先月の30日に1鉢200円という格安値段で買って帰った多肉植物、あの時のブログで「明日から試行錯誤しながらやってみます」とか書きました。
あれから8日目…
早くどげんかせんといかん!って思いながらも、どこから手を付けていいのやら…って考えてしまって、とうとうこんなに日にちが経ってしまいました。
「段ボール内の多肉植物はゴミ? 残骸? 何をおっしゃる、キラキラ光る宝石箱なのだ!」(17.06.30更新)
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すぐさま行動に移せなかった理由が、購入した多肉植物の株が腐れてる、枝が折れてる、幹が枯れてるの三重苦で、そんな多肉たちを見てるだけでこっちがくら~くなってしまい、なんとなくネガティブになってしまうほど、すごくやる気のなくなるほどの多肉植物の鉢ばかりなんです。
よくもまあ、あんなものを買ってきたもんだとつくづく反省。
いや、反省なんてしてられません、使えるものは使うし、増やせるものは増やすし、植え替えできるものは植え替えますよ。
これまで多肉植物の茎挿しをしてきたのは、ほとんどが小さめの多肉たちでした。
今回安く購入した多肉は、大きめの多肉が多いんです。
すでに育てている多肉の中にも、いくつか大きい株のものがありますので、こちらも一緒に茎挿しして、多肉の新しい寄せ植えの鉢を作ります。
・・・といっても、寄せ植えは今日はやりません。
大きめの多肉植物ですので、そのまま植えるよりは切り口を乾かしてあげ、乾いてから植え込んだ方がいいと思うんです。
以前、テレビ番組に多肉植物を販売している男性が出演してて、その多肉の先生が女性レポーターに「こうやって、こうやって、こうやれば… ほら、簡単でしょ?」って多肉植物の植え方を教えてたんです。
その教え方が、伸びた多肉植物の茎をハサミでカットして、そのままの状態で直接土に挿してたんですよ。
多肉の先生が切り口を乾かさずにいきなり土に挿してたから、それでもいいんでしょうけど、今日の多肉植物は大きくて肉厚のものが多いんですね。
葉に水分をたっぷり含んでますし、今は梅雨時期で湿気も多いんで、切り口から腐りそうなんです。
ですので、今回は切り口を乾かした後に植えたいと思います。
切り取った株の下葉は邪魔になりますので、土を別に用意して、そこに葉挿しして新しい芽を出させます。
ただ、ですね…
どの多肉植物が乾かしていいものか、どの多肉植物の葉挿しができるのかが、まだわかんないんですよ。
名前さえも分からないんで、ネットで調べようがないんですよね…
何でもとりあえず勉強!ってことで、全部を乾かし、全部を葉挿ししてみます。
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前回の葉挿しは食品トレイを使って、その食品トレイに穴を開けてそこに挿して乾燥させたんです。
今回は、茎が大きいんで、前回使った穴には入らないんです。
そして、量も多いし大きいんで、頑丈なものに挿して乾かしたいと思います。
ここで登場する秘密兵器が… ジャジャジャ、ジャーーン!
そうです、大根をゴリゴリ下す、あの大根のおろし器です。
板のような下ろし金の方ではないです…
下ろすところがステンレス製とかではなくて、プラスチック製の100均でも買えるやっすい大根おろし器です。
あれ、すでにたくさんの穴が一定の間隔で開いてるじゃあないですか…
そして、下に受け皿がついてますし、その受け皿も透明のプレスチックが多いじゃあないですか…
下の受け皿が透明だと、根が出たのがすぐに確認できるじゃあないですか…
ブログで、「根が出たか?」「根はまだか?」「ねぇ、ねぇ、ねぇ、あれは根?」「ついに根が出た!」って根のことを年がら年中ブログに書いてるぐらい「根」フェチなんです。
観葉植物もそうですが、多肉植物も根が出たかまだ出てないのかって気になってしまうんです…
だから、根が出る部分が透明だと一目瞭然で、すごく助かります。
「この大根おろし器、多肉植物の茎挿しに使えるかも?」って買っておいたんですよ。
しかも、これ、すりおろす部分にたくさんの穴があります。
その穴の大きさが1サイズではないんですよ。
大小2つのサイズの穴があるんです。
大きな多肉植物の茎は大きな穴へ挿し、小さな多肉植物の茎は小さな穴へ挿す…
このすりおろし器、想像以上にいいかもしれません。
茎挿しはいたって簡単です。
まずは、折れてる茎や曲がってる茎を取り、大根おろし器の穴に挿す。
長く伸びた茎はハサミでカットして穴に挿す… これだけです。
穴に挿す時に葉が邪魔になると思いますので、こういうのは手でもぎ取り、平らにならした土に置いておきましょう。
そうすると、もぎ取った部分から小さい芽が出てきますので。
多肉植物のどの品種の葉に芽が出て、どの品種の葉は芽が出ないのかがまだわかりませんので、とりあえず全部並べてみました。
前に葉挿しをした時は、葉の平らな面を土に密着するように寝かせておいたんです。
今回は違います。
葉を立てて挿しました。
これは、上にも書いた多肉の先生が、テレビで葉挿しをしてるシーンが写った時に、葉を立てて挿してたんですよ。
立てた理由は言わなかったんですが、マネてやってみます。
多肉先生の映像を見た時、葉挿しした葉同士の距離がすごく近かったんです。
この先生は、多肉を販売目的で繁殖や栽培をしてる、いわばプロの人だから、多肉を大量生産しないといけないんで、もしかして1枚でも多く葉挿しできるように立てて植えたではないかと?
もしくは、立てた方が根や芽が出やすいのか?
それとも、根が出る部分が切り口の横からだから、横を土に密着させたのか?
その辺のところはよくわかんないんですけど、今回葉を立ててやってみて、日々観察していき、葉を立てた理由がわかったら、またお知らせしますね。
多肉植物って、観葉植物以上に種類が多くて、面白いんだけど、難しいですね…
どの多肉植物がどんな部類で、どんな増やし方ができて、どの品種がどの時期に繁殖旺盛で、どの季節が生育に適しているのか、ホント分からないんで、多肉植物図鑑みたいな本でも買おうかと、真面目に考え中です…