「鉢異動を命ずる」… 植替えが迫られたゴムノキへの辞令【oyageeの植物観察日記】

Pocket

植替えが迫られている3鉢のゴムノキは、全部同じ種類のゴムノキ。

葉が斑入りのゴムノキで、ただの「斑入りゴムノキ」と呼ばれてたり、他には「斑入りインドゴムノキ」 「デコラ・アサヒ」 「デコラ・トリカラー」 「アサヒ」 「フィカス ティネケ」など、斑入りでもいろいろと呼ばれてて、この3鉢がどの品種かさっぱりわかっておりません。

中には、葉脈が赤くなるのもありますが、oyageeが育てている3鉢のゴムノキは「斑入りのゴムノキ」ということで、同じ品種のゴムノキとして一くくりして、7月1日付で辞令交付です。

 辞  令 

  • 白い葉を付けてたゴムノキ 殿。 本日付で、茶色の鉢への異動を命ずる。
     白い葉のゴムノキ 殿。 本日付で、水苔入りのカップへ出向を命ずる。
     
  • ミニ観葉として買ったゴムノキ 殿。 本日付で、白い葉を付けてたゴムノキの鉢への異動を命ずる。
     
  • 昨日買ったキューブ鉢に植わったゴムノキ 殿。 本日付で、ミニ観葉として買ったゴムノキの鉢への異動を命ずる。 また同日付をもって「ミニ観葉」に任命する。

要は、それぞれのゴムノキの鉢が小さくなったんで、鉢の植替えです。

鉢目のゴムノキは、これ。

まず、oyageeが育ててるゴムの木の中で一番大きな株がこれです。

ゴムノキの株元に白い葉だけの芽ができて、「これは天然記念物ものだ!」と騒いでたのが、このゴムノキなんですよ。

これ、5~6年ほど植え替えてないと思います。

根は土から飛び出し、鉢からも飛び出してる状態なんです。

いい加減植え替えないと!と思いながらも後回しになり、結局はそのままで、毎年同じ鉢で冬を越す運命だったんですよ。

だけど、慌てて植え替えるほど致命的な問題もなかったんです。

スポンサーリンク

ただ、最近、葉の乳白色の部分が茶色に変色してきてるんですよ。

これは日焼けではない…

これまで直射日光が当たらない室内で管理してましたから。

他に思い当たる節は、根の障害ですね…

となると、やっぱり根詰まりしかないでしょう…

土の上にあれだけ根が飛び出てるんですからね。

あと、新芽の勢いがないし、新芽から開いた新しい葉も、ゴムノキ特有の丸っこくてイキの良い葉ではなくなってきたんです。

細長くて、元気のない、縮こまった葉になってるんですよ。

ゴムノキの特徴は天芽なんですね。

一番先っちょの尖った部分が勢いあれば、元気の秘訣。

あの部分はゴムノキの健康のバロメーターなんですよ。

ここが赤くてツヤツヤしてて活きがよかったら、株が元気な証拠なんですが、ここが弱々しかったら、株も元気がないってことです。

このゴムノキの天芽の状態は、前ほど元気がなくて小さいんですよ。

元気がないのは、やはり根になんらかの異常があり、生育がストップしてるからなんでしょう。

根詰まり根腐れ、どちらかですね。

ということで、一回り大きな鉢に植えます。

白い葉のゴムノキは、植替え直後は株に負担がかかかり、白い葉のゴムノキみたいな小さくて弱い幹は真っ先に枯れてしまうと思うんですよ。

ですので、これはこれで別に育てようと思いますので、本株を植え替える前に白い葉の幹だけをハサミで切り離し、とりあえず1~2時間ほど水に浸けて水揚げします。

白い葉の幹は、見た感じがどうも弱々しくて、うまく根を出してくれそうにないんですよね。

水挿しで根を出すのは無理っぽいと思います。 挿し木もうまくいきそうにないです。

ですので、なるべく確実に根を出したいんで、水苔に包んで根を出す方法でやります。

しかも、発根促進剤を使います。

この方法は、下の方  に記載しています。

本株を鉢から掘り起こしてみたら、びっくり!

土がカチカチで、太い根がすべて枯れておりました…

まったく根が活動しておりません。

唯一、小さくて細い根があるぐらいです。

だから、葉が茶色に変色したり、葉が縮まってたり、天芽の勢いがなくなってたんですね…

今回の植替えで、復帰してくれればいいんですが……

鉢目のゴムノキは、こちら。

去年買ったゴムノキだったと思います。

買った当初、「ミニ観葉」の既製ネームプレートが付いておりましたが、ミニ観葉でも全然ありません。

買った時からすでに高さが30センチほどあるんですから。

ゴムノキは大型化してる株が多いので、そういう意味ではこの株はミニ観葉でしょうけど、100均で売られてるミニ観葉とはわけが違います…

別に問題がないんですけど、葉が異様にでかくなってきまして…

「ゴムノキの管理|育て方や特徴、増やし方、水やり、失敗しないコツをご紹介」の一番最初に載せてる大きな画像がこのゴムノキで、3か月前に撮影した写真なんですね。 

3か月前は、育ててるゴムノキの中で一番格好が良くてスタイリッシュで葉の色つやもいいから、ゴムノキの代表として「ゴムノキの管理」のトップページの写真に使ったんですが、今は葉がでかすぎてブサイク気味です。

なので、植え替えます。

植物は鉢の大きさに合わせて生長するっていうし、植え替えたら余計にでかくなりそうですが、買った当初の鉢と土ですので、植え替えてみます。

さっき植え替えたゴムノキの鉢が空きましたので、このゴムノキを植えます。

プラスチックの鉢から陶器の鉢になりますから、立派な昇進ですね…

鉢目は、昨日買った白のキューブ型のゴムノキです。

このゴムノキはそれほど問題ないようですが、葉がややしわになってますし、枯れてる部分がありますね。

売れ残ってた鉢ですので、水やりか管理が悪かったんでしょうね…

完全に、ホームセンターの管理不行き届ですね。

こちらも植え替えます。

さっき、プラスチックの鉢から陶器の鉢に植え替えたゴムノキが植わってた鉢が空きましたので、これに植え替えます。

白の立方体のオシャレな鉢から、プラスチックのやっすい鉢へ異動です。

これじゃあ、「昇進」どころか、このゴムノキだけ「降格」じゃあないですか…

いやいや、試用期間ということで、様子見です。

試用期間は3か月ですので、3か月後の10月上旬ごろには、部屋での越冬に備えて立派な鉢にでも植えようと思っています。

い葉のゴムノキは、別で育てようと植え替える前に切りました。

昨日買ったゴムノキだけ、鉢が見劣りしてしまいますね…

このゴムノキだけ左遷されたみたいです…(苦笑)

さて、どのゴムノキが一番昇格していくんでしょうか?

一番の出世頭は、水苔に出向になった白いゴムノキだったりして?

Pocket

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

フォローする