先日の台風で、外に置いてた多肉の鉢はすべて室内へ取り込みました。
この台風は少しばかりやばそうでしたので、もしかして去年の台風の時のように大雨が長時間続き、1階が浸水し始めたら、1階に置いてる多肉たちを慌てて避難させないといけなります。
だから、今回は大事を取って、大事な多肉だけは前もって2階へとあげたんです。
水は家のギリギリのところまで来たんですが、浸水は免れました。
しかし、また次の台風が…
このまま室内に置いておくべきか?
でも、すぐにでも外へ出して風や太陽を浴びせてもあげたいし…
今の季節が多肉にとっては一番いい時期なんです…
日中はあったかいけど、夜になると冷え込むっていう環境が、多肉の生育環境にもってこいなんですよ。
…なんて、多肉のプロでもなければ、多肉を育ててまだ3~4年しか経ってないから、すべてを知り尽くしてはおりませんが、そんな感じがするんです。
多肉には、夏型、冬型、春秋型とあり、成長の時期が違いますし、また育て方も品種によってそれぞれ違ってきます。
多肉本にそれぞれの品種の育て方が紹介されてますが、すべてが正しいとは思っていません。
昨日、ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶先生も、「世の中のことは嘘が多い。別に”フェイクニュース”のことを言うわけじゃないが… 教科書がすべて正しいとは限らない。簡単に信じるな。何を知りたいかを、常に持ち続けることが大事。」と、おっしゃってました。
多肉の専門書や多肉のサイトがすべて正解で、その通りに育てればうまくいく…とは限らないんです。
自分で育てて、そして失敗や成功を繰り返し、真実や成功の秘訣を自分の目や手で見つけることが、何よりも面白いし、何よりも大事だと思うんです。
よって、情報を簡単にうのみしたり、信じてはいけないんです。
前置きが長くなりましたが、多肉植物は室内で育てるよりは、断然屋外で管理し、太陽光線を当て、風にさらし、朝晩の冷え込みも経験させ、ちょっとばかりスパルタで育てた方が、大きくなるのも早いし、丈夫で株のしっかりした多肉に育ってるような気がします。
だから、部屋に取り込んだ多肉たちを外へ出すことにしました。
しかし、もう管理する場所がないんです…
敷地が狭いので、もう限界なんですよ。
後、残ってるエリアと言えば…
2階のベランダです。
ベランダと言いますが、1階の屋上です。
地面は、完全コンクリートです。
ウッドデッキやカラータイルみたいなオシャレなものは敷いてません。
天井もないし、屋根もなければ、日除けみたいなものも一切ありません。
太陽が照れば、光線をもろに受けますし、真夏だと完全灼熱地獄です。
広さは結構あるんです。
6畳の部屋が2つほど取れる広さになります。
これから、置けない多肉はここで管理しますが、部屋に取り込んでる多肉たちは、まだ日光に慣れてない苗たちばかりなんですね。
この子たちを、いきなり直射日光に当ててしまえば、一発でダメになっちゃいます。
どうにかして、ここで多肉を育てたい…
ありました!
使ってないサッシが…
窓枠ですね…
ガラスがない枠のみのサッシが、何故か2階のベランダにあるんですよ。
それも、2枚も…
その1枚を使います。
何故、こんな不要なものがあるのか?
それはわかりません…
不要なものを捨てられない家系だからでしょう…
世の中は断捨離ブームですが、断捨離できない家でよかった…と今日ばかりは思ってしまいますね。
これに、下の多肉達を覆ってる遮光シートを2階に持って上がり、このサッシに被せて光を遮断します。
しかし、多肉のすぐ上にサッシの窓枠を設置すると、風の流れが維持できないんですよね。
ある程度の空間が必要になります。
多肉とサッシの間にはある程度の高さが必要なんです。
そこで、高さを出すには、ブロック。
このブロックは、先月甥っ子が来た時に一緒にホームセンターへ買いに行ったブロックなんです。
買ってきたのはいいけど、2階にもって上がるのが面倒だったら、ずっと下に置いてましたら、甥っ子が孵る2日前、一人で上げてくれてました。
なんて、優しい子なんでしょ…
このブロックを4カ所に置き、その上に窓枠を乗せれば、はい、即席&お手軽日除けルーフの出来上がりです。
ルーフの下の空間も、しっかり保たれてますね。
これで風の流れも確保できています。
遮光ネットはサッシに洗濯ばさみで留めてるだけ、サッシもブロックにただ乗せてるだけで完全固定してないので、強風が吹けば、ネットが外れたり、サッシ自体が傾くかもしれません。
また、幅が狭くて、横からの雨が降れば、完全に濡れてしまいます。
ずぼら過ぎるルーフですか?
このルーフ、まだまだ改良が必要ですが、数日間はこれで我慢してもらいます…
室内で育ててたものが多いので、ひ弱で間延びしてるものが多いんです。
【ゴールデングロー】
【リップスティック】
ゴールデングローもリップスティックも、ひょろひょろで傾いてます。
光をしっかりと浴びてない、根がうまく張れてないので生長が悪く、ひ弱になってしまってます。
これからはベランダで管理して、光線を適度に浴び、朝晩の冷え込みにも耐え、丈夫な苗になってくれることを祈って…
いずれは、12畳ほどあるベランダめいっぱいに屋根を設置して、ここで多肉を管理していこうかと…
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道から丸見えで、信号待ちの車の中から「あのおっさん、いっつもベランダで何してんの?」って思われるのが嫌だから、ここでの活動はもっぱら早朝と夕方になりそうですが…