寄せ植え鉢へ行きたいかーーっ! セダム横断ウルトラクイズ!「〇×クイズ」ならぬ、「〇×チェック!」【oyageeの植物観察日記】

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「ニューヨークへ行きたいかーーーーーっ!」

昔、oyageeの夏休みは、「アメリカ横断ウルトラクイズ」を見るのが楽しみでした。

今の若い人は「アメリカ横断ウルトラクイズ」なんて知らないですよね…

「ニューヨークへ行きたいかーーーーーっ!」は、番組内での司会者であり、クイズ進行役、出題役の福留アナの有名フレーズです。

今はもう開催されてなくて、放送もなくなりましたが、当時は参加者が後楽園球場に集まり、〇×クイズでどんどんふるい落とされ、成田空港ではじゃんけん、やっと日本を脱出したかと思えば機内でペーパークイズをやり、不合格者は現地に一歩も降りられずにそのまま飛行機で強制送還

アメリカの各都市がチェックポイントになり、どろんこクイズバラマキクイズ早押しクイズ敗者復活戦…といろいろやって、最終的に2名の勝者がニューヨークでクイズ対決し、10問正解で勝ち抜け、優勝者が決まる。

今のクイズ番組は、現役〇大生の天才や一流大学卒の超エリートが参加するクイズ番組が多いですが、ウルトラクイズは、知力体力時の運でしたから、頭がいいだけでは勝ち残れなかったのを覚えています。

この番組は2時間枠で、4週に分けて放送するんですよ。

oyageeの子供の頃は、まだエアコンやクーラーなんてなかったし… いやいや、さすがにクーラーぐらいの冷房器具ぐらいはありましたよ、いくらなんでも昭和初期戦前生まれではありませんし、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」をリアルで経験した世代でもないですから…

しかし、クーラー・エアコンが一般家庭にはまだ普及はしてない時代で、高級家電を買えるほど裕福な家でもなかったので、扇風機をガンガン回しながら、汗をかきかき、スイカやかき氷を食べながら「アメリカ横断ウルトラクイズ」を見てた覚えがありますね。

10数年間ぐらいは、毎年開催されてたんではないでしょうか…

大人になったら、絶対に参加してやる!って思ってましたが、大人になったらいつの間にか終わってました…

あまりにも憧れが強かった番組なんで、1998年にハワイ、ロス、カンザス、ニューヨークと、約1か月間アメリカ横断旅行に行ったんです。

旅行の目的は他にもありましたが、半分は「ひとり・アメリカ横断ウルトラクイズ」をやる為です…

「ひとりカラオケ」「ひとり焼肉」って言葉はありますが、「ひとり・アメリカ横断ウルトラクイズ」をやる人はそうはいないんではないでは?(笑)

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話が長くなりましたが、アメリカ横断ウルトラクイズに「〇×クイズ」っていうのがあったんですよ。

まあ、単純にクイズの答えが、「マル」「バツ」かというのが…

後楽園球場に全国から何万人もの参加者が集まって、1塁席と3塁席に〇か×で別れたり、グアムやハワイでは〇と×の発泡スチロールの壁があり、正解だと思う方にめがけて飛んで、間違ってたら泥まみれになる「〇×どろんこクイズ」とかあったり…

ちょっと懐かしかったんで、クイズではないですが、先日の脇役的存在多年草でも〇×をやってみようかと思いまして…

「ニューヨークへ行きたいかーー!」ではなくて、「寄せ植え鉢へ行きたいかーーー!」

「〇」がついた多年草のみ、合格です。

将来、寄せ植えをする時に他の植物と一緒に植えてもらえるチャンスが与えられるんです(笑)

「×」がついた多年草は、今の段階では失格ですね…

将来、寄せ植えに使えるほど育たないし、根が張ってない。

根が張らないってことは増えないってことですから…

台風の日の8月6日に一度、簡単にチェックはしてたんですね。

しかし、あの時は4鉢程度でしたし、見た目では植えた当初とほとんど変わりがなかったんですよ。

今は、根が出てきているか、根がまだ出てないのか、目視だけでほぼ確認できます。

葉の艶、葉の勢い、株の萎れ具合など、見ただけでわかります。

ですので、第1チェックポイント! 目視〇×チェーーーーーク!!

1鉢ずつ実際に見て、植わってる株を軽く触ったりもして、状態が良かったら「〇」で、よくなかったら「×」をつけていきます。

うまく根付いてそうな鉢元気そうな鉢〇!

元気がないな枯れかけてるな根が出ないかもっていうは×!

元気だけど、いくつか枯れてる、元気があるのかないのかわかんないような微妙な鉢は、△!

〇は11鉢

×は2鉢

△は5鉢でした。

葉が分厚いもの、茎が太いものは根が出てますね…

葉が薄っぺらいもの、小さいもの、また茎が細いものは微妙です…

では、個別にチェックしていこうと思います。

「セダム横断ウルトラクイズ」ですので、調べ方ももちろん前列の鉢から横断です!

前列左端から横方向に1鉢ずつチェックしていきます。

01. 品種名:【不明】

  • この株はしっかり根が張り、根付いてるようです。「〇」です。 18番とは、購入日、購入先が違い、まったく別の鉢からの茎挿しですが、同型、同品種のように感じます。
02. 品種名:【セダム/パリダム】

  • 葉はコロコロ系ですので乾燥に強いのかと思いましたが、ダメですね… 全滅です。「×」です。 葉が極小で、しかも茎が糸のように細く、根が出てません。 小石系が多い土は根が出にくく、発根に適さないのかもしれません。 暑さにも影響してるのかもしれませんので、涼しくなって、もう少し軟らかい土で再チャレンジします。
03. 品種名:【不明】

  • 花びらのような葉をしています。 葉の厚みは薄いですが、茎がしっかりしてますので根が出ています。「〇」です。
04. 品種名:【不明/以前、側溝で拾ってきたマンネングサ】

  • 側溝で拾ってきたセダムです。 道端の側溝でも根を張り、生きていけるぐらいですから、もちろん根付いてます。「〇」です。 二重丸でもいいくらいです(笑)
05. 品種名:【セダム/アクレ】

  • これは全くダメです。「×」です。 茎が髪の毛並みの細さ、葉も02番のパリダムよりもさらに小さく、すごく繊細な植物です。 これを増やすのは至難の業かもしれません。 土を変更して再チャレンジしないと、多肉植物専用の小石のような土では根が出ないと思います。 暑い時期で茎挿ししたのも、よくなかったのかもしれません。
06. 品種名:【セダム/レフレクサム】

  • こちらは側溝っで拾ってきたマンネングサタイプですので、しっかり根が出てるようです。 ただ、1株だけ萎れてるんですよ。 ですので、〇に限りなく近い「△」です。
07. 品種名:【セダム/ゴールドビューティー】

  • こちらも側溝で拾ってきたマンネングサタイプでして、根が出ています。 株もぐらつきませんでしたので、もうしっかりと根を張ってるようです。 さらに植えた時より一回り大きくなってるように見えます。「〇」の上の「◎」です。 葉が黄色く枯れかけて見えますが、黄緑がかっているのはこういう品種ですので、特に問題ないと思います。
08. 品種名:【セダム/コーラルカーペット】

  • 上記と同様に、側溝で拾ってきたマンネングサタイプで、どこでも簡単に根を張るタイプみたいですので、根を張ってくれてます。「〇」です。
09. 品種名:【セダム/モリムラマンネングサ】

  • 品種名に「マンネングサ」がつくほどですので、こちらも側溝セダムと同じタイプですね。 根を張ってるようです。 こちらも07番のゴールドビューティーと一緒で、すでに生長スイッチが入ってるみたいで、茎挿しした当日より一回り大きくなってますね。「〇」です。

10. 品種名:【セダム/グラウコフィラム】

  • こちらは見た目が丈夫そうなので確実かと思ってましたが、思ってた程よくありません。 茎が軟らかすぎて、高温に弱いのか、水分過多かで茎がふにゃふにゃに傷んで再起不能になります。 そして葉がポロポロとれます。 4株あるうち、2つはダメですね。 残りの2つは何とか根付いてるようにも見えますが。 微妙ですので、「△」です。
11. 品種名:【不明】

  • こちらは、05番06番と同様、茎が細く、葉が小さく、うまく根が出てくれてないようです。 6~7本の茎を挿してますが、半分ぐらいしか葉がしっかりしてません。残りの半分の葉はしぼんでる状態です。 今のところ、「△」ですね…
12. 品種名:【セダム/ドラゴンズブレッド】

  • 8/6の前回根が出てるかチェックした4鉢のうちの1鉢で、この時すでに根が出てるのが確認できたので、あえてチェックする必要はなくて、いいかもしれません。 葉の張りもよいですし、しっかり上向きになってますので、言うことナシです。「〇」の上の「◎」です。
13. 品種名:【不明】

  • 葉の付き方が花びら風で、葉のふちもフリルっぽくて柔らかいです。 茎はそれほど細くはないんですが、根付きがよくないようです。 3本茎挿ししましたが、1本は萎れて、すでに枯れかかってます。「△」の微妙な位置ですね… この植物は、以前多肉植物の寄せ植えの時に空いてるスペースを埋めるために結構な本数を使ったんですよ。 今、あまり茎が残ってないんでね。 絶滅の二歩手前ぐらいですので、これからどうやって増やしていこうか悩んでるところです…
14. 品種名:【セダム/フクリンマンネングサ】

  • 特徴ある葉が他の品種とは異なり、一目瞭然です。 こちらも前回のチェックで確認できてますが、改めて確認しても、ほぼ確実に根が張ってるようです。 茎も太くて丈夫でしたので、暑さや湿気にもそれほど弱くはなさそうです。「〇」です。
15. 品種名:【セダム/リトルミッシー】

  • 01番の斑入りの多年草と同じ形ですが、こちらの方は葉が若干厚めです。しかし、01番より小型です。 根付きがいいのかと思いましたが、1つ、2つぐらい萎れてるように見えますので、「△」です。
16. 品種名:【セダム/子持ちレンゲ】

  • 18鉢ある中で、見た目が唯一多肉系植物っぽいです。 葉が多肉っぽく水分を含んでて分厚いんです。 3株挿してますが、根が出てるようです。 株はまだぐらつきますが、多肉植物っぽいんで、このまま置いといたら、自然と根が出てくれそうな雰囲気です。 葉が全然萎れてないんで大丈夫でしょう。「〇」です。
17. 品種名:【不明】

  • 03番と同タイプです。 葉に斑も入ってないんで、見た目は全く一緒です。 ただ、茎の色が違うんです。こちらは赤っぽいんです。 見た目、枯れたような症状も出てないし、葉も萎れてませんし、問題ないと思います。「〇」です。
18. 品種名:【セダム・ミックス】

  • セダム・ミックスは品種名ではありません。こちらは後日追加した2品種になります。 タイプとしては、斑入りの株は01番の品種、もう1つの株は04,06,07,09番の品種に似ています。問題ないですね。「〇」です。

「×」の判定を受けた2番、5番の品種が気になりますね。

全くダメなんです…

今、萎れてる状態が続いてるんですが、ここで水分を与えてもいいのか、与えない方がいいのか、わからないんです。

ほとんどの鉢の株が、元々枯れかけてるのを格安で購入してたんで、それほど葉が茂ってないんですね。

さらに、この2番と5番は、ほとんど枝や葉が残ってないのを茎挿ししてますから、簡単に増やせないとなると、親株の方をまず応急処置として再生させないといけないかな…と考え中です。

暑い季節に茎挿しして増やしたりするのって、結構難しいかもしれませんね…

以上、脇役的存在多年草の〇×チェックでした。

また、1か月後ぐらいにどういう状況になったのか、ご報告いたします。

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