絶対にシダ類! いや、シダ類? シダ類界の水菜(仮)を植え替えてみた!【oyageeの植物観察日記】

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この観葉植物、買って2ヶ月ほど経つんですが、名前がわからないんです

観葉植物???

まずは、これ、観葉植物なんでしょうか?

買った時にネームタグみたいな名前がついてなく、ビニールポットに値札シールが貼られてるだけだったんです。

名前がわからないから、どうやって育てればいいのか、植え替えたいけど、どうやって植替えればいいのか情報がまったくないんですよ。

株の中心部分から出てくるゼンマイのような芽がシダ類なんですけど、見た目はシダ類には見えない…

どう見ても、野菜系ですよね。 水菜に似てる?

何だろ、これ?と思いながらずるずると今日まで来てしまいましたが、最近、水やりをしても水を吸ってくれないし、1日水やりしないと、すぐにくたんと萎れてきている。

鉢に根が回ってて、土が水を貯えることができなくなってるんだと思います。

この植物は一点ものですので、なるべくなら枯らしたくない

だけど、どういう植物で、どうやって植え替えるのか?

名前がわからないから、ネットで調べようにも調べられない…

以前、名前がわからないシダ類がありまして、これはエバーゲミエンシスって探せたんです。

また、同じシダ類のフレボディウム・ウォーレウム、ブルースターっていうシダ植物も、こちらもいろいろと調べるこ戸ができ、情報を得ることができたんです。

だけど、この植物は「シダ類」で画像検索しても、同じ葉をしたシダ類の画像が全然出てきません…

これは完全にお手上げ状態です…

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有無を言わさず、勝手に「シダ類」の仲間にします。

「シダ類界の水菜(仮)と、名前が判明するまでそう呼ぶことにします。

ただの「水菜(仮)」ではないんです……「シダ類界」の水菜(仮)です(笑)

その「シダ類界の水菜(仮)」を植え替えます。

鉢から出してみたら、プテリスやアジアンタムと同じ根をしてますね。

細かい根がもじゃもじゃ入り組んで生えてます。

そして、やはり根詰まりしてました。

土より根の方が多い状態でしたよ…

大きな株ですし、この種類の植物はなかなか手に入りづらいので増やしたいと思います。

ですので、2分割の株分けします。

株分けは、株にハサミを入れるのではなく、にハサミを入れてください。

根に切れ込みを入れ、そこから手で割いていった方が安全に分割でき、なおかつ株を傷つけるのが最小限で済みますから。

株にハサミを入れて直接割ると、変な風に割れたり、中心だった部分が真っ二つになって、どっちの株も台無しになった…ってならないとも限りませんので、必ず根だけを切り株は手で割くというのを守っていただければ、大丈夫です。

株分けの増やし方は、この割き方の段階で成功か、失敗か、ほぼ決まります。

うまく割ければ、ほぼ90%成功したと言ってもいいでしょう。

2分割したんですが、たまに予期せぬ分割ができてしまうことがあります。

株が脆かったり、何かの拍子でハサミを入れた部分ではない部分が割れることがありますけど、問題ありません。

こちらも新しい鉢に植えましょう。

また、割ったり持ち上げたりしていたら、親株から小さな株がぽろっと外れて落ちることもあります。

こちらも土に植えてると、根付く可能性が高いんです

その後は、小さな株として育てることもできますので、小さいから…と捨てずに、土に植えてあげて大事に育てることをオススメします。

以前、エバーゲミエンシスのこういうシダ類の仲間の株分けをしたんですが、小さい株が親株から外れたことがあるんです。

あまりにも小さすぎて、「根付くかな?無理でしょ?」なんて思いながらも何気に土に挿していたら、芽が出て、今は小さな株として少しずつ生長してるんです。

生長が遅くて、時間がかかりますけど(笑)

だけど、こういうのはうれしいですし、観葉植物大好きな人にはたまらない幸せですよね。

後は、それぞれに見合った鉢に植えて完成です。

では、簡単な手順を写真付きでご紹介いたします。

シダ類界の水菜(仮)の株分けして植え替え
━ 名前も育て方もわからず、シダ類と勝手に思い込んでますが… ━ 

01. シダ類界の水菜(仮)を株分けします。2つに割ろうと思いますので、2鉢用意します。
02. すぐに萎れると思ってましたけど、やはり根詰まりしてますね。水を吸わないわけです…
03. この根がアジアンタムやプテリス、エバーゲミエンシスの根と同じように細かい根がもじゃもじゃ生えてます。
04. 株分けは、お尻(根の方)からハサミを入れます。間違っても、株の上からハサミを入れないように注意しましょう。

05. 根の奥の奥までハサミを入れて大丈夫です。根が硬いので、ちょっとの切れ目ではなかなか割れませんので、奥までハサミを入れて切れ込みを入れましょう。
06. 株の本命部分手前でハサミを止め、そこからは手で割くようにしましょう。
07. 2つに割りましたが、脆い部分がありまして、こういう風に勝手に割れてしまうことがあります。これはこれでうまく育てれば立派な株になりますので、植えましょう。
08. 土は芽が出る部分の一歩手前までにしておきましょう。芽が出る部分まで土が被ると、芽が出にくかったり、まだ弱い新芽が長時間湿った状態だと腐ります。

09. 土がしっかり沈むよう、手で鉢を持ち、鉢を傾けてトントンしましょう。
10. はい、完成です。
11. こんな小さな株も、うまく育てれば、飾れるぐらいまでの株になります。大きくなるのはだいぶ先ですが、根気よく管理してあげると、一人前のシダ類界の水菜(仮)になりますよ。
12. 5鉢できました。植え替え、株分けするたびに、どんどん鉢が増えていきます。今年の冬は取り込んだ観葉植物の価値で部屋がとんでもないことになりそうです…

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