葉挿しで残ってた新芽6株を鉢へ定植し、今年のサンセベリアはこれにて終了! 鉢は茶色に「サンセは秋色」【oyageeの植物観察日記】

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5月にサンセベリアの葉を5センチ間隔のぶつ切りにし、数日間乾かし、その後土へ挿す「葉挿し」をしました。

夏も終わり、9月に入った頃にやっと新芽が出てきて、先日、ある程度大きくなってきたので正式な鉢に定植したんです。

あの時は新芽が5株ぐらい1~2センチほど土から顔を出してる状態でいたので、掘り起こしてももう大丈夫かな…ってことで、植え替えをしたんです。

サンセベリアも、たまには…ほんとたまにですよ、雨に打たせた方が生き生きするんで、先月の台風22号が接近してる頃は長雨が続いてましたので、この時に雨が当たる場所へ置いて、葉や土をしっかり湿らせてあげたんです。

しかし、置いた場所が悪かった…

ブロックのU字部分という、普通の人は誰も置かないような超不安定な場所に置いてたもんだから、台風の暴風雨で見事にブロックから落ちてました…

もちろん、せっかく植えた新芽は鉢から零れ、再び、植え直す羽目に…

台風が去った後にすぐに植え直したんです。

今は、再び根を張ってくれてるんじゃあないかと思ってますが…

サンセベリアは少々のことがあっても、葉の色や形が変わりません。

だから、大丈夫なのか、そうじゃあないのか、全くわかりませんが、多分、根は出てると思います。

そして、残りの葉挿しもまた新芽が出て、大きく育ってきてます。

ざっと数えても、4~5つの新芽が伸びてきてますね。

今週が植替えの最終タイムリミットなんで、この新芽たちを掘り起こして、鉢に植え替えます。

本当は、サンセベリアの植替えの時期はとっくに過ぎてて、今から植え直しても根付く確率は低いです。

だけど、大きい株ならともかく、小さいけど土から出たばかりの元気のいい新芽たちばかりなんで、多分、根付いてくれると思ってるんです。

葉挿しの新芽は、葉がくっついたまま新芽を伸ばします。

植替えは、カットしてる古い葉をつけたまま植え替える方が、根付く成功率が高いんですが、鉢の中で邪魔になります。

また新しい鉢で、カットした葉も再び根を出しますので、後々カットした葉と取り除こうとしても、完全に根が張ってしまってて除去できなくなるんです。

ちょっと荒業で乱暴な作業になりますが、鉢へ定植する時に古い葉と新芽を切り離して植え替えます。

3パターンありますが、その方法をお伝えします。

サンセベリアの新芽の植替え
━ 葉挿しの新芽は、葉を切り離して植え替える方法 ━ 

  葉は土に残したまま、棒などで新芽だけ掘り出す方法  

01. 新芽を植替えします。今回は、古い葉をつけずに、新芽だけを取り上げて、鉢に植え替える方法です。
02. まず、真ん中に出てる大きい新芽から取り上げていこうと思います。
03. こちらは割り箸を使って古い葉から取り外す方法です。根がすでに頑丈に出てますので、新芽の株元付近の土を割り箸で軽くほぐしてください。あまり激しく、そして大きく掘り起こすと、根を傷めてしまいますので、気を付けて行ってください。
04. 次に、新芽を指でもって、軽く左右に揺すってみます。この時に付け根が徐々に緩んで外れそうだったら、そのままゆっくりと動かして外してください。外れそうにない場合は、無理せずにもうハサミで切るなどの対処法に切り替えてください。

05. 揺すって葉との接続がなくなったら、次に根を土から掘り起こします。新芽を無理に引っ張ると根が切れて今しますので、土を軽く、軽くほぐしながら、固まってる土を緩めていきましょう。
06. 新芽の根はまだ数本しか出てません。しかも、頑丈に張ってる根は太い分、新芽にとっては大事な根になりますので、そっとそっと行ってください。
07. 完全に土が緩んで根が外れたら、割り箸を使ってそっと持ち上げます。それから、新芽を持ち上げましょう。
08. 根を傷めずにきれいに掘り起こせました。

  葉と一緒に一度掘り起こし、新芽だけ手で外す方法  

09. 次は、新芽と葉の接続部分を手を使って外す方法です。
10. 小さい芽は接続部分もまだ弱いものが多いので、手で簡単に外せることが多いです。左右前後とゆすっていると、段々と緩んできます。
11. 無理せずにやってると、ポキッと折れますので、これで完了です。
12. きれいに外せました。本当は切り口が乾いてませんので、数日乾かした方がいいですが、今回は寒くなってきて時間がないので、このまま土へ植え込みます。

  葉は土に残したまま、ハサミで新芽だけ切る方法  

13. 次はハサミを使って外す方法です。 指が入らない、左右に揺するほどのスペースがない、葉をそのまま土に残して、次の新芽を出させたい…などはハサミを使って新芽だけ切り離しましょう。
14. 葉の付け根から新芽が出てます。その部分にハサミを入れます。角度的に無理そうでしたら、他の角度からハサミを入れることをおススメします。
15. こちらも切り口が大きく、まだ乾いていませんが、今日は乾かさずにこのまま土植えします。
16. 5本かと思ってましたが、結局6本の新芽が取れました。

  新芽を鉢へ植え込む作業方法  

17. 鉢を用意します。 先日植えたサンセベリアの新芽鉢第2弾ですので、同じ形の色違いのブラウン鉢に用意しました。これは少々荒業ですので、あまり参考にならないかと思います。確実に育てたいなら、土を半分ほど入れて、新芽を入れ、最後にまた土を入れる方法を行ってください。このやり方は根を傷める危険性がありますので。
18. まず、新芽を持ちながら土の上に立て、根を埋め込む部分の土を割り箸でかき分けながら、根を土へ押し込んでいきます。
19. あまり無理すると、せっかくきれいに掘り起こした根を、ここで傷めたり、折ったりしますので、気を付けてください。
20. 5株きれいに植えて完成です。 これはホント荒業で無謀なやり方ですので、真似される方は、新芽の根に十分気を付けて行うようにしましょう。

この鉢、これからは暖かい場所で管理すれば大丈夫だと思います。

もう少し外に置いときますが、うちにはひび割れた水槽があるんです。

その水槽を横向きに寝かせて、寒さに弱い植物を入れて、プチ温室を作ってます。

完全に密閉すると、風通しが悪くなり、返って株をダメにしますので、横向きだと風向きによっては風が入り込みますし、日中は太陽が当たって外気に曝すよりは若干温かいし、ガラス水槽の中はそれなりに温度が高くなるんで、サンセベリアの生育には適してると思いますので。

今の時期、枯葉がすごくないですか?

イチョウやモミジの紅葉はもう少し先ですが、他の木々の葉は徐々に色づき、枯葉となって落ちてますね。

何の木の葉だろう… 枯葉が結構な量、落ちてます。

うちの家の回りも枯葉だらけです…

それを集めて、一緒に撮影。

鉢は茶色、落ち葉も茶色、秋色模様のサンセベリアとなりました。

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「風は秋色 … サンセも秋色?」

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