6月3日、そして11日と立て続けにアジアンタムの株分けを行いました。
どうも苦手意識のあるアジアンタムの植え替えや株分け…
2日間やりましたが、2回とも自信がないままやったんですよ。
「アジアンタムの植替え|どうも苦手意識のある植替えですが、ついに克服できるのか?」(17.06.03更新)
「アジアンタムの株分け|今回はマジです!本気です! 株分けの成功を祈って...」(17.06.11更新)
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何が苦手かというと、株分けや植え替えをした後にうまく育ってくれることがない…
株分け後、一度も芽が出なくて枯らしたこともあるし、細くて小さな芽が1本出ては消え、また1本出ては消えを3~4回繰り返して、その後は音沙汰なしっていうのばかりでした。
だから、新規でアジアンタムの鉢植えを買っても、植え替えや株分けがなかなかできずに、そのまま育てるってことがここ何年も続いたんです。
しかし、6月の地点でアジアンタムの鉢は数鉢ありましたが、どれも株が乱れて、根詰まり状態で水はけが悪かったんです。
で、今年、株分けに再チャレンジしました。
あれから1か月半ほど経ちましたが、どうなったでしょうか?
・・・って、よくアクセスしてくれてる方だったら、お分かりですよね。
アジアンタムのその後は、7月15日の「きのこの山」のブログでちょろっと書きましたから(笑)
- きのこのこのこたぬきのこ~♪ これがホントの「きのこの山!」リアルすぎます… (17.07.15更新)
6月3日の株分けの経過報告
6月3日に株分けしたは3鉢でしたが、大きな鉢のアジアンタムは新芽が出ております。
ミニサイズのビニールポットともう1サイズ上のビニールポットの方は、芽が出ておりません。
この2鉢はもうダメでしょうね…
6/3日の鉢の方が葉が多いので、ビフォー・アフターが逆みたいに見えますが、植え替え直後に葉を全部切り落とすのは少々勇気がいりましたので、新芽が出るのが確認できるまで2~3本残してたんですよ。
新芽が伸びてきたのが確認できたら、すでにあった葉は全部切り落としました。
新芽を伸ばす方が先決ですし、前の葉があるとバランスが悪いですし、前の葉に栄養分を取られるよりは、新芽の方に栄養を流したかったため、全カットしたんです。
株分けの株は、あまりにも小さいと成功しないらしいです。 ダメらしいんですね。
小さい株は根が少なく、根付きが悪いんでしょうね。
これは仕方ありません…
6月11日の株分けの経過報告
では、6月11日のアジアンタムは…
こちらも株分けして3鉢作りましたが、こちらは3鉢とも新芽が出ており、今も出てきております。
しかし、まだ勢いよくってほどではないんですよね。
新芽が中心から1本出て、ある程度葉が開いたら、また別のところから1本伸びてきてという、スロースターターで危なかっしい状態なんです。
まだ生命の活力というものを、アジアンタムの新株には全然感じられません。
いつか芽が止まるんではないか、いつか枯れちゃうんではないかというまだ不安定な状態であり、まだ油断は禁物の状態です。
しかし、アジアンタムは一度株分けすると、元の株ように葉がわさわさと茂ってる姿に戻るのは時間がかかるみたいです。
「半年後には、元通りに株になりますよ」みたいな話を聞いたことがあるんで、想像している以上に時間がかかりそうですね。
まともに見られるアジアンタムになるには、晩秋ぐらいでしょうね…
もう冬じゃあないですか… おっそいなぁ…
まだ元通りの姿には程遠いですが、
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以前失敗した株分けと、今回2回やった株分けで、何が違ったのか、自己分析をしたんですよ。
アジアンタム成功への注意点 [その1]
これまでの株分けと今回との相違点と言いますか、注意点、まず1つ目…
土に気を配ること!ですね。
以前は、買っておいた土を適当に使って植えてたんですよ。
昔は、「土は植物を植えられればなんでもいい」みたいな考えで、硬い土があったり、水はけの悪い土だったり、そういう土を使ってたんです。
他の観葉植物にも言えることですが、特にアジアンタムを植える時は、水はけのよい土がいいと思います。
今回は2日間ともバーミキュライトを多めに入れてるんです。
バーミキュライトは保水性と排水性、どっちも兼ね備えてますので、株や根にはもってこいの土の環境だと思います。
またバーミキュライトには通気性もありますから、根が呼吸しやすいですので、細い根を持つアジアンタムが生育するには好条件だと思うんです。
アジアンタム成功への注意点 [その2]
アジアンタム成功への注意点、2つ目は…
害虫に気を付ける!です。
害虫と言いましても、主にナメクジとカタツムリですね…
都会だとナメクジとかはそう簡単には出没しないと思いますが、田舎は多いんですよ。
どこにいるの?ってぐらいいますし、雨の日の翌日なんかはたくさん出没するんです。
またナメクジやカタツムリが住んでいそうな場所に住んでてても、室内の中で育ててるんでしたら、被害に遭うことはそうないと思いますが、oyageeは夏の間はすべての観葉植物を外で管理してますので、害虫に狙われやすいんですよ。
アジアンタムや、同じシダ類の仲間のプテリス、エバーゲミエンシスは速攻で狙われます。
しかも、これから!という大事な新芽や若い葉だけを食い荒らすんです。
新芽が伸びてきたな…って思った翌日には、柔らかい頭の部分がきれいになくなってるんです。
最初、ナメクジの仕業だとは全然気づかなくて、育ちが悪いな…ぐらいにしか思わなかったんです。
ある日、ナメクジが株の真ん中にいて、初めて「ナメクジが食ってたんだ」と気づくというありさま…
日中は活動しないんですよ。
活動するのは、暗くなった夜、そして夜中…
明るくなる朝が来る頃には、鉢の底に潜ったり、株元の見えない隙間に潜り込んで、身を潜めてる厄介者なんです。
そして、一度住み着いたら、結構その場所に居座ってるみたいなんですよ。
すぐには探せない、なかなか見つけられないというのが面倒くさくて厄介でしたので、今年初めてナメクジ駆除の薬剤を買い、粒状の薬を観葉植物の近辺にぱらぱらと撒きました。
すると、翌日には効果てきめん!
なん十匹というナメクジが捕殺されておりました。
薬剤にはナメクジの好きな臭いが含まれており、その臭いでおびき寄せ、その薬剤を舐めたらその場で即OUT!みたいな薬剤みたいです。
その捕獲写真、一応、BLOG更新するときに必要かな…と写真に納めてますけど、あまりにも多数のナメクジですので、公開するのは控えておきますね… 気持ち悪いと思いますから(苦笑)
しかし、外の害虫を100%捕獲するのは無理ってもんです。
ナメクジも駆除剤をばら撒いてても100%いなくなったとは限りません。
アジアンタム成功への注意点 [その3]
アジアンタム成功への注意点、3つ目が…
置き場所に気を付ける!です。
用心深いoyageeですから、ナメクジが這い上がってこれないぐらいの高い位置で管理してるんです。
ナメクジってどれぐらいの高さまでよじ登ってくるのかわかりませんが、エサがないと思えば、むやみやたらと登っては来ないと思うんですよ。
地面近くだと湿気が多くて恰好の棲み処ですが、高い位置だと湿地帯ではなくて、隠れ場所もないと思うんです。
だから、アジアンタムは180cmほどある棚の一番上で管理しています。
さらに、もし万が一アジアンタムの新芽を狙うために、180cmもの高さを這い上がってきた場合を備えて、アジアンタムの鉢の近くにはナメクジ駆除をばら撒いてるんですよ。
相当用心深いでしょ?(笑)
今回のアジアンタムの株分けは是が非でも成功したかったんで、王道の技からちょっとマニアックな技まで取り入れてみました…(爆)
この3大注意点を気をつけてたんで、アジアンタムの株分けは何とか成功したんでは?って思ってる次第です。
これで、ずっと苦手だったアジアンタムの株分けが、ようやく克服できたかなと思っています。
小さいサイズの2鉢の失敗が、少々悔いが残りますが…