※本日のブログは、葉挿しBabyたちの3部作です。 できれば、2つ前のブログからお読みいただけたら幸いです。
梅雨入り前の5月の下旬に、多肉の葉挿しトレイの中を間引きしました。
暑い夏は、苗と苗が密接しすぎると、非常に危険。
苗同士が一塊に密集しすぎてても、非常に危険。
くっ付きすぎて密接状態になってるのも、非常に危険。
多肉界にも、「3密」という言葉が存在してたんです。
多肉苗も、ソーシャルディスタンス!
くっつきすぎないよう、適当に間引きをしてあげました。
下が5月25日の間引き前と間引き後の画像です。
【間引き前】
【間引き後】
そして下の画像が、あつーい夏が終わり、涼しい秋を迎えた今現在の姿です。
【20.10.14現在】
人間も、多肉も、一緒…
暑い夏は苦手ですし、涼しい秋は、やはり気持ちいいもんなんです。
朝露を浴びながら、喜んでますよね。
こんなにかわいく、きれいに色づいてくれて、どうします?
思わず、「多肉の舞」を踊っちゃいそうです…
他の場所にある苗は、夏は色が褪めたり、緑色に戻ったりしてるんですが、ここの苗の色はほとんど褪めずに夏を越してくれました。
それでは、個別に見ていきますよ。
まず、一番目が行ってしまうのが、エボニーのような形のファンジニオペラ。
若干色が褪め、男前度も下がりましたが、まだまだハンサムです。
次は苺クリーム凍グス。
こちら、前回はクリーム色をしてました。
緑色が濃くなってしまってますが、葉先がほんのり赤く色づいてきてますね。
そんな健気な姿を見ると、かわいいですよね。
あれ?
この跡は?
この傷は何なんでしょうか?
白状します…
この葉挿し、もう1年以上前からやってるんですね。
ここまで長くやると、地中は根だらけ、さらに水やりのたびに土が締まったりするんで、土がカチカチだったんです。
水やりしても、ほとんど水が吸いこまない状態でした。
夏はほとんど水やりしなかったんですけど、涼しくなった頃から水やり頻度も増えて…
水を吸い込ませようと、竹串を使って、土をツンツンしてたんです。
こういう風に…
すると、手が滑ったと言いますが、間違った方向に行ったと言いますか、なんと言いますでしょうか…
正直に言います!
苺クリーム凍グスの葉のど真ん中を、思いっきり!!! 竹串でぶっ刺してしまったんですよ。
こういう風に…
ブスッ!!と!!!
ンギャーーー!!!
かわいそうな、苺クリーム凍グスさん…
しかし、苗は枯れてはないんで、ご心配なく…
刺された葉も、なんの問題もなく、元気ピンピンのムチムチのままです。
そして、こちらはナダムと言う品種。
ナダルではありませんよ。
ナダルは、男子プロテニス界の一流選手ですから…
お笑い芸人の方でもありません…
「ナ・ダ・ム」ですから。
もしかして「ナダル」が正解で、ナダムは間違えてるかもしれません、
こちらはスイートアイスクリームです。
アイスクリームと言う品種はよく目にしますよね。
こちらはスイートがつきます。
どうスイートなのかはよくわかりません。
アイスクリームと何かの交配種なのか、もしかしてアイスクリームの突然変異でできた種なのか?
色がくすんで黒くなってますけど、大丈夫?
こういう品種なんじゃあないです?
薄い紫色がきれいですけど、ちょっと気になる、異常があるような色でもありますよね…
葉は硬く、ムチムチのままなんですけど、色が色だけにちょっと心配になってきました…
ソーシャルディスタンスを保ったおかげで、全部元気で夏を乗り越えてくれました!
…と言いたいところですが、1枚目の画像に戻りますよ。
赤丸のココ。
ここにも苗があったんです。
ルビパステルと言う品種。
葉がジュレ化し、ポロッと落ちる「葉ポロ現象」になってた苗です。
あの苗、ダメでした…
夏を越せなかったのは、この苗だけなんです。
葉ポロになりかけてた弱い苗だったので、夏を乗り越えきれる体力が残ってなかったのか?
それとも、元々夏には弱い品種だったのか?
他の場所に植わってるルビパステルも、結構やられてるのが多いんで、夏に弱い品種だったのかもしれません。
残ってるルビパステルだけでも、暑さの免疫を付けて、来年の夏はしっかり乗り越えてもらいましょう。
多肉本を出版されてるような、多肉プロの諸先生方、多肉のことはよくお知りになられてるようだから、夏も枯れずに乗り切るワクチンを開発してくれればうれしいんですが…
残った葉挿しBabyたちは、これからもっともっと色づいてくれると思います。
楽しみですよね…
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で、この葉挿しトレイ中の一つの苗に、oyagee、恋に落ちてしまいました…
「あ~あ、フォ~リン・ラブ~♪」 小林明子?
こちらは、次回のブログで…