oyageeが見つけた、誰も気づいてない「セロームの七不思議」【oyageeの植物観察日記】

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セロームなんですが、植替え後の生育がすごく調子がいいんです。

これまでセロームを何度植え替えても、うまく根を張らずに枯らすことが多かった。

枯れなくても、ようやく生き延びてる状態で、葉が次々と出てきてくれなかった。

これまで、植替えの苦手意識があったアジアンタム、クッカバラ、セロームのうち、セロームの植替えは克服できたかもしれません…(笑)

このセローム、育ててると、不思議がことがいくつかあるんですよ。

セロームを小さな鉢に植えてると、鉢の中で根がすぐに張り巡らせるんですよ。

根の発育が旺盛で、活発なんですよね。

だから、これまで土が悪かったせいで、根がうまく張れずに枯れることも多かった。

また、鉢の中ですぐに根詰まりをすることも多かったんです。

若い葉が中心から出てくるんですが、根に障害があったり、根詰まりすると、つやつやした緑色で活きのいい葉ではなくて、色の褪めた白っぽいような黄緑の色の葉が出てくるんですね。

01. 5/7の植え替え前の若い葉。全体的に白いですよね… これから出てくる新芽だけなんです。 緑の色素が全然なくて、脱色されたような、漂白されたような色です。新芽の時からこんな色でした。
02. 5/7の植替え後の若い葉。日差しを浴びてた写真ですが、光があっても、活力がないのがわかります。緑色してなくて、黄緑、もしくは黄色っぽいんですよ。

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見た目が潤いがなくてカサカサしてるように見え、触ってみても弾力がなくて乾いた紙のようにパリパリなんです。

例えるなら、湿気た海苔乾いた海苔のよう…

食べるなら、断然に乾いた海苔の方ですが、観葉植物の葉に例えると、湿気た海苔のように少しは水分があって潤いが欲しいんですよ。

セロームって、濃い緑色の葉が特徴ですよね。

若い葉も濃い緑色寄りのはずなんですよ。

色の変化がわかりづらい?

では、わかりづらかったら、伊藤園の「お~いお茶・濃い茶」のペットボトルを想像してください。

パッケージの濃い緑色のパッケージデザインを思い出してください。

それが、通常のセロームの葉の色なんですよ。

それが、根の発達が悪くて若い葉の色が、「お~いお茶」のノーマルタイプの黄緑色したパッケージのペットボトルの色になってる…と思ってください。

セロームを植え替えたら、ノーマルの「お~いお茶」のペットボトルの色から、「お~いお茶・濃い味」のペットボトルの色に変わった…

色の変化、わかっていただけました?

何故、緑色のはずが、脱色したような黄緑色になるのか不思議だったんで、ネットで「セローム・葉・黄緑」とかで検索してみたんですけど、ヒットしないんですよ。

「セローム・黄色」だとヒットするんです。

しかし、ヒットしたサイトは、セロームが枯れかけたり、病気になったりしたから葉が黄色になってるんですよ。

病気や枯れかけじゃあないんです、若い葉が出る段階ですでに黄緑色なんです…

oyagee的に考えた結果、

これは、土に問題があり根詰まりや根腐れによる酸欠生育障害で、酸素や栄養が葉まで行き届かなくて、緑の色素が失われこういう色になった……

と分析したんです。

多分、この葉を除去しても、次に出てくる葉はこんな状態だと思います。

この黄緑の葉は摘み取らずにこのまま置いといて、5月7日にこのセロームを株ごと新しい鉢へ植え替えたんですね。

植え替えた後は、土との相性が良かったのか、生長がいいんですよ。

そして、次に出てくる葉は、つやつやした光沢のあるきれいな緑色に戻ってるではないですか。

oyageeの推測してたこと、まんざら嘘でもないのかな?とか思いましてね。

ま、新しい土にしたら、新しく出てくる葉が正常な色になったのはそれほど不思議ではないんですが、今まで緑の色素が失われ、白っぽい黄緑色した葉に色素が戻ってきて、緑色に変化してるんですよ

こんなことって、あります?

最近、他の葉の色とほとんど変わらない色にまで蘇ってきている…

これって、摩訶不思議なことじゃあないですか?

葉が衰弱したり、さらに悪化の一途をたどるのならともかく、葉が正常の姿に戻ってるんですよ。

ほら、手首をぎゅーと握ってるとうっ血状態になって血が回らないじゃあないですか。

こんな経験する人って、そうそうはいないだろうけど…

血が回らないと、血色の良かった掌が段々と紫になっていきますよね…

経験ないから知らないですよね…

だけど、手首を握ってる手を放すと、血が通いだして、血色がよくなる。

「セロームの植替えも、今まで根が酸欠で酸素が葉まで行き渡らなかったけど、植え替えて根が元気を取り戻し、鉢土もきれいでふかふかの土で根が張りやすかったから、酸素や栄養を再び葉に送り出して、葉の色素が戻ってきた」
…と思っていいんじゃあんでしょうか?

当たってません?

葉が正常の姿に戻ることって、他の植物でもあります?

セローム以外では聞いたことがないです。

こんなことって、他の植物じゃあないでしょ?

5/21 植替えて2週間目、これまで気緑色一色だった葉ですが、葉脈の部分が濃い緑色に変化してきました。
5/26 さらに濃い緑色の部分が増えていっています。

5/28 葉の色がさらに濃くなってきています。葉脈から緑色に戻るって、何の意味があるのか? 不思議です…
6/9 葉の縁部分はまだ気緑色をしていますが、それ以外は濃い緑色にほぼ戻ったように思えます。

6/10. 植替えから1か月ほど経ちましたが、あの頃の黄緑一色の葉に比べれば、この変わりようは驚異的ですよね。
02. 若干戻るスピードがやや遅くなってきたように思えますが、これからも経過観察をしていこうと思います。

セロームの不思議なこと、まだあるんですよ。

最近、朝早く目が覚める癖がつきまして、日が昇る頃には起きだしてるんですよ。

そして、早朝から観葉植物チェックをしているんです。

数年ぐらい前までは、10分でも、1分でも寝ていたいって感じだったのに、外が明るくなる頃には目が冴えてるなんて、年を取った証拠でしょうかねぇ?(笑)

それで、朝、外に置いてる観葉植物を見て回って、土が乾いていたら水やりしたり、病気や害虫がいないかチェックしたり、変わったことがないか、とかをブラブラと見るのが楽しみになってるんですね。

セロームなんですけど、朝だから水滴がついてることが多いんですよ。

これは、モンステラ、クワズイモ、パキラやオリヅルラン、他の植物でも水滴がつくことがあるんで、不思議ではないんですが、水滴の付き方が面白いんです。

この水滴は朝露もあるでしょうし、植物の体内に溜まっている水分を葉から放出するという植物が持つ特性なのかもしれませんが…

モンステラ、クワズイモ、オリヅルランなどは葉の先端の尖った部分によく水滴がつくんですね。

パキラは、幹の途中でつくことがあります。

セロームは、葉の表面…

葉の表面に水滴がつくのはそれほど面白くもなんともなく、いたって普通なんですが、水滴がつくのが葉のくぼんだ部分だけなんです。

セロームの葉って、波打ってるような波形型じゃあないですか…

文字で説明するのは難しいですが、リアス式海岸みたいに葉のふちが出たり引っ込んだりしてますよね。

その引っ込んだ部分に、ポツンポツンと水滴がつくんです。

その水滴も、スポイドで数滴落としたような付き方なんです。

そこにだけですよ。 面白くないですか?

この特徴はセロームだけでしょ?

まだあるんですよ。

何鉢かセロームを植え替えたんですが、今回植え替えたセロームではなくて、ずっと同じ鉢で育ってるセロームがあるんですね。

そのセロームの葉が異様に垂れ下がるんです。

縦にまっすぐ伸びてくれないんですよ。

ネットや園芸店の店頭で見るセロームは、主幹から出てる葉柄(葉についてる柄の部分)がまっすぐ上に伸びててスマートでスタイリッシュなのに、oyageeの育ててるセロームは葉柄が曲がってだらしがなく、ブサイク

なんでまっすぐ伸びてくれないんでしょ?

なんでこんなに首をかしげるの?ってぐらい傾いてるんです。

まっすぐ育ってくれないんですよ…

不思議ですよねぇ。

これはoyageeの育て方が悪いだけで、不思議でも何でもない?

今のところ、セロームの不思議な部分はこれだけです…

七不思議でも何でもないって?

七つもないし…って?

いやいや、まだセロームの不思議はあると思います。

七不思議なんで、あと5つはあると思いますから。

見つかったら、またここで報告させていただきます。

報告がなかったら、「セロームの二不思議」ってことで…(笑)

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