!
ジャカランダ、本来の姿…(別のジャカランダの去年の画像より)
それも、葉の枝(葉柄)がついてた節の部分全部から!!!!
このジャカランダ、生きてます!
ジャカランダ、復活したンダ???
ジャカランダ、復活ジャン!
葉がすべて落ちたからって、諦めるもんじゃあないですね…
1週間前に水やりした土が、だんだんと乾いてきました。
まだそれほど暖かくはないんで、ここで水やりすると、根腐れを起こしてしまう可能性があります。
樹木系の植物は、土が乾いたからと言っても、すぐに枯れるものではありません。
土が完全に乾いたのを確認してから水やりしても、遅くはありません。
また水分を欲しがるほどの真夏のような暑さでもありませんので、慌てて水やりしなくても大丈夫。
土の表面がしっかり乾いてから3~4日後に水やりした方がいいでしょう。
水やりはもう少し後にしますね…
ここでちょっと異変に気付いたんです。
鉢土の表面が、やけにフカフカになってません?
柔らかい土を使ってるわけでもないのに、ホイップクリームのように盛り上がった状態になっています。
これは、もしや?と思ったんです。
片膝をついて地面に向かって叫びました!
「ブラジルの人聞こえますかー!」
違います、片膝をついて鉢に向かって叫びました!
「土の中の生き物、聞こえますかー!」
これは、もしかして、あれですよ、あれ…
あの生き物です。
苦手な人は、「戻る」ボタンでお戻りください。
硬くて細い棒で土を挿してみたんです。
すると、抵抗なくすぅーーと入っていくんですね。
ありとあらゆるところを差してみたんですが、鉢の中がスカスカです。
中に空洞やトンネルができてますね…
で、細い棒を使って土の中を突いたり、耕したり、こねくり回したり、ほじくり返してみました。
出来てましたよ、あれが!
真っ白なイモムシです!!!
去年から、このイモムシの被害の襲われてるんです。
去年、コーヒーの木にもいましたし、ヘゴ仕立てにしたポトスの鉢にもいたんです。
このポトスは枯れましたね…
このイモムシ、根っこを食べるのかどうかはわかりませんが、鉢の中で活動的に動き回るんで、根が張りかかってる観葉植物も、なかなか根付くことができず、枯れてしまうことが多いんです。
このジャカランダも、せっかく新芽が吹いてきてるのに、このイモムシのせいで枯れたりでもしたら、泣くに泣けません。
即刻、排除です!
さて、このイモムシをどうしましょう?
その前に…
このイモムシはいつからこの鉢の中にいたんでしょうか?
冬の間は、ずっとoyageeの部屋に置いてたジャカランダの鉢なんです。
と言うことは、約4か月間、oyageeはこのイモムシ君と一緒に寝起きを共にし、生活を共にしてたってことですか?
丸いフォルムがかわいすぎて、情が移ってしまったかもしれません…
この後、どうなったかと言いますと…
- 4か月間も一緒に暮らしてきた家族同然のイモムシ君だから、かわいそうなので、再びジャカランダの鉢の中へ戻してあげた。
- 植物には害虫だが、退治するのはかわいそうだから、戻ってこれないぐらいの遠くへ行き、逃がしてあげた。
- ちょうど3時だったんで、おなかもすいてきたことだし、一度ぐらいゲテモノ食いをしてもいいかなと、3時のおやつとして焼いて食べた。
- 隣のうちとの境界線に狭い溝があり、ここにカニが生息してるので、カニのえさになった。
さて、正解は?
結果は、ご想像にお任せします…
このイモムシ君は、買ってきた元々の土に住みついていたのか?
それとも、植物を外で育ててるから、このイモムシの成虫が何なのかわかりませんが、成虫がいつの間にかこの鉢に卵を産み、ここを住処にしたのか?
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どっちにせよ、勘弁してください…
好き好んで飼ってたわけじゃあないですから…