季節が冬から春になり、暖かくなってきたら、セダムの脇役的存在多年草たちが元気がいいんです。
春ですね…
「脇役的存在多年草」というのは、マンネングサ科セダム属の多年草植物で、雑草のように蔓延る品種を勝手にそう呼んでるだけです。
この脇役的存在多年草たちは、冬場も一切室内へは取り込んでませんでした。
冬でも、霜さえ気を付けていれば、枯れることはないと思います。
雪は霜よりに危険で枯れてしまう可能性が大ですが、定かではありません。
雪の積もる地域には住んでませんので…
寒い冬を乗り越えて、今、グングン生長してるのが脇役的存在多年草のセダム属なんです。
え? ここでちょっと待ってください…
これまで脇役的存在多年草として紹介していた「リトルミッシー」に新情報が!?
リトルミッシーも、今、グングン生長して蔓延ってます。
うまく根付かせれば、勝手に蔓延ってくれますね。
しかし、うまく根付かなければ、枯れます…
うまく根付かない原因としては、土が悪い…
そして、植え替えた季節が悪い…
もし植え替えなり、茎挿しするなりするのであれば、適期は「春」か「秋」
真冬でも、うまくいけば問題なく根が張ってくれます。
だけど、真夏はNG…
土が高温になったり、苗が蒸れたりして、植え込んだ部分が軟らかくなってフニャフニャに溶けます。
うまく根付けば、あとは放っておいても大丈夫でしょう。
今、リトルミッシーはこんな状態です。
モリモリ茂ってきてますよね。
リトルミッシーだから、もう少しピンク色になってもいいんですが、あまり色づいてきてません。
太陽光線をたっぷり浴びせてるんですけど…
「リトルミッシー」と言えば、葉のふちがピンク色に色づき、葉の回りがドット模様のステッチ風になるかわいいセダム属の植物です。
このリトルミッシーに、新情報があるんです!
リトルミッシーって、セダム属だと思ってたんです。
最初に脇役的存在多年草を紹介したのは、2年前の夏。
一気に増やそうってことで、17品種のセダム属を茎挿しして増やしていったんです。
【2017.07.29のブログより】
- 脇役的存在「セダム属・多年草」を増やしてみよう! まずは17品種を一気に茎挿しへ! (17.07.29更新)
一部を除いて、セダム属です。
右上の子持ちレンゲは、以前のブログでセダムとお伝えしましたが、セダムではありません。
「オロスタキス属」です。
この中にリトルミッシーもあって、セダム属と紹介してたんですよね。
そして、これまで「セダム属のリトルミッシー」だとずっと信じていました。
それが、リトルミッシーって、星型の「南十字星」や真っ赤に色づく「火祭り」と一緒のクラッスラ属だったんですよ!
ご存知でした?
脇役的存在多年草のことを詳しく書いてる多肉本があって、何気に見てたら、マルバマンネングサ、ドラゴンズブラッド、パープルヘイズなどは「セダム属」で紹介されてるのに、リトルミッシーは、セダム属のページではなく、「クラッスラ属」で紹介されてたんです。
最初、「著者の勘違いか、印刷ミス?」なんて思って調べてみましたが、「リトルミッシー=クラッスラ属」で間違いないようです。
知ったかぶったこっちが、「嗚呼、勘違い!」…でした。
でも、プロの園芸業者さんだって、間違えてることあるんです。
これ、リトルミッシーの斑なし品種の「リトルフロッジー」です。
リトルミッシーがクラッスラ属であるならば、リトルフロッジーもクラッスラ属であるはずです。
それなのに、「セダム」として売られてますよね。
他にも、セダムMIXとか言って、脇役的存在多年草を2~3種類植え込んだ鉢ポットが販売されてますが、セダムのミックス鉢なのに、リトルミッシーが植わってることが多々あります。
リトルミッシーがクラッスラ属である決定的な証明は、これでしょう。
1枚目の画像が「ペルシダ」で、2枚目が「ジンガールブラ」
2つは同じクラッスラ属の品種で、ペルシダの方が斑入り、ジンガールブラが斑なしだと思います。
ペルシダとリトルミッシー、前から似てると思ってましたが、属性が違うんで、全く別物だと思ってました。
だけど、同じクラッスラ属と判明し、これで納得ですよね。
だけど、これだけ大きさが違うんですよ。
ペルシダは肉々しく、リトルミッシーの方は弱々しいし、同じ属性だとは思えません。
未だに半信半疑ですけど…
リトルミッシーはセダム属ではなく、クラッスラ属だった!という新事実が判明しましたが、次の謎は?
「リトルミッシーが、きれいなピンク色になるのとならないとの差は?」……
外に置いて日差しも浴びさせているのに、写真で紹介したリトルミッシーはどうしてきれいなピンク色にならないんでしょうか?
土?
水?
季節的に?
それとも…?
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この謎が判明しましたら、またお知らせいたします。