多肉植物って、冬の寒さよりも、夏の蒸れの方が要注意なんです。
多肉関係で知り合った友達とかも、「これからの時期、夏の蒸れは怖いよね~」って言ってましたし、実際、去年蒸れでダメにしてしまった多肉達も多々あり、今から戦々恐々としてる状態です。
そんな中、すでに恐れていたことが出始めてきました。
先日、ライムベルの苗の葉が透明になったり、意味なくポロッと落ちてしまう現象をブログでお伝えしたんですが、また別の品種が危ない状態です。
危機的状況ですよ。
どの品種かと言いますと…
「樹氷」です。
この写真の樹氷は、まだ何とか大丈夫なんです。
しかし、他の樹氷が、目を覆いたくなるぐらいの状態になってます。
半年前の寒い時期に、多肉の寄せ植えをいろいろと作りました。
その寄せ植えに「樹氷」も結構たくさん使ったんです。
寄せ植え当時の樹氷は、すごい丈夫で、葉なんて全然取れそうになかったのに、今はちょっと触れるだけでポロッと落ちてしまいます。
まずは、1月に生の多肉と人工の植物を使い、寄せ植えを作りました。
真ん中にきれいな色した樹氷が見えますよね…
今はこんな状態です。
どっひゃー!
超悲惨です。
いろんな株が悲惨ですけど、一番悲惨なのが「樹氷」なんです。
他の品種は、日照不足での徒長気味だったり色が悪かったりするぐらいですが、樹氷だけは株元が腐って枯れてるんです。
他は、胴切りや葉挿しで仕立て直すことができます。
しかし、樹氷だけは茎自体が軟らかくなっており、これはもう再起不能かもしれません…
そして、やはり1月にオレンジ色のでっかいマグカップに多肉を植え込んだ寄せ植えがございました。
今はこんな状態です。
こちらも乱れてることは乱れてるんですが、先ほどの寄せ植えよりは何とか頑張って踏み止まってくれてますね。
しかし!
一番でかくて目立ってた「樹氷」だけが超悲惨なんです。
表向きの顔は、問題なく見えますが……
裏に回ってみると…
何故か、歯抜け状態…
これじゃあ、歯抜けではなくて、「葉抜け」ですよね。
株元の下葉の、しかも外側ではなくて内側の葉がすべて軟らかくなって、落ちてるんです。
まだ落ちてない葉を触ってみましたが、ポロポロと落ちちゃいますね…
まあ、落ちる葉は、色が明らかにヘンで、見るからにダメな葉ですけど、どうしてこうなっちゃうんでしょ?
これって、やはり蒸れが原因なんじゃあないでしょうか?
冬の間はずっと室内に置いていたため、春になったら外へ出し、日光浴をさせてました。
そして、雨にも打たせたんです。
まだ肌寒かった3~4月は問題なかったんですが、最近の気温の上昇とともに、湿度も高くなり、内側の株が密集してる部分が蒸れてしまい、葉が柔らかくなり、ポロポロと落ちる…
こう推測してるんですが…
外側の部分の葉は、ムチプリっとした葉で、茎にもしっかりついた状態です。
少々のことでは取れません。
だけど、葉が密集してる内側の葉だけが傷んで、落ちる…
葉の内側が蒸れたって考えていいんですよね?
蒸れ、ほんと怖いです。
今年の2月ぐらいから葉挿しを本格的に始めてます。
現在は、芽が出てある程度大きくなった葉挿しの苗は、鉢へと定植してる段階なんですけど、これが蒸れでダメになったら…なんて考えると、発狂し、気を失うかもしれません。
oyageeの多肉人生、終わりですよ…
「蒸れ蒸れ警報」と「水やり禁止令」が発令!
厳戒態勢が敷かれました!
高温や湿度が高いのは自然現象なのでどうすることができないですが、水やりは極力控えます。
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あとは、湿気とりぞうさんを大量に買い込んで、ありとあらゆるところに置いときましょうか?