シダがMORI MORI~♪てんこMORI MORI~♪ タマシダがイイ感じにこんもりしてきたんデス【oyageeの植物観察日記】

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この植物がタマシダなのか、ネフロレピスなのか、もしかして別の品種かわかりませんが、とりあえず「タマシダ」ということにしておきます。

タマシダです(笑)

このタマシダの株分けを6月に株分けをしたんデス。

そして、ブログで紹介したんデス。

 

「タマシダ(ネフロレピス)の増やし方|株分けと子株で増やすんデス」(17.06.06更新)
「タマシダの生育状況|モッサモッサ、モリモリのホイップ状態... タマシダがスゴいことになってるんデス」(17.06.12更新)

とにかく、シダ類は品種が多くて、よくわかりません。

近い仲間では、ベニシダニシキシダボストンタマシダがそうですし、ちょっと離れますとコタニワタリなどあります。

育ててる植物で言えば、アジアンタムプテリスエバーゲミエンシスシノブフレボディウム・オーレウム・ブルースター、溝で採取したイノモトソウもそうですし、意外と知られてないところでは山菜のゼンマイワラビもそうですし、シノブにそっくりにダバリアもそうです。

もっと身近な植物では、正月に鏡餅の下に敷くウラジロもシダ類の仲間ですよね。

なんと、あのツクシだってそうなんです

ツクシぐらいになると、シダ類ではなくて、シダ植物として分類されるみたいですが。

種類が多すぎて、このシダがどういう品種なのかをなかなか調べることができず、野生のシダなら紹介されてるサイトがありますが、観賞用のシダ類の品種を詳しく紹介してるサイトもないですし、品種を本気で調べようとするんだったら、シダを専門に研究されてる大学教授に聞くか、専門書を購入するしかなさそうです…

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6月に株分けしたタマシダの鉢ではないんですが、他のタマシダの鉢がイイ感じに仕上がってきたんデス。

暖かい春になって生育が活発になる植物もあれば、湿気の多い梅雨時期に活動が始まる植物もあり、暑い真夏になってやっと活発になる植物もあります。

oyagee的に区分すれば、暖かくなるとすぐに活発になるものはアイビーツユクサ系のつる性のもの、梅雨時期はアジアンタムプテリスなどの湿度が好きなシダ類や繊細もの、夏の暑い時期はサンセベリアモンステラオーガスタなどの南国系大鉢もの…って勝手に思ってるんです。

植え替えた時期によっても違いますし、置き場所によっても違ってきますが、大方こういう分け方で育て方や植え替え、管理をしております。

今回紹介するタマシダは、梅雨入りしてから一気に生長スイッチが入ったみたいで、それからあれよあれよという間に葉が茂り、今も生長を続けています。

今が一番の生育期かもしれませんね。

6月の時点よりさらにモッサモッサになって嬉しい限りですが、もうちょっと葉と葉の間に隙間があってくれれば、もっと見栄えもいいんですが…

ちょっとこじんまりしすぎて、見た感じが窮屈ですよね。

この時期、気をつけなきゃいけないことは、これだけ葉が密集してたら、株の中心が蒸れます。

タマシダの葉を押し退けて中を覗いてみたんですが、やはり中の方は枯れてたり葉がくたびれたりしてますね。

葉が密集してくるとどうしても風通しが悪いんで、高温になる日中とかは特に気を付けないといけないですね。

風通しのよい場所に置くとか、日中は日の当たらない、日陰の場所に置くとか…

でないと、中心部分が高温になって株の中心から葉が枯れ落ち、最悪な場合、株自体がダメになります。

かといって、蒸らさないようにするために水分を控える、水やりを一切しない!…ってわけにもいきませんし…

ここまでモサモサに生長しますと、根はがっちり張っていますので、2~3日で土が乾いてしまいます

水やりはしたいけど、葉が茂ってる株の中を、できれば高温にさせたくない、蒸らせないようにするためには?

日中に水やりをするのは逆効果かも?と思いがちですが、逆転の発想で、日中に冷たい水を葉にかけてやって、密集してる株の中の空中温度を冷却してあげるのも、一つの手かもしれません。

日中に、タマシダの葉が密集してる株の中に手を突っ込んだことがあるんですが、意外に高温で生温かく、もわ~んとしててびっくりしました。

冷たい水で空中温度を一気に下げてあげるのも大事かもしれないってことで、oyageeはたまに日中にひんやりした水をかけてあげてるんです。

しかも、1度きりでしたら、すぐに高温になりますので、2~3時間おきぐらいに高温の空気を水と一緒に洗い流す要領で、じょうろで冷たい水をかけてます。

霧吹きではあまり効果が期待できません…

しかも、霧吹きの水は、貯めてる水のまま使うと生ぬるい状態ままですので、まったく効果ないです。

ただし、水やり後は必ず風通しのよい場所に置くことがお約束です!

間違っても、水やり後、日の当たる場所に置きっぱなしにすると、ほぼ間違いなく葉焼け&株が蒸れてダメにしちゃいますので…

あと、植物に直接日光を当てないことばかり考えてしまいがちですが、今の時期は鉢にも直接日光を当てないように心がけましょう。

長時間、日差しの強い真夏の太陽を鉢に直接当て続けていると、否が応でも鉢の中は高温に達し、最高気温を記録する時間帯なら、鉢の中は人間の体温以上に達してしまうと思います。

黒のビニールポットならなおさらです。 黒ビニールポットは熱を吸収しますから…

高温になった土では、絶対に植物の根を傷めてしまいますで、高温になるこの時期は十分注意してください!

…って、これ、実録の経験談です(苦笑)

以前、植物の方には日陰を作ってあげてたんですが、鉢に直接じりじりした太陽光線が当たってるのに気づかず、土の中に指を突っ込んでみましたら、湿ってた土がちょっと熱いぐらいのお湯並みの温度に上昇してまして、株をダメにしたことがありましたので…

あと1か月ほどは昼夜問わず暑い日が続きます。

35度以上の酷暑になる日もまだまだあります。

この時期、人間の熱中症対策も大変重要ですが、植物の熱中症対策も少しだけ気を付けてあげて、特にタマシダなどの葉が茂ってる植物は高温&高多湿による蒸れに十分注意しながら管理してあげてくださいね。

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