【天気】 一時
今日も激しい痛みとの闘い。
あまりの痛さに泣きが入った時もあった。
この痛み、脊柱管狭窄症の手術をやった人なら、
必ず通らなければならない試練の道なのか?
マジに痛くて、のた打ち回るぐらいなんだから。
朝食後、すぐに背中に取り付けてあった廃液ドレーンを外した。
手術後にも出る老廃物や血液を外に出さないといけないみたいで、
その為に数日間は管を付けっぱなしにしてるらしい。
手術の出血は少量だったみたいだし、廃液ドレーンも
ほとんど溜まってないらしいんで、今日管を抜くことになりました。
ホントはもっと出した方がいいらしいけど…
管を抜かれる時のあのなんとも言えない異物感の摘出感覚…
虫が背中をすぅぅぅーーーっと這ってるかのような気持ち悪い感覚…
それが皮膚の内側だと考えただけでも怖すぎる!!
なんておぞましいできことなんだ?
「これはまさしく事件です !!」 \(◎o◎)/!
実際に自分の背中を見てないから、
こうやっておもしろおかしく書けるんだけど、
実物を見てたら、気絶しちゃうかも?
だって、背中に硬い管が直接刺さってんだよ?
信じられる?(+_+)
考えるだけで身震いするよ……
容態は術後とほとんど変わってなく、最悪の状態なのに、
1人部屋の回復室から4人部屋の一般病室に半強制的に移された。
要は、2日前の同じ病室に逆戻り…
ここの病院は毎日毎日いろんな患者の手術をやってるみたいで、
ナースステーションの近くにあり、
術後の状態をすぐに把握できる回復部屋の稼働率が
間に合ってないみたい。
だから、手術が終わって問題がなかったら、
1人部屋の回復室からすぐに出て行けってことらしい。
ちょっと患者を粗末に扱い過ぎじゃあない?
まだ激しい痛みに襲われてるんだし、
まだ歩くこともできない寝たきりの体なんだから、
もう少し大事に大切に時間をかけて回復させてあげてもいいんじゃあない?
あまりに激しい痛さが続いてるので、
しかも傷口とは違う場所の痛みだったんで、
夜の回診の時に先生に聞いてみた。
「傷口ってどのあたりですか? 痛みが傷口と違うような…
お尻のふっくら膨らんだこの辺りがすごい激痛で
どうにもならないんですよ」と聞くと、
先生は、「若いからね… 筋肉がしっかりできてるから、
筋肉を切った時に痛みが下の方まで行ってるんだろうのね…
だから、治りも早いよ」って…
なんじゃそりゃ!? 答えになってないじゃん!(-_-;)
この先生、結構楽天家… 結構いい加減…
じゃあ、筋肉質な人や鍛えてる人やスポーツマンが
俺みたいな脊柱管狭窄症になって固定術の手術をすると、
痛みが体を鍛えてない人より激しく出るってこと?
そんなバカな…
そんな話、聞いたことないよ…
今日、廃液ドレーンと尿管のチューブが外され、
本当は歩行器を使っての歩行練習を開始する予定だったが、
まずはベッドから起き上がれない…という歩行以前の初歩的な問題が発生し、
リハビリはキャンセル。
早く歩く練習をしないと脚の筋肉が衰えてくるんで、
1日でも早く歩く練習を…ってことだっただけど、
無理! 無理! 絶対に無理!
こんなに痛みがあって、起き上がることもままならないのに
二足歩行なんてできるはずないよ…
廃液ドレーンは外されたが、今日も動けずに寝たきりなので、
尿管のチューブはまだ付いたままになっている。
腰が想像以上に痛くて、傷口も想像以上に痛くて、
ベッドから起き上がれない、自分の力だけではベッドから出れない状態なんだ。
激しい痛みは、術後の麻酔が切れてからずっと変わらないんだよね…
少しずつでも快方に向かうならともかく、
痛みが一向に引かないのはどうしてなんだろ?
あまりの痛さに、食欲もなく、昼と夜の食事は半分以上残した… (>_<)
時間の経過とともに、少しでも痛みが和らぎながら回復してくれれば、
少しは希望の光も持てるんだけどねぇ…
今日1日、ずっとベッドに寝たまま ………
まったく身動きできず ………
身動きできないため、トイレにも行けず、寝返りさえできない。
まあトイレは、今のところ行くとこはないけど…
トイレの大の方は手術日までに全部出し、手術日はNO食事、
やっと昨日から食べ始めたんで、そんなに腸が活動してないから、
まだ全然出る気配ない。
おしっこは、尿道に管入れてるから、勝手にポリ袋に溜まってるし…
腰とベッドが直接あたってるところが痛くなってきた。
同じ体勢だから、痛みが一ヶ所に集中してるんだよね…
これが寝たきり老人がなる「とこずれ」ってやつか?
寝たままってのも大変なんだねぇ…
寝てる格好は、寝たままでも脱ぎ着しやすい浴衣を前後逆にして着用してる。
上半身は素肌に浴衣なんだけど、下半身はパンツや下着は穿いてなく、
ガーゼのフンドシ仕様の下着。
これが「T字帯」っていうやつ?
T字帯のフンドシの下が大人用紙オムツを穿いてる…
まさかまだこんな年で、「紙オムツ穿いてますー」って
報告をする日が来るとは思わなかった…(-_-;)
紙オムツの着用なんて、まだ20年も30年も先の話だと思ってた…
そして、あそこにはカテーテルっていうか、管がささってる…
実は、まだまったく起き上がれないんで、股間がどうなってるのか、
あそこにどういう感じで管がささってるのか、
頭を起こして覗き込むことさえできないほど背中からお尻にかけて激痛がある。
また、あそこの先に物が突き刺さってると想像しただけで怖くて、
まだ自分の目でカテーテルというものを目視できてない…
あそこに管だよ? ありえる? (>_<)
あと、ベッドに寝たままでずっと体を動かしてないと、
エコノミークラス症候群になりやすいらしい。
飛行機の狭い座席ならともかく、
寝てるベッドでもそうなるとは知らなかった。
エコノミークラス症候群(別名・静脈血栓塞栓症)の予防のために、
両足をエアポンプに縛られてマッサージさせられてんのよ。
足のふくらはぎの部分を空気が入るマットで縛り、
機械でエアが入ったり出たりして、
萎んでは膨らみ、萎んでは膨らみ……を永久的に繰り返している。
これが結構しんどいんだよね。
これが気になって寝れないし、違和感があって、気持ち悪いの。
機械音もウィィン、ウィィンってうるさいし…
熟睡できないのが、一番つらい・・・