もうすぐ、10年に一度の最強寒波がやって来ます。
「そんな強烈寒波から外に置いてる多肉達を守ってあげよう!」
その第1弾は、前回紹介しました。
第2弾を紹介する前に、前回のブログで登場した多肉苗の「苺ロール」をまず先にご紹介させていただきます。
クリスマス前の寒波で小苗の苺ロールの葉が凍ってしまったんです。
凍るまではいってはないかもしれないけど、寒波で葉がやばい色に変色。
普通だったら、ショックを受けて諦めますよね?
あれから約1か月経ちました。
1月23日本日の苺ロールは……?
元気に育ってます。 全然問題なかったみたいですね。
あの半透明のようになった葉は、一体何だったんでしょうか? 謎です…
今回、テレビやニュースで大騒ぎしてる最強寒波は、雨が降って、その雨が上がったらすぐに寒波が来る予報です。
雨に濡れた後に強烈寒波が来ると、濡れたまんまの多肉の苗が凍ってしまい、傷んだり、枯れてしまうかもしれません。
葉っぱは水滴を飛ばせば大丈夫でしょうが、せっかく土にしっかり根が張ってるのに、水分を大量に含んだ土だとカチカチに凍ってしまいますよね。
根を凍らせるのはどうも抵抗がありますので、簡易の屋根を設置して、昨日からの雨をしのいだんです。
2階のベランダは、昨日簡易屋根を設置したんで大丈夫でした。
1階の外回りの多肉達は、どうなったのか?
軒下は多肉ですでにどこも満席状態。
空きスペースがなくなっており、大半の多肉は避難させる場所がありません。
こういう時は、あれ!
育苗箱や苗トレイを45リットルのゴミ袋に入れて、多肉が入ってる育苗箱に被せるだけ。
「たった1分で完成! 簡単! お手軽! これが多肉専用簡易ビニールハウス!」
勝手に名付けました。
これで、いくらか寒さはしのげるし、少々の雨だったら濡れずに済むんです。
それに、育苗箱の簡易ビニールハウスのいいところは、「積み重ねができる」こと。
育苗箱や苗トレイは結構丈夫にできてるので、3段ぐらいは崩れずに積み重ねられるんです。
重箱のように積み重ねられたら、場所も取りませんもんね…
夏にこれをやると蒸れちゃったりして危険ですけど、寒い冬だと1日ぐらい被せっぱなしでも中の苗は問題ありません。
ただし、寒い日だけですよ。
ちょっとでも気温が上がったり、太陽が出てたりしたら、すぐに被せてるトレイを外してあげましょうね。
これで昨日の雨は簡易ビニールハウスのおかげでしのげました。
被せて置いた多肉は、全然濡れてませんよね。
多少湿ってるのは、前回の雨で濡らしたんで、まだ乾いてない状態なんです。
冬って、湿度が低くて空気も乾燥してるからすぐに乾きやすそうだけど、洗濯ものと一緒で、気温が低いんで意外と乾きが悪かったりするんですよ。
朝には雨が上がったんで、ゴミ袋で覆った育苗箱は全部外し、苗たちを元の場所に戻します。
少しでも湿気を飛ばして土の水分も蒸発させてあげ、これから来る大寒波に備えないと。
そして、濡れてる簡易ビニールハウスも、水滴がついたままなんで乾かします。
少しでも水分を蒸発させてあげないと、零度以下になったら水滴までも凍ってしまいますから。
さて、外回りにあるこの子たちをどうするかです…
ここまで大きく育ったら、ゴミ袋で覆った育苗箱を被せるだけで今回の最強寒波は乗り越えてくれそうな気がします。
わかんないですけどね。
だけど、こちらの小苗たちはどうでしょうか?
小さすぎて、寒さにやられてしまいそうです。
この苗たちは、育苗箱ごと抱えて、室内へ避難させましょうかね…
結構大事な多肉が入ってるもんで、ダメにしたくないんです。
そして夕方、道路際まで出してた苗たちを奥に引っ込め、再びゴミ袋に入った育苗箱を被せました。
というのが、なんだか雨がまた降りそうな気配…
明日の朝までは曇りの予報で、傘マークは付いてないんですけど、パラパラっと来そうな気配がしないこともないような…
怪しい天気なので、今夜も被せておきました。
昨日、苗や土を濡らさないように一生懸命被せたのに、被せてないときに限って雨が降って、大寒波直前に多肉や土をびしょびしょに濡らしちゃった…なんてなったら、悔やむに悔やみきれません。
運が悪いから、いつも悪い方向に行っちゃうんですよ…
簡易ビニールハウスでも、いくらかは防寒対策はできると思います。
何も被せてないよりは、何かで覆って少しでも寒風をしのげたりしたら、凍ってしまう多肉も凍らずに済んだ…ってことになりますからね。
だから、下の多肉達はこの方法で明日の夜ぐらいからくる大寒波をしのぐ予定です。
だけど、やっぱり心配…
マイナス5度の世界って、どうなんでしょ?
2年前の雪が積もった時も、あの時もここはマイナス5度を記録したんです。
被せてた多肉も、いくつかは葉っぱがカチカチに凍ってた記憶があるんです。
だけど、もう避難させる場所はどこにもない。
こんな大きな育苗箱を、何箱も家の中に取り込めるわけない!?
だったら、こういう退避もあり?
胴切りできるものはカットして、苗だけ避難させるって言う手段です。
大きく伸びた多肉や、群生化して倒れ掛かってる多肉は、どうせ植え替えたり、これから寄せ植えに使うつもりなんだから、ここでカットしておけば、寒さで傷まずに済むし、今カットしておけば、大寒波が過ぎる1週間後ぐらいには寄せ植えがすぐに作れそうじゃあないですか…
一石二鳥じゃあないですか!
「10年に一度の最強寒波から多肉を守る第二弾」は、どうせ植え替えたり寄せ植えに使うんだったら、寒波が来る前にカットして苗だけ室内避難すべし!
これですよ、これ。
スポンサーリンク
苗だけだと、場所も取らないし、数日ぐらいなら室内に置いておいても全然問題ありません。
カットしたまま1か月ぐらい放置しておいても、ほぼ問題ないんですよ。
多肉の葉の色は悪くなるし、パカーンと開いちゃうし、間延びしちゃう苗もありますけど、寒波で外に置いておいて枯らすよりはましですから。
強烈寒波から外に置いてる多肉達を守ってあげよう!の第2弾は以上です。
最強寒波が来る前に、第3弾、第4弾とまだまだ続きます。