冬の間のブログは多肉植物がメインになってしまい、観葉植物のブログはたまぁーーに更新があるぐらいでした。
植替えはほとんどなく、めぼしい観葉植物を手に入れたわけでもなく、ついつい多肉が主流になってしまってたんですね。
しかし、春になったんですから、ついに観葉植物も始動です!
これから寒くなる6か月間ぐらいは、観葉植物だって植替え、株分け、水挿し、変な虫が出た…など、動きますよ!
まずは、トラデスカンチアのブログからスタートです。
と言いましても、植え替えではありません。
’16~’17年の冬、トラデスカンチアの3品種とゼブリナ、そしてブライダルベールは、冬越しさせる鉢が1鉢も用意せずに冬に突入しておりました。
トラカンさんたちの鉢がない!と気づき、真冬に慌てて5鉢作ったんですね。
しかし、真冬に植え替え作業をしていいものか?
まあ、トラカン、ゼブリナ、ブライダルベールは寒さに強い植物ですので、なんとかなるでしょう…ってことで、5鉢作り、作った後は部屋に取り込んでおりました。
1月の植え替え直後の写真はこちら。
今はこんな状態です。
植え替え当初は、茎は細く、葉も貧弱、土も丸見え…
なんともみすぼらしい姿でしたが、今現在は見事に持ち直してますね。
だけど、まだ生育旺盛の頃に比べれば、寂しい鉢です。
特に、後方のブライダルベール(後方左)とゼブリナの発育があまりよくありません。
まあこれから暖かくなると、どちらもいやでも蔓延る植物だから、心配はありませんが…
ここでもうひと手間の作業を加えて、ボリューム感を出しましょう。
こんもりとなるように、ワンポイントアドバイスです。
なんか、趣味の園芸の講師みたいですね…(笑)
今回は一気に5鉢はやりません。
今日は縞模様が特徴のトラデスカンチアのみ行います。( 01.)
ワンポイントと言いましても、ほんと簡単な作業です。
長く伸びた茎を切ります。( 02.)
切る部分は、節(葉がついてる部分)を3~4つ残した部分で切ってください。
切り落とした茎の下葉を取り除きましょう。( 03.-04.)
鉢全体を見渡し、葉の茂り具合を見て、葉の寂しい場所や土が丸見えの場所に割り箸で穴を開けます。( 05.)
そこに切った茎を差しましょう。( 06.)
後は、割り箸などの棒を使い、穴を埋めるだけです。( 07.-08.)
最後にたっぷりと水やりしましょう!
すでに水やりしてからこの作業を行った場合でも、再度水やりした方が土と茎がぴったりと密着しますので根が出やすいです。
長い茎を切ったことで、この茎には天芽部分(芽の先)がなくなりました。
すると、生長しようと、今度は脇芽が出てきます。
脇芽って、すでに葉の下に存在してるんです。
いつ出てもいいように、芽が出る準備をしてるんですよ。
先ほど下葉を取り除いた時の画像がありますが、三角形になってちょっと色が違う部分がありますよね。(赤丸部分)
あれが、次に出てくる新しい芽… とうことは「脇芽」ということになります。
それも、ここ1カ所ではなくて、ツユクサ系の植物はありとあらゆる葉にこの芽が存在します。
天芽をかぐことで、2~3か所の節から一斉に新芽が吹きますので、葉の数がさらに増えてきます。
さらに、スペースが開いた部分に挿した茎もこれからグングン生長してきますので、葉の数がさらに増えて、こんもりと仕上がっていくでしょう。
ただ、今日作業したこの品種は、他のトラデスカンチアやゼブリナとはちょっと違い、放っておくとバカでかくなります。
だから、こんもり仕上がるかどうかは、正直微妙です。
次回は、トラカンのバリエガタかライム、ゼブリナ、もしくはブライダルベール、他の4鉢でやってみることにします。
なんで、よりによってこんもりにならない品種を一番先に選んだんでしょうね…(汗)
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以上、「観葉植物、ついに始動!」の第1発目、トラデスカンチアをこんもりさせよう!でした。