多肉植物の仲間で「マハラジャ」ってご存知ですか?
マハラジャを初めて見たのは、多肉植物をたくさん扱い始めた市内のあるホームセンターでした。
このホームセンターは、多肉植物の扱いがほとんどなったんですけど、4年ぐらい前にいろんな属性の多肉を入り口の一番目立つところで大量に陳列して販売を始めたんです。
しかし、あまり評判がよくなかったのか、管理が大変なのか、それとも思うほど売れなかったのかはわかりませんが、今は完全に撤去されてますけどね。
その中に、ちょっと奇妙で、ちょっといびつで、色と形が不気味な存在の多肉植物… それがマハラジャ… マハラジャも売ってあったんです。
多肉の品種をまだそれほど持っておらず、いろんな品種を集めてる時でしたので買おうかと思ったんですけど、どうもあの脳みそみたいな形が苦手で、毒々しい色が嫌で、結局買わなかったんです。
値段も結構高かったような気がします…
2900円か、3900円ぐらいしたような…
あれから何度かいろんなお店でマハラジャを出会う機会がありました。
しかし、一度も買ってはなかったんです。
アロエのおやっさんが足しげく通う植物専門店にも、2年前に行ったときにマハラジャがあったような気がします。
あの店のマハラジャは、大きかったのもあるし、珍しい品種だったのも知れないけど、1万円近い値がついてたような…?
本日、ダイソーに行ったんです。
最近、ダイソーの植物も代り映えしない観葉植物や多肉なので、入店時に横目でチェックしながらもほぼ素通りです。
しかし、今回目に飛び込んできた植物は…
サボテンのようなフォルムに、派手な色の頭…
これって、もしかしてあのマハラジャ?
思わず二度見してしまいましたよ。
マハラジャじゃん!!!
いくらなの? いくらで買えるの?ってチェックしたら、300円!
300円であのマハラジャが買えるの?
いまだに苦手な多肉植物ですけど、300円だったらちょっと買ってみる?…ってことで買ってみました。
話は逸れますが、本日のダイソーのレジ店員さんがすごく優しくて、感動しましたよ。
このマハラジャの土がこぼれたらいけないと思ったんでしょうか、個別に薄いポリ袋に入れてくれたんですね。
これは、やってくれる人とくれない人がいるんですけど、感動したのはその後なんです。
レジでレジ袋を買って、サッカー台で買った商品を詰めてたんです。
そのレジ袋がぴったり引っ付いてて、なかなかあかないんですよ。
ガサガサガサガサ…と摘まんだり捻ったり、最後はクチュクチュクチュとしわを寄せたりして無理して開けようとしたんですが、一向に開き口が開かないんです。
10秒ぐらい格闘してました。
この年になると、手の水分がなくなってしまってるもんで、どうも開けにくくて…
最近はコロナ対策で、スーパーなどは新品のレジ袋を開けるための濡れたおしぼりとか置かなくなってるんですよね。
あのレジ袋、開けにくくてホント困るわぁ…
そしたら、レジの店員さんが見かねて、「開けましょうか?」って声をかけてくれたんです。
普通、ここまではやってくれないですよね?
なんて心優しい店員さんなんでしょ?
客は少なく、レジは誰も並んでなかったんで、「このおじいちゃん、困ってそうだから、開けてあげましょ…」って声をかけてくれたんだと思いますけど、手の水分がないだけで、まだおじいちゃんではないんですけど???
小さな心遣いに感動しました。
買って帰ったマハラジャに話に戻ります。
ちょ、ちょ、ちょ、ダイソーで意外とレアで高価そうなマハラジャが、普通に買えるんですけど???
マハラジャもピンからキリまであって、一番安いマハラジャなんでしょうか?
それとも、マハラジャって、意外とこれぐらいの金額が相場なの?
300円のマハラジャに出会えるなんて、なんてラッキー!
幸運感が半端ないんですけど?
300円でマハラジャが買えるなんて、コスパスゴッ!?
植物のコストパフォーマンスってどうなのかと思いますけど、低い費用で高い効果が得られてんだから、ダイソーの300円のマハラジャはコスパがすごすぎでしょ?
改めてマハラジャって言う植物をよく観察してみました。
これ、ユーフォルビアなんですね?
ユーフォルビアと言えば、他にもたくさんの種類がありますよね。
基地内にもいくつか持って行ってるんです。
まずはこれ…
パイナップルコーンのような形をした「笹蟹丸」という品種がユーフォルビアの仲間。
パイナップルコーン、正式名は「蘇鉄麒麟」もユーフォルビアです。
そしてこれ。
白樺麒麟ですね。
枯れちゃってますが…
そして、他にもユーフォルビアは「ホワイトゴースト」もそうです。
ホワイトゴーストも枯れてしまったんです。
ユーフォルビアは、どうも寒さに弱いみたいです。
基地は山奥にありまして、冬は冷え込んだみたいで、気づいた時にはダメになってました…
で、これってもしかして接木ですか?
もじゃもじゃデコボコしてる頭とサボテンのようなトゲトゲがある胴体って、もしかして違う植物?
別の品種を植物の世界ではよく見かける「接木」という技術で、このマハラジャも繋いでる?
じゃ、どっちがマハラジャ? 上? 下?
合体してるものを、「マハラジャ」と言うんでしょうか?
まったく別の植物同士を人為的に繋いで育てる技法は植物の世界ではよくあるんです。
あまり詳しくないけど、野菜では取り入れられてるし、みかんだったかな、果物の木も珍しい品種を増やすために接木の技法を用いてるとか…
多肉界も接木はあります。
有名どころはあれですよね…
ピンクや黄色の派手派手頭をしたカラフルサボテン!
緋牡丹が有名です。
あれ、真ん丸のカラフル頭と、胴体が違う品種で、頭の方が葉緑素がなくて育たないから、緑の柱サボテンと接着するという技法で繋いで生きてるんです。
だったら、自然界に育ってる葉緑素のない頭の方のサボテンは、人の手も借りられないし、接木をやってくれる人もいないのに、どうやって生きてるんだ?って、思いません?
これ、いまだに謎なんですけど?
これを考え始めたら、「地下鉄の電車はどこから入れたの?」の春日三球さんみたいに夜が寝れなくなっちゃうんですけど?
接木の緋牡丹ですが、どうもうまく育てられません。
育ててる緋牡丹がこうなっちゃうんです…
右の緋牡丹はカラフルな頭が枯れてしまいただの柱サボテンのみに、左の緋牡丹は柱サボテンの土付近が腐ってしまい、頭が重たくて倒壊してます。
これ、どうします?
左の赤い部分を右に接着すれば、また元通りに?
接木の仕方がわからないんですけど?
今日買ったマハラジャも、このような運命になるんではないかと、今から心配しております。
マハラジャって聞けば、すぐに思う浮かぶのがディスコ!
基地内は、アメリカングラフィティみたいに50s風のオールディーズ風の飾りつけなのに、なぜか流れてる音楽は80年代ディスコミュージックばかり。
ディスコソングをかけながらで、oyagee基地内で一人踊り狂ってます。
oyagee世代から言わせれば、「マハラジャと言えば、やっぱりディスコ!」ですよね。
ディスコと言えば、ジュリアナ? センス? ジュリセン?
今日かったマハラジャで遊べるんですよ。
ほら、ジュリセン!
扇子のような形のマハラジャは、ジュリセンになるんです。
これで基地は、ディスコ・マハラジャと化してます。
「ジュリアナー!トキオー! チャ、チャ、チャン、チャチャチャ、チャ、チャ、チャン、フー!!」
接木してる派手な頭がポロッと取れそうなんで、やめておきます。
ここに置いて、じっくりゆっくり育ってもらいましょう。
接木って言うことですので、あまり期待はしてません。
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行く先が目に見えてる?
いずれは枯れる?
そうならないことを祈って…