ここは、基地前のタニックランドとジャンクガーデン。
この画像は、先日黄金花月錦をご紹介した時の画像です。
以前は花を植えてた花壇でしたが、2年前に多肉を植え、雑貨や小物も飾ってテーマパーク風に仕上げてみました。
これがSNSで話題沸騰中の「タニックランド」です。
全然沸騰はしてませんけど???
そのタニックランドの右側に、大きくて、黒く、結構目立ってる多肉がありませんか?
これ、黒法師。
アエオニウム属の中では、一番有名でポピュラーな多肉植物です。
この黒法師を本日はご紹介します。
この黒法師は先日紹介した黄金花月錦と同じで、2年前に植え込んだ時のまんま…
一度も植え替えておりません。
それでは、この黒法師のこれまでの成長を見ていきたいと思います。
タニックランドが完成したのは、2年前の2021年6月でした。
黒法師メインに撮影した画像はありませんが、黒法師が遠くに写ってる画像が何枚かありましたので、2年前の大きさはどれぐらいだったのかを見てみましょう。
「TA29」とステンシルされた鉢には虹の玉とオーロラ、子持ち蓮華錦が植わっており、その鉢の後ろに植わってるのが本日紹介してる黒法師です。
植えた当初は、隣にある鉢とほぼ同じ高さだったんです。
ちなみに、この写真を撮影したのは、右に変なものが伸びてません???
6月だって言うのに、タニックランドにいきなりキノコが出現して、それも真っ白なキノコだったんで、思わず撮影してしまいました。
そして、今年の1月です。
10年に一度の大寒波とか、最強寒波とか言われる日がありましたよね。
タニックランドも防寒対策を!ってことで、撮影しました。
これも、黒法師がメインに撮影してなくて、タニックランド全体を撮影した画像を黒法師が植わってる部分だけアップにして切り抜いたため、画像が鮮明ではなくやや粗いです。
黒法師は真ん中にあり、しっかり伸びてますよね。
その後、不織布シートを掛けて防寒対策をしました。
10年に一度の大寒波でしたが、特に問題はなかったです。
不織布シートのおかげですよね。
タニックランドの黒法師の2年間の成長記録は、ざっとこんなもんです。
大雑把過ぎました???
現在の高さは、なんと40センチ!
地植えすると、根がしっかり張るんで成長もいいようです。
また花壇には以前花を植えてたんで、肥料も入ってたのかもしれません。
グングン成長してますよね。
しかし、色はあんまりよくありません。
基地前のタニックランドは、午前中だけしか日が当たりません。
午後からは建物の陰になって完全に日陰になってしまうんで、半日ほどしか日が当たってないんです。
日光をたっぷり浴びた黒法師は、真っ黒になってます。
こちらは、今年3月に作った多肉版のハウステンボス「タニクテンボス」です。
一番てっぺんに黒法師を植えてるんですが、こちらは真っ黒でしょ?
たっぷりと日差しを浴びてるからだと思います。
それでは、基地前のタニックランドの黒法師に戻りましょう。
こちらの黒法師の色は、緑色と濃い紫色…
タニックランドに向かって左の黒法師は、緑が強い黒法師で…
タニックランドに向かって右の黒法師が、濃い紫色の黒法師なんです。
「どうして同じ場所に植わってるのに、色がこんなに違うのか?」
「同じ土で、同じように日光を浴びてるのに、どうしてこんなに色が違うんだろう?」
ふと、そういう疑問が沸いてきました…
黒法師と同じように色が黒くなる代表格と言えば、エケベリアのブラックプリンスがあります。
陽射しをたっぷり浴びてるブラックプリンスはこうなります。
肉付きもよくて、ほぼ黒色です。
しかし、日差しを浴びてないブラックプリンスは…
色が薄く、緑色に近いですよね。
葉もパカーンと開き気味…
このブラックプリンスが植わってる育苗箱は、これまでずっと日陰に置いてました。
最近、太陽を浴びさせてあげようと、日が当たる場所へ移動させたんです。
すると、急に太陽光線を当てたもんだから、葉焼けを起こしてしまってますね。
全部ではないけど、一部分が窪んで黒くなってます。
あれは、急に日に当ててしまったのが原因です。
多肉の葉っぱも、人間の肌と一緒…
急に日に当ててしまうと、葉がまだ日に慣れてないせいで日焼けしてしまい、そこが傷んで復活はしませんのでご注意を。
このブラックプリンスを見る限り、「日差しをたっぷり浴びると黒くなり、日差しが足りなければ緑色になってしまう。
これは、多肉を育成するにあたり、多肉全般に言えることです。
ハオルチアやユーフォルビアなどは直射日光をあまり好みません。
なので、一部の多肉を除いてですが、エケベリアやセダムなどの多肉植物は太陽の光線をたっぷり浴びないときれいに色づかないし、形もきれいになりません。
タニックランドの黒法師を少しばかり検証してみましょう。
東西南北はこうなってます。
東から日が昇り、日光は南の方向から照らし、正午ごろには日が陰る。
日差しを浴びてる南側の黒法師がどうして緑色になり、あまり陽射しを浴びてない北側の黒法師が黒がかってる紫色なのか?
アエオニウム属「黒法師」の葉が、黒だったり緑だったりする差は何ですか?
黒法師の色づきって、日光は関係ないんでしょうか?
北側にある黒法師を見てください。
この位置にある黒法師って、北側の黒法師です。
さらに上の大きな葉に邪魔されて、日差しはほとんど当たってません。
「ほぼ日陰の黒法師」なのです。
なのに、黒くなってますよね…
どうしてなんでしょ?
左の緑の黒法師と、右の黒い黒法師は、苗が違うから…とか?
同じ場所で、同じように日光を浴びても、苗が違えば、成長速度も違うし、それぞれが個性があるってもんですよね。
同じ品種で、同じ場所で、同じように水やりし、同じように育てても、1つは元気に残ってるのに、もう1つの方はは枯れたってことがたまにありますし…
緑の黒法師と黒の黒法師はこうなってます。
地表部分で枝分かれしてまして…
裏から見れば…
実は、1本の黒法師なんですよ。
多分胴切りして数本に枝分かれした黒法師。
枝分かれした黒法師を買って帰り、ここに植えたんです。
だから、緑の黒法師と黒の黒法師は、実は1本の苗で同じ黒法師だってこと!
ということは…
1本の黒法師の苗で、地中からの水分の吸収も同じなのに、「黒くなる黒法師」と「緑色の黒法師」があるのはどうしですか?
わかりません…
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誰か、知ってたら教えてください…