観葉植物のタマシダです。
またの名を「ネフロレピス」と言います。
タマシダ(ネフロレピス)の詳しいページをまだ作ってませんので、ここで簡単に紹介しておきます。
観賞用のシダ類の中でも、よく親しまれている植物です。
株元で葉がたくさん茂ります。
ですので、夏場とかは葉が密集してる部分は大変蒸れやすくなります。
風通しの良いところで管理した方がよいでしょう。
また、湿気を好みますので、葉水を与えることも大切ですが、夏場は蒸れて葉を傷める危険がある為、控えた方がいいかもしれません。
空気が乾燥する冬場は積極的には葉水をするようにしましょう。
増やし方は、株分けと、またオリヅルランみたいにランナーを株元から出す植物でその先に子株を作りますので、子株を育てる方法があります。
しかし、オリヅルランのランナーほど長くないですし、土を這うように伸ばすので見つけにくいです。
また土の中を潜って伸びていくこともあり、伸ばした先で子株を作り、育っていきます。
オリヅルランのランナーほど派手さはなく、地味なランナーです(笑)
増やし方は、植替え時に株を割って増やす株分けか、子株を取り分け、新しい鉢に植え替えて育てます。
今、oyageeが育ててるのは、ネフロレピス・ルーズエルティでしょうか…
これ、いつ、どこで買ったか、覚えてないんですよ…
名前プレートなどもなかったように記憶してます。
今、中鉢のタマシダが6鉢ぐらいありまして、ほとんど同じサイズなんです。
だけど、どの鉢も思っているような株に仕上がっていません。
もっともっさりとした全体的にバランスの取れた株を目指してるんですが、葉数が少ない鉢、片方だけに葉が寄ってる鉢、葉先が黒ずんでる鉢など、どれもイマイチの仕上がりです。
その中でも一番生長が悪い1鉢を今日植え替えます。
こちら、鉢がプラスティック製で薄く、すでにひび割れているんです。
土も悪いみたいですので、生長が悪いんですよ。
この鉢を植え替えて、生長がよくなったら、他の鉢も植え替えようと思ってますので。
まずはこの1鉢を試しに…(笑)
01. | 今、育ててるタマシダです。 |
02. | これが一番理想形に近いですかね… しかし、まだまだです。葉がもうちょっと均等に広がってくれればいいんですが。 |
03. | 今日はこちらを植え替えます。 |
04. | これが同じタマシダの3月に撮影した写真です。 多少、葉数も増えて茂っていますが、生長が遅いので、土に問題があると思います。 |
05. | ランナーが伸びて、その先に子株を作っています。オリヅルランみたいに空中を伸ばすランナーではなくて、地表を這う、もしくは土の中を潜って子株を作ります。 |
06. | 親株の植替えは白い鉢に、小さい子株は黒のビニールポットに植えます。 |
07. | 掘り起こしてみたら、やはり土が悪かったです。固まってるし、ポロポロ落ちます。去年までは土をあまり意識してなくて、赤玉土と安い腐葉土などを使って植えてましたから、他の植物もほとんどの鉢がこうなっています。 |
08. | 子株をハサミを使って切り離します。 |
09. | 親株を持ち上げたら、割れそうです。急きょ、株分けします。実際には親株の株元付近にできた子株なんですよ。 |
10. | 親株が気持ちよく割れるんで割っていると、あっという間に大小合わせて5つの株が出来上がってしまいました。 |
11. | 鉢に鉢底石を敷いて、そこに半分ぐらい土を入れます。(土は、赤玉土をメインに腐葉土、観葉植物の土などを混ぜたものを入れています) |
12. | 中心にタマシダを入れてみて、高さなどが大丈夫でしたら、そのまま土を入れ込んでいきます。 |
13. | 子株は小さいのでミニ観葉として作ります。 小さめのビニールポットを用意し、鉢底の穴を大きめの軽石などでふさぎます。(鉢底ネットでも大丈夫です) |
14. | 小さいポットですが、水はけをよくするために小さめの石を入れておきます。 |
15. | 土を半分ほど入れていきます。(小さいポットですので、スコップよりは使い古したスプーンなどがあれば、そちらをを使った方が入れやすいです) |
16. | 高さを調整しながら、低かったらもう少し土を足し、高かったら土を取り除いてください。 |
17. | ちょうどよい高さになれば、回りに土を入れていきます。 |
18. | 大きい鉢1つ、ビニールポット(小)を4つ作りました。 |
19. | 株はまだまだ小さいですが、これがもう少し大きくなることを期待して… |
20. | 水やりは、激しくやると、株が倒れたり、土の中で泳いでしまうので、そっと上げましょう。oyageeはじょうろの先を使い、水を少しずつ垂らすような水やりです。 |
21. | 水やりも終わり、これで完成です。 |
22. | これがこんもりと茂り、葉の枯れもなく、oyageeが理想に思っている、きれいなタマシダに育ってくれればいいんですが。 |