先日、大きなクワズイモの大手術をしました。
このクワズイモ、1つの鉢に太い株が3本植わってて、立派なクワズイモなんですけど、なんと3本のうちの2本が腐ってたんです。
軟腐病か何の病気かはわかりませんが、茎がグジュグジュに柔らかくなる病気に侵されておりました。
しかし、葉はちゃんと出ておりますし、腐ってない部分からは新芽が伸びてたんですよ。
勿体ないので、腐った部分を取り除くために、メスではなく柄がなく錆びついてた包丁を持って、大手術をしたわけです。
6月16日に腐った部分を切り取る手術を行いましたので、ちょうど1か月が経ちました。
3本の株のうち、唯一まともだったクワズイモの株は、また新しい葉が開いておりますね。
ピカピカのツヤツヤの若葉です。
この1本の株は、この先もほぼ問題なく育っていってくれるでしょう…
残りの2本は腐っており、上下を分断させる「胴切り」というものを行いました。
分断した2本のうち、1本の株の方は新芽がすでにあった株です。
その新芽が、今はさらに伸びてきております。
茎が完全にぺちゃんこで、新芽も伸びてなかった株の方からも、新芽が出てきております。
2株とも、まだ生きてるんですよね…
このまま育てたい気持ちもありますが、やはりへこんだ部分が目立ち、見た目がえぐくて、観葉植物としては「不合格」です。
それに、もし病気の菌が残ってたら…と思ったら、さらに蔓延して被害が拡大するかもしれません。
この芽がある程度大きくなって、株分けできるほど育ってきたら、子株だけ切り取り、残りの部分はすべて捨てます。
だから、もう少しの辛抱です…
切り取った方は…
1か月経ってますので、切り口は完全に乾いているでしょう…
…と思いきや!
切り口は乾いてるんです…
だけど、部分的に柔らかい部分がまた発生してます!
大変です!!!
1か月前切り取った時には、腐った部分はすべて排除し、きれいに切り取ったはずなんです。
これは、病気の菌がまだ残ってたのか…?
もしくは、湿気が多くて完全に乾かなくて、腐食したのか…?
このどちらかでしょう。
ちょうど切り口を切ったのは、梅雨の真っ只中。
あの後、長雨が結構長く続いたんですよ。
雨が降ってなくてもジメーとした天気が続き、カラッとした日はありませんでした。
1週間後ぐらいに切り口を見たんですが、青カビが生えており、うまく乾いてくれてない…って気にはなってたんですが…。
サンセベリアやクワズイモなど、切り口をしっかり乾かした後に植え込みをする植物は、梅雨時期にやってはいけませんね…
しかも、外は雨続きで湿気が多いので、外ではうまく乾かないと思い、室内に置いてたんです。
部屋だと無風状態で、室内でも湿度の高いから、しっかりと乾かなくて腐ったんだと思います。
完全に手術時期を間違えました…
からっとした天気が続いてた梅雨入り前か、もしくは夏が終わり、晴天が続くさわやかな気候の秋にするべきでした…
腐った株2本はどうするか?
勿体ない精神が先に立ち、再度手術をします。
柄のない錆びついた包丁をもう一度持って、腐った部分を排除する手術を行います。
「私、失敗しないので!」
…のはずでしたが、大門未知子のようにはいきませんでした。
しかし、今度こそ…
「私、次こそは失敗しないので!」
腐って柔らかくなってる部分と、そうじゃあない部分を完全に分離するための手術です。
腐った部分を残しておくと、段々と伝染してきれいな部分まで腐ってしまうので、失敗は許されません!
2本とも切ってみましたが、双方とも切り口に黒ずんでる傷みがあり、それがどうしても残ってしまいますね…
これが、腐っていく原因かもしれません。
しかし、これ以上切り刻んだら、まともな部分がなくなってしまいますので、ここで終了します。
後は、なるようになれ!です。
これで、このまま1週間程度乾かします。
外の風通しの良い場所に置いておけば、乾くと思います。
湿度は高めですが、晴れてますので、大丈夫じゃあないかと…
1週間後、再び柔らかくなってたら…?
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そん時はそん時です。
これで失敗したら諦めます。
大株から出てる新芽を大事に育てることに専念しますので…