桃子がぁぁぁ!
一体、どうしたんだ???
「桃子」って、菊池? 上田? 嗣永?
違いますよ、「令和の桃子」です。
5月、アロエのおやっさんご用達の園芸店で、面白い形をし、きれいなピンク色に染まってる多肉植物と遭遇し、その場で購入したんです。
購入時はこんな姿をしてました。
【 ─購入時─ 19.05.29のブログより 】
購入時は、どういう部類の多肉なのかわからなかったんですが、その後、ご親切な方がいらっしゃいまして、「令和の桃子」の正体を教えていただきました。
「メセン・コノフィツム・プレイオスピス帝玉錦」というらしいです。
これでスッキリしましたね。
スッキリしてないんです。
桃子がぁぁぁ!!!
【購入から5週間経過後の「令和の桃子」】
グダグダ?
某社長の記者会見じゃあないんですから…
グラグラでした…
グラグラしてるんです、令和の桃子が…
竹串で揺すったら、思いっきりぐらつくし、しかもヨレヨレなんです。
色も冴えなくなって…
以前のピンク色のかわいい桃子は、どこへ行ってしまったんでしょうか?
そして、この穴…
溶けてるんですか? それとも、虫に食われたんでしょうか?
令和の桃子のような多肉植物は、初めて育てる部類ですので、とりあえず調べたんですよ。
しかし、多肉本には「令和の桃子」では載っていません。
名前が新しいんで、最新出来た品種だと思います。
だから、ちょっと古い多肉本には紹介されてないんです。
メセン類ということなので、メセン類の中に似たようなものを探して調べてみたんですけど、教えていただいた「帝玉」がありました。
「帝玉」は「冬型」の生育ですので、「令和の桃子」も「冬型」みたいのようです。
メセンでは、一部の品種は夏型や春秋型がありますが、メセンのほとんどが冬型です。
「令和の桃子」のようにぷくっとして頭が二つに割れてる品種は、冬型ばかりです。
だから、令和の桃子は「冬型」でほぼ確定でしょう。
だとしたら、このグラグラは、暑さに負けて弱ってきてる?
そういう感じがしますよね…
ここまでが7月6日の出来事です。
そして、本日、また「桃子」チェックをしてみたんです。
【19.07.25 現在】
さらに弱っています。
苗は痩せてきてるし、倒れてきてるし、苗と苗の間はスカスカに隙間できてるし、明らかに衰退してますよね?
これは、置き場所や風通しや日照や水やり… 要は、管理が悪かったんでしょうか?
だんだん弱ってきてるのに、このまま見過ごすわけにはいきません。
なんてったって、みんなの桃子、令和の桃子ですから!
意を決して、掘り起こしてみることにしました。
これ、どうも土が悪いみたいなんです。
植わってる土もスカスカで悪いようですが、上に敷き詰めてる真っ白な化粧石のような石…
これが原因ではないです?
どうして悪いのかと言いますと、これは小粒の石なんですけど、発泡スチロールのように固まってるんです。
こういう仕様で売られてる鉢って、よくあるんですよ。
見た目がきれいっていうのもあるんでしょうけど、輸送中に土がこぼれたり、苗が倒れないように、表面にこういう白い石を敷き詰めて、糊で固めてるようです。
こういう糊でカチカチに固めた化粧石を敷き詰めた多肉植物を、購入後もそのまま育ててると大変なことになります。
まず、水やりしても、うまく水を吸い込みません。
仮に吸い込んでも、これまた問題があるんです。
吸い込んだら吸い込んだで、今度は糊で固めた表面の小石が蓋の仕組みになってしまい、土がうまく乾かないんです。
いつまでも土が湿った状態になり、根腐れを起こしたり、蒸れたりして、最後は株を枯らしてしまう…
まさに、こういうことが今、この「令和の桃子」で起きています!
通気性の悪さが原因で、蒸れて、グラグラしてるんではないかと?
もっと早く気づけばよかったんですが、まだ間に合います。
今、生育期ではないので植え替えません。
だけど、固まった土を細かく砕いたり、取り除くだけでも、多少なりとも改善されると思いますよ。
それと、万が一という時のために、1苗だけ掘り起こし、別の鉢に植え込んでおきます。
実は、7月6日の時点で1鉢作っておいたんです。
もしも、ダメになったら…のことを考えて、事前に1苗だけ掘り起こし、別の鉢に植えてたんです。
今のところ、問題なさそうです。
少し揺すってみましたが、グラグラするほど揺れることないので、うまく根付いてきてるようですよ。
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これと同じ「令和の桃子」の鉢を買った方、今すぐ白い小石を竹串などで砕いて、通気性をよくしてあげてください。
じゃあないと、「令和の桃子」がグダグダに… イヤ、グラグラになりますよ。