順調に育ってたゼブリナですが、そろそろ挿し木で増やしていかないといけない状況になりました。
茎が伸び過ぎです。 株が大きくなりすぎました。
1か月前の5/6日にゼブリナの記事をブログに書きましたが、あの時よりさらに大きくなってます。
「ゼブリナの葉の微妙な色違いの原因は、実はアレにあった!?」(2017.05.06更新)
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前回のブログから約1か月、見た目がだいぶ違ってきてますね。
特に、葉が赤くなってたゼブリナがありましたが、今は真っ赤っかです。
1日中直射日光が当たるような場所で毎日育ててたら、こうなってしまいました。
葉も肉厚で頑丈になり、まるで多肉植物を思わせるような容姿に変わってきてます。
やはり、光線の時間や強弱の加減で、葉の色や模様、また株の仕上がり具合が変化してくるんですよね。
01.
見た目がごつくて、葉も分厚く、まるで多肉植物の一種のようです。
先週の日曜日にトラデスカンチアの挿し木を行いました。
今週は、同じ仲間のゼブリナの挿し木をやります。
挿し木でも、茎挿しの方法で、鉢に直接挿す方法で増やしていきたいと思います。
やり方は難しくありません。
トラデスカンチアと全く一緒です。
ただ、このゼブリナは先週のトラデスカンチアの挿し木と違うことを1つやります。
それは、手順の最後をご覧ください。
01. | 数鉢あるゼブリナの中から、色がよくて元気のよいゼブリナの鉢を選び、新しい鉢を作っていきます。 |
02. | 水はけをよくする為、鉢の底に鉢底石や軽石などを敷きます。 |
03. | これはoyagee特製のオリジナル配合土(赤玉土5:腐葉土3:観葉植物の土1:バーミキュライト1」ですが、ゼブリナは生育旺盛でどこでも育ちますし、どんな土でも適応できる植物ですので、古い土がたくさん余ってるいますから、古い土もオリジナル配合土に混ぜて使います。ただし、古い土でもそのまま使わずに、天日干しにし、ふるいにかけ、「古い土に混ぜる再生材」を混ぜています。 |
04. | 土は、鉢の高さの8~9割程度まで入れます。 |
05. | 茎についてる節の部分を2~3個残してカットします。2~3個残してあげることで、古い茎にもまた新しい芽が出てくれますので。 |
06. | とりあえず、鉢に植わってる茎を全部摘み取りましょう。 |
07. | 新しい鉢には、1つの穴に2~3本挿していきます。 まずは2本ほど用意しましょう。 |
08. | 土に挿す部分の葉は邪魔になりますし、土に埋まってる葉は呼吸ができなくて腐れたり枯れますので、最初から取り除いておきます。 |
09. | 最初にじょうろなどの水で土を湿らせた後に穴を開けた方がやりやすいのかもしれませんが、埋める時が土が硬くてoyageeは苦手ですので、最初からサラサラの土に挿していきます。やり方はどちらでもいいですよ。 茎は割り箸などを使いながら挿していってください。 |
10. | 鉢の真ん中から挿し、徐々に外側へ穴を移動しながら挿していきましょう。 |
11. | 茎が足りなかったら、花が咲き終わったこういう芽の部分も使えますので使ってください。 |
12. | 花が咲き終えた先端は必要ないんでカットしておけば、葉がついてる部分から脇芽が出てきます。 |
13. | 茎についてる小さな芽も鉢に植えてもいいんですが、今回は他の楽しみ方をしますので、別の場所へよけておきます。 |
14. | 秋ぐらいにはコレをたくさん作りますが、今の時期はあまり作りません。けど、今回はチャレンジしてみようと思います。とりあえず6本ぐらい用意しておきましょう。 |
15. | 1つの古い鉢から新しい鉢を2鉢作るのは、さすがに本数が足りずに無理でした。 |
16. | ですので、他のゼブリナの鉢から茎を拝借してきてもいいし、oyageeはミニ観葉として育ててたゼブリナが、今、伸び切ってまして、挿し木にできる茎がたくさんがありますので、こちらを茎挿し用として使います。 色は多少違いますが、これも少しの間です。同じ環境で育ててれば、新芽が出てきたら、同じになります(なるはずです…) |
17. | 新たに用意した茎を空いてるスペースに挿していきましょう。 |
18. | だいたいこんな感じに仕上がりました。まだ若干スペースがありますし、育っていく状況に応じて、他の場所でも空いてるスペースが目立ってきますので、その場その時、臨機応変に挿してください。今日作った鉢でも、生長が早く伸び過ぎた茎が何本も出てきたりもしますので、これを摘んで、空いてるスペースを埋めるのもアリですよ。 |
19. | 元の鉢は、「お役御免」ではなくて、これもまた新芽が吹きますので、雑草や枯れ葉などある程度キレイにしておきましょう。 |
20. | 1週間ほどで小さい新芽が顔を出し、1か月もすれば、また見栄えのよいゼブリナの鉢に戻ると思います。 |
21. | こちらは別の楽しみ方を。小さい茎はミニ観葉として育てます。oyageeは冬場、室内での観賞用と、枯らしたとかの万が一の場合の予備として、ゼブリナのミニ観葉を数鉢、秋ぐらいに作っています。今の時期はあまり作りませんが、今回作ってみようと思います。 |
22. | 3本ほどまとめて、鉢の中央付近に挿すだけです。 |
23. | うまくいけば、100均で売ってるようなゼブリナに育ってくれます。うまく育たなければ、徒長しすぎて、乱れまくります(笑) |
24. | 後は、すべての鉢に水やりしましょう。今回のゼブリナは根がまだない状態ですので、そっと水やりしてください。勢いよく水やりすると、せっかくきれいに植えた茎が、鉢の中で泳いでしまい、また一から作り直さないといけなくなりますので。写真は、oyageeお得意の水のチョロチョロやりです。水道の蛇口を弱小でひねったぐらいの量で水をやるやり方です。 |
17. | 水やりした後、これは別にやらなくてもいいですが、小さい茎は水に濡れた土に埋まってしまうんですね。見てると息苦しくてかわいそうだから、これを起こして、きれいにしてあげたいんですよ。 |
18. | 割り箸などを使って、倒れた茎を起こしてください。 |
19. | 土で汚れてる葉を、じょうろやホースシャワーで水をかけるとまた同じことの繰り返しになりますので、汚れは霧吹きを吹きかけてください。霧吹きの水で簡単に洗い流せます。 |
20. | あと、水やり後に空いたスペースが目立ったリします。余ってる茎があれば、茎を挿して、空間を埋めてあげましょう。 |
29. | 空間を埋めてあげた方が、見栄えが良いと思います。 |
30. | 土が見えるのと、見えないとでは、鉢の印象やゼブリナのイメージが違いますますからね。あまり密集させずに、だけど空間を作らずに…をモットーに。 |
31. | 以上で終わりです。 吊り鉢2つ、古い吊り鉢1つ、ミニ観葉2鉢、完成しました。 |
32. | 1か月もすれば、また見栄えのする鉢に仕上がってると思います。 |
管理や水やりは、先週茎挿ししたトラデスカンチアと一緒ですね。
木陰でたまに弱い日差しが差し込むぐらいの日陰で管理しましょう。
土が乾いてきたら、たっぷりと水やりをしてください。
ここで、1週間前に挿し木したトラデスカンチアの近況報告しておきます。
02.
茎挿しして2~3日は葉の緑色が薄くなり、葉の色がない顔面蒼白状態のようになってたんですが、今は色鮮やかな緑色に戻ってきました。根が出た証拠でしょうね。