遠出をする用事があり、アロエのおやっさんが足しげく通う園芸店に行ってきました。
今回で3回目の来店です。
ところで、最近おやっさんはブログに登場してませんが、アロエ共々お元気なのでしょうか?
おやっさんが大事に育ててるアロエが枯れた、おやっさんも一緒に枯れた…ってことはないでしょうけど?
アロエのおやっさんご用達の園芸店の方は、冬場に訪れた時とだいぶ様変わりしてました。
多肉を扱う園芸店はどこも一緒ですね…
暖かくなってくると、どうしても多肉植物の扱いが少なくなってきてます。
前回は去年の12月に訪れたので、約半年ぶりなんです。
12月の時より、多肉エリアも、鉢数もぐーーーんと減ってました。
半分以下です。
前回は、建物1棟がまるまる多肉植物と観葉植物で、鉢植えの花や草花類は別の建物だったんです。
しかし、今はハイビスカスの鉢が… アジサイの鉢が… いろんな花が…
多肉と観葉植物専用だった建物を占領しかかってます。
今回の来店目的は、モロキニエンシス。
ピーチプリデに似てますが、ポーチュラカリアの仲間です。
モロキニエンシスを大きく育てて、木立化させたかったんです。
しかし、冬に枯らしてしまいました…
モロキニエンシスの苗がすでにないので、似てる「ピーチプリデ」の画像を載せておきます。
丸うちわのような形をした大きめの分厚い葉が、ロゼット状になってる多肉植物です。
ロゼット状と言っても葉はそれほど密集してなく、パッカーンと開いたようになってる状態です。
イメージ的には、こんな風です。
※ こちらは「ピーチプリデ」の苗で、「モロキニエンシス」とは関係ありません。モロキニエンシスは、こんな感じ…と言うイメージ画像になります。
前回、この園芸店でモロキニエンシスを見かけたので、まだ売ってるのかと思ってましたが、すでに売り切れなのか、それとも処分したのかわかりませんが、売っておりませんでした。
で、買ったのは2品種のアロエ。
アロエの「ソマリエンシス」と「アロエ美人」を購入。
一つは枯れかかってる、もう一つは色が悪い…と、どちらも購入を控えたいぐらい悲惨な状態です。
「ソマリエンシス」は、「ジュクンダ」と何が違うんだ?ってことで、検証のために購入。
アロエ美人は、アロエにも美人がいるんだ?ってことで購入しました。
多肉には、月美人、星美人、杏美人、さくらんぼ美人、バナナ美人、桃美人、レッド美人、オレンジ美人、アテネ美人、ローマ美人、メキシコ美人…
美人がつく多肉は、色や果物や国名…と、ありとあらゆる美人がいるんですが、アロエにも美人がいるんですか?
「アロエ美人」という名で売ってるってことは、アロエにも美人がいるってことでいいんですよね?
アロエのおやっさんは、アロエをすでに30品種ほど持ってるそうです。
アロエオヤジに負けてなるものか!ってことで、これからoyageeもコツコツとアロエ収集します。
負けず嫌いなものでして…
2つのアロエを持ってレジカウンターへ向かったのです。
すると、こんな時期なのにピンク色に紅葉してる多肉植物を発見。
気候が暖かくなると、冬に紅葉してた多肉たちもだんだんと色が褪めたり、緑色に戻ったりするんです。
しかし、この子はまだ色づいたまま…
このピンク色した桃みたいな子は?
「令和の桃子?」
令和?
令和って、新しくなった元号の「令和」ですか?
新元号を品種名につけるなんて、相当新しい品種じゃあないです?
最近、誕生した多肉植物なのでしょうか?
「令和の桃子」があるってことは、「平成の桃子」もある?
さらには、「昭和の桃子」っていうのもあるんでしょうか?
昭和の桃子なら、知ってますよ。
菊池桃子が、昭和の年代に活躍した「昭和の桃子」ですけど?
菊池桃子を知らない?
んなことはないでしょ?
「パンツの穴」で映画デビューし、「青春のいじわる」で歌手デビュー、一時期謎のグループ「ラ・ムー」を結成してたあの菊池桃子ですよ。
知らないはずないですよね?
天下の菊池桃子様ですから…
さて、多肉界の「桃子」様は…というと?
どの仲間の属するのでしょうか?
葉と葉の間から、真ん丸の頭がぽっこり出てます。
桃子って、どういう属性に属して、どういう特徴の植物?
桃子を指名手配して、緊急捜査!
「踊る多肉大捜査線」!!!
育ててる多肉を片っ端から見て回り、似てるものを緊急捜査です!
頭が割れてるものは…
まずはこの子!
頭が割れてますよね。
しかし、見るからに全然違いますね…
この子は、琴爪菊(きんそうぎく)
別名は「ブラウンドウルフ」といい、オスクラリア属の仲間です。
じゃ、これ!
頭が割れて、割れた部分から次の芽が伸びてくるこの子…
この子に似てません?
これはフォーカリアの「四海波」です。
フォーカリアを集めたいんですが、育て方が下手なのか、気づけば溶けてなくなり、全然収集できないんです。
四海波も2鉢あったんですが、1つはぶよぶよになり、その後は溶けてしまいました…
フォーカリアと桃子、四海波の葉のふちがギザギザの時点で全然違いましたね。
失礼しました…
ほんじゃ、桃子に似てるのはこれでしょ!?
これは、レーマニーです。
大きく育つと、木立化します。
桃子は木立化しそうにないです…
だから違いますね。
レーマニーは、「コルプスクラリア属」というあまり聞きなれない属性に属しています。
レーマニーは、もう1つあります。
こちらは、黄色の斑が入る「レーマニー錦」です。
当然、これも違いますよね…
これに似てません?
この仲間でしょ?
両側に開いた葉の間から芽が出てるところが「桃子」と一緒です。
丸みを帯びたフォルムが似てるでしょ?
だけど、こっちは葉の先が尖ってるんですよね…
大きさも全然違います。
こちらは、「碧魚連」
「へきぎょれん」と読みます。
エキヌス属で、魚の鯉が餌をもらうためにパクパクと大きく口を開けたように見えますね。
桃子は、ずんぐりむっくりなプクプク系…
「令和の桃子」とは、ちょっと違うようです。
じゃあ、これに似てるでしょ?
玉稚児です。
ぷくっとしたまん丸のフォルムの葉が左右に割れて、そこから次の葉が出てくる…
だけど、大きさが違いますし、玉稚児はクラッスラの仲間なんです。
桃子は、どう見てもクラッスラの仲間じゃあないですよね?
ということで、違います…
これはどうです? 似てません?
「ドラゴンボール」に出てくるクリリンの頭のようなツルリンって感じのまん丸な頭が似てませんか?
さっき紹介した「玉稚児」にはすごく似てるけど、「令和の桃子」には似ても似つかぬ姿でした。
完全に違いましたね…
こちらは「玉椿」、「玉稚児」と同じクラッスラの仲間です。
じゃあ、これに一番似てるじゃあないです?
これ、コノフィツムという品種です。
コノフィツムは、以前、ちょっと気味悪い成長の仕方をしてることをブログでご紹介しました。
また葉が剥けてます?
脱皮しかかってますね…
まるでエイリアンが人間の体から出てくるシーンのように、葉の皮を破って、中からムクムク出てきてます。
ちょっとグロいです…
桃子は、脱皮するんでしょうか?
ピンク色の部分が新芽のようで、下から湧いて出てきてる風に見えますが、脱皮っていうよりは、葉と葉の間が割れて、そこから出てきてるようなんです。
コノフィツムに似てるようで、違うようにもあるんですよね…
これも違うような…?
「レインボーブリッジ、封鎖できません!!!」
違った…
「令和の桃子、発見できません!!!」
「令和の桃子」の本性は、現在も捜査続行中です…
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「お前は一体誰なんだ???」