10年に一度の最強寒波がやってくる! 屋外の多肉植物はどうする? まず第1弾は、これで多肉達を守れ!【oyageeの植物観察日記】

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2023年最初のブログになります。

週に3記事ぐらいは書いていきたいんですけど、午後9時ぐらいになるとどうも眠気が襲ってきまして…

唐突ですが、10年に一度の最強寒波がやってきます!!!

「10年に一度」???

この言い方、どうなんでしょうか?

メディアも気象庁も、「〇〇年に一度」って言い方、好きですよねぇ…

これを聞けば、「すごい寒波なんだろうか?」「経験したことのない寒波かもしれない」ってなって気を付けたり、用心したりするけど、もし来年また同じクラスの寒波がきたらどうなんでしょ?

10年に一度じゃあないじゃあないですか、ねぇ…

毎年じゃん…ってことになりません?

豪雨だって、「50年に一度の大雨です!」って表現しますけど、もし数年後に同じ場所で未曽有の大雨がまた降った時、「50年じゃあないじゃん」って思うんですけど?

屁理屈ですか?

今回の10年に一度って「10年」って、何を基準にして言ってるでしょうか?

2~3年前に、結構最強クラスの寒気が来ましたけど?

あれは忘れもしない…

年が明けてすぐだったような記憶が…

ブログを読み返してみたら、2年前の2021年1月8日のことでした。

普段雪がほとんど降らないし、積もりもしないところに住んでるんですけど、朝起きたら一面雪化粧。

センペルさんたちも雪をかぶってたことがありました。

【2021.01.08のブログより】

センスのない、幼稚園児だってつくらない、宇宙人みたいな雪だるまを作ったのが、2年前だったんです。

【21.01.08のブログより】

あの時も、最強クラスの大寒波襲来だったと思いますけど?

あれから10年も経ってないんですけどねぇ…

あの時よりも比べ物にならないぐらいの強い寒波なんでしょうか?

しかし、大寒波がくることには変わりない。

最低気温がマイナス5度で、最高気温も3度とか4度とかありえない!

人間は着るものや暖房器具などである程度暖が取れますが、屋内でも寒さに弱い観葉植物が心配ですし、屋外の多肉植物がさらに心配…

今、多肉植物は外に置いてます。

一言に「多肉」と言っても、幅広いジャンルがありますが、ユーフォルビアやガステリアなどは屋内に取り込んでます。

しかし、エケベリアとかセダムとかは屋外に置いてるんです。

霜が当たらなければ、屋外でも大丈夫。

実は、少々の時間だと葉っぱがかちかちに凍っても、エケベリアなどの多肉は元通りに復活してくれるんですよ。

「これを聞いたから、うちもやってみよう」ってやられて、元通りになるとは確信はできません。

保証はできませんよ。

しかし、これは体験談で、いくつかカチカチに凍ってしまった苗があっても、何ともなく育ってる多肉がうちにはいくつもあるんです。

品種によって丈夫だったりそうじゃあなかったり、凍ってた時間で復活するかしないかは違ったりするんで、どの多肉が復活して何がダメになるのかは一概には言えませんけどね。

最近では、去年の12月のクリスマス前に寒波が来ました。

そこまでないだろうって思って油断してましたが、朝起きたら、水道の蛇口の水は凍ってたんです。

多肉はどうだろう?って、慌てて多肉パトロール。

すると、軒下に置いてた多肉の土も凍ってたんですよ。

軒下の壁際にぴったり寄せてた育苗箱の表面は、きらっきらの氷が… 見事に凍ってました。

ポットに植えてる多肉の土も水分を大量に含んでたせいか、カチカチに凍ってたんです。

そして、葉の色が変色してた多肉苗も…

軒下だから、まさか凍らないでしょ?って不織布シートをかけるなどの防寒対策は一切してませんでした。

これ、いちごロールという品種です。

葉挿しから育てた苗で、まだ1円玉サイズの小さな苗なんです。

半透明になってません???

これ、やばい色… この後、ブヨブヨになってダメになりかける前兆でしょ?

これ見た時、軽いめまいを起こしまして、「しまったー!やってもぉたー!小さい苗は避難させておけばよかったー!」って絶叫しましたよ。

数年前、葉挿しトレイごと外に置きっぱなしにしてたトレイが1つあり、小苗たちを冷え込んだ朝方にカチカチに凍らせて、思わずドライヤーの温風をあてて解凍したことがありました。

あれは、半分冗談でしたけどね。

今回、どうしようか…と思いながら、20分後再び見てみたら…

復活してきてない?

そして、2日後には…

完全に元通りになってる…

葉がいつもの色ではなく、半透明のあの色は、一体何だったんでしょうか?

苺ロールの復活は、朝方のほんの短い時間の凍結、もしくはダメージだったんで、復活してくれたんでしょうけど、今回の大寒波はそうはいきそうにはありません。

最低気温はマイナス5度の予想、水曜日の日中は最高気温もなんと4度までしか上がらない極寒の予報なんです、ここは…

もしかして、運が悪ければ、1日中凍り続けてない? 多肉を冷凍庫の中で過ごさせる気???

今回の大寒波はさすがにやばそうなんで、多肉達の防寒対策は必須です。

大寒波襲来は水曜日なのであと3日ほどあり、まだ余裕があります。

しかし、厄介なのが、大寒波が来る前に雨が降ること。

雨が降るのが困るんですよ。

多肉を濡らした後にすぐ大寒波でしょ?

葉についた水滴は、シュポシュポで吹き飛ばせば、ある程度水分は飛んでくれます。

しかし、水を吸った土は絞り出すわけにはいかずそのまま状態で、どうすることもできません。

水に湿った土が大寒波でカチカチに凍るのが嫌なんです。

せっかく土にしっかり張ってる根が、凍結のせいで傷めそうじゃあないですか?

植物って「根」が結構大事で… いや結構どころではなく、「根」が一番大事だと思うんです。

植物って、根がしっかり張ってからこそ成長するし、生き続けると思うんです。

エアプランツなどの一部を除いてですが。

多肉も例外ではありません。

根がしっかり張ってる多肉苗は丈夫に育つし、夏でも冬でも乗り越えてくれる苗が多いんです。

しかし、根がしっかり張ってくれてない多肉苗は、夏を乗り越えられなくて枯れたりするんです。

土を長時間凍らせるとどうしても根を傷めそうで、根を傷めたら、せっかく大きく育った苗もやられてしまいそうで…

だから、外に置いてる多肉は土になるべく水分を含んでない状態で、3日後に来る大寒波に備えたいと思います。

なので、ベランダの多肉には屋根を設置して雨をしのぎます。

以前は、ブロックとラティスというガーデンフェンスで屋根の土台を作り、その上に波板ポリカーボネットを被せ、雨を防いでたんです。

しかし、今は夏も冬もやってません。

今はこのような状態。

ブロックを乗せてるのは、去年の9月の台風の時に飛ばされないように重石をしてて、それから一切触ってないんです。

何故、ラティスで簡易屋根を設置しないのか?

それは、設置するのが面倒くさいから。

結構重労働なんです。

それに、以前は多肉を濡らすことに神経質になってて、雨の予報ならすぐに簡易屋根を作ってましたが、多肉ってそんなに軟な植物じゃあないんで、夏や冬に雨に当てたぐらいで枯れたりはしないのがわかってきたんです。

中には、調子が悪くなって枯れるのがありますけどね…

それに、設置しない理由はまだあります。

ラティスと波板ポリカーボネットを釘や針金などで固定してなくてただ重石を乗せてるだけなんで、風が強い時はめくれて飛んじゃうんです。

以前、強風を伴った雨の時に設置し、風でめくれてベランダの柵を越え、波板が1枚だけ下まで落ちたことがありました。

下に他人の車があって、もし傷つけたりしたら大変だし、もしも下に人がいて、大けがさせたら、なんてと考えると…

それを考えたら怖くて、簡易屋根を設置するのをやめたんです。

だけど、設置をしない一番の原因がこれです。

ラティスが壊れかけてるんです。

ラティスって、一度柵などに設置したら、そうそう動かすものじゃあないでしょ?

雨が降ると言えば屋根を設置し、雨が止んだら解体し、また雨が降ると言って設置、解体…を繰り返してたら、段々と崩壊してきまして…

格子状の部分が段々とは外れてきてるんです。

ほら…

格子状の板って、工具のタッカーというホッチキスのような大きな針で止めてるんですね。

ホッチキスみたいに差したら、外れないように先が曲がってくれてればいいんですが、このタッカーは差してるだけで、先っぽがフック状になってないんですね。

だから、一度緩みはずめたら、あちこちがどんどん緩んできてます。

あと。、長年の劣化もあるんでしょう、あちこちが外れかけてて、原形をとどめないほどほぼ壊滅状態のラティスも…

持ち上げてみたら…

ほら、また1枚きれいに剥がれ落ちた…

ここまで分解して壊れかけてたら、ちょっと移動させるだけでどんどん壊れてきて、最後は面倒くさくって、半年ぐらいは一切触ってないんです。

しかし、これから降る雨は絶対に防ぎたい。

壊れかけてるラティスはこれが最後の仕事と言い聞かせ、もう一仕事していただきましょう。

ブロックを端に立て、ラティスを敷き、その上に波板ポリカーボを乗せてみました。

今回の雨が降る時間帯は、風はそれほど伴わないようなので、波板ポリカーボは飛ばないと思います。

しかし、用心に越したことはないので、端っこにはブロックで重石をし、風が入り込んで最初にめくれそうな部分には洗濯ばさみで止めておきました。

しかし、過度にブロックがもう1つ足りません。

こういう時は、2階に持って上がってるプランターを重石にして…

このプランターは以前紹介しましたよね。

プランターに多肉を植えたら、成長が半端なくって、プランターが膨れて壊れかけてるー!っていう多肉のプランターです。

このプランター、2階のベランダに持って上がって3年ぐらい経ちます。

夏も冬も、1年中ここの場所。

暑さも雨も寒さも台風も一切関係なしで、ここで過ごしてるんですけど、夏や冬に外葉が枯れるんだけど、春と秋の成長期には新芽を吹き…を繰り返して、すごいことになってます。

この多肉達も、真冬の寒い朝にカッチカチに凍ったことがありました。

しかし、なんの問題もなく雑草と共存しながら元気に育ってますよね。

色付きはよくないし、葉に傷はあるし、形はブサイクですけど…

このプランターを簡易屋根の角の重しにして…

はい、できました!

多肉を並べてる島が大小2つあります。

こちらは大きな島で…

多肉は見事に隠れており、横殴りの雨にならない限り、濡れないと思います。

下を覗いてみると…

ラティスの格子部分の細い板が1枚、また外れて落ちてますね…

こちらは小さいエリアの簡易屋根。

こちらも、大雨にならない限り濡れないでしょう。

やっぱりこっちも、ラティスが壊れかけてる…

ダメだこりゃ…

こんなにかわいく色づいた多肉達を、今日の雨をしっかりしのいでもらい、3日後の大寒波にも無事に乗り越えてもらいたい。

雨が上がったら、この屋根を外します。

次は、大寒波に備えて、大事な多肉たちを守るんです。

多肉の防寒対策は、あれ!

あれしかない!?

今のところ、多肉を守る最強の防寒対策だと思います。

被せるだけである程度の暖が取れて、外が雪が舞っても凍っても、中の多肉は無事でしたから。

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しかし、今回の大寒波は1枚で足りる? 2枚?

いや、3枚で3重にして、念には念を?

あした、10枚ぐらい買ってくるか???

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