本日は、基地前のタニックランドのお話です。
広い花壇にたくさんの多肉を植え込んだ大型寄せ植えの第1号になります。
作ったのは2021年の6月で、22年10月にリニューアルしました。
というのが、植物は日々成長します。
だから、1年後には無残な姿になってしまいまして…
22年9月に結構大きな台風が襲来した時がありました。
下の画像は、台風が来る前にある程度片づけておかないと…ってことで、飛ばされそうなものや暴風雨で傷めたら困る植物を避難させた後のタニックランドの姿です。
蔓延るものは蔓延り、無残な姿ですよね…
3大要注意植物が、これ。
胡蝶の舞、ルビーネックレス、斑入りのワイヤープランツです。
カランコエの胡蝶の舞とルビーネックレスは、地植えすると成長がとどまることを知りません。
好きなだけ伸びて、「お前ら、限度というもんがないんかいっ! 他の苗が迷惑してんだろ! ちょっとばかり遠慮ぐらいしろ!」って言いたくなるぐらい収拾付かなくなります。
ルビーネックレスなんて、他の多肉苗にかぶさりながら広がりデカくなってたんで、下になってしまった苗は風通しが悪く、また日差しもまったく当たってなかったんで、ほぼ全滅です…
斑入りワイヤープランツは多肉植物ではないですが、花壇の左側の隅っこの方が空いてたんで植えたんです。
ワイヤープランツも、地植えすると根が張れるだけどんどんどんどん成長しちゃうんで、収拾付きません。
この3種は、寄せ植えには不向き… 植えない方がいいと思います。
で、これが現在のタニックランドですが、季節的にあまりお披露目できない苗ばかりなんです。
梅雨時期で気温が高く、雨が多くて日照不足なので、どれも色が悪くて残念な苗ばかりです。
しかし、今現在元気がよくて、今の季節が一番おすすめの多肉もあるんです。
それがこちら。
セダムたちです。
セダムでも、先日紹介したブツブツコロコロのセダムではなく、草系セダム。
ブロックの穴に植えてるセダムだけは、2年前からずっと植わったままです。
イイ感じに育ってきてます。
葉の色は褪めたりしてて悪いんですが、今が成長期なのでどれも元気がいい。
春から梅雨時期におすすめの多肉が、この草系セダムたちなのです。
本日は、このエリアを紹介します。
割れた植木鉢でエリアを区切り、とんがり屋根のムーミン風の家があるエリアにはセダムのみを植えてます。
左から薄紫色のぶつぶつセダムのパープルヘイズ、鮮やかな黄色のミモザ、葉のふちがピンク色になるコーカサスキリンソウ トリカラー、深紅色に紅葉するドラゴンズブラッド、ねじれた塔のように見えるサクサグラレ、またミモザ?を植え込んでるエリアです。
ムーミンの家の前は割れたタイル片や小石などを敷き詰めて石畳風アプローチがあるんですが…
セダムが蔓延り過ぎて、石畳が完全に隠れてしまってます…
「いきなりですが、この場所からクエスチョンです」
「世界ふしぎ発見」?
「多肉ふしぎ発見」ですけど???
このエリアは真ん中にもタイルを敷き詰めて、左右に分断しています。
向かって左側にパープルヘイズ、ミモザ、トリカラーのセダム3品種、右側にドラゴンズブラッド、サクサグラレ、ミモザのセダム3品種を植えてますよね。
右側にある竹串で差してるこれは、深紅に紅葉するドラゴンズブラッドです。
若干色が褪めてきてますが…
これは、葉のふちがピンク色になるコーカサスキリンソウ・トリカラーですよね?
ちなみに後ろにある葉のふちが白い苗は「斑入りマンネングサ」に見えますが、これもトリカラーなんです。
同じ場所に植えてるのに、肉付き、紅葉、徒長具合が全然違うんです。
じゃ、その上にあるこれは???
これはドラゴンズブラッド???
真ん中にもタイル片などを敷き詰めて区切ってます。
仕切った左サイドには、ドラゴンズブラッドは植えてないはずなんですけど???
先ほど申しましたように、左と右にセダムをそれぞれ3種を植えてます。
左にはパープルヘイズ、ミモザ、コーカサスキリンソウ トリカラーだけのはずなのに、竹串で差してる苗はドラゴンズブラッドではありません??
左サイドには、ドラゴンズブラッドを植えてはないんですけどね…
相関図で見ていきましょう。
先ほどのピンクの「?」の苗、どう見ても右側にある(A)や(B)と同じもの…
ということで、ドラゴンズブラッドになりますよね?
(C)と(D)は葉のふちがピンク色になるトリカラーだから、「?」の苗とは違うもののようです。
だけど、何度も言いますが、左側にはドラゴンズブラッドは1苗も植えてないはずなんですけど、どうしてここにドラゴンズブラッドが植わってるんでしょうか???
これがドラゴンズブラッドなのか、トリカラーなのか、どの茎から出てるのか調べてみましょう!
ほら、ピンクの「?」の苗はトリカラーの茎から出てるから、これはコーカサスキリンソウトリカラーです。
ということで、(A)と(B)は同品種ではなく、同じ仲間は(C)(D)
ということで、先ほどのピンクの「?」の苗は、トリカラーが正解でした!
予想が当たって、ヒトシ君人形をゲットされた方はいらっしゃいます?
竹串で差してるこれ、葉のふちがピンク色になるコーカサスキリンソウのトリカラーだったんです。
えええええーーー????
ふち、ピンク色になってないじゃん!
どこをどう見ても、ちょっと色が褪めてるドラゴンズブラッドじゃん!
どうして、トリカラーの茎からドラゴンズブラッドが出てきてるんでしょうか???
接木しました?
してませんよー!
じゃあ、「朱に交われば赤くなる」ってこと?
「郷に入っては郷に従え」ってこと?
トリカラーがドラゴンズブラッドの影響を受けて、ドラゴンズブラッドに変化してる?
んなわけないですよねぇ?
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まさか、ドラゴンズブラッドの斑入り品種がコーカサスキリンソウ トリカラーで、トリカラーが先祖返りしたら、ドラゴンズブラッドになってるってこと?
まさかぁ…
そんなぁ…
ありえない…
ドラゴンズブラッドとコーカサスキリンソウ トリカラーは、「実は先祖が同じだった」なんて、一度も聞いたこともないんですけど???
この謎、oyageeにはわかりません…
この謎解き、誰かやってください…