元同僚のおタネさん(仮名・女性・年齢非公表)から多肉植物をもらいました。
「多肉植物を買ったんだけど、うまく育てられなくて… 枯れかけてるヤツだけど、いらない?」って言うんで、「いる、いる! ちょーだい!」ってことでもらったんです。
今、多肉植物の品種を増やしてる段階で、どんな多肉でも欲しい状況。
さらに、もらう前にどんな多肉なのかを聞くと、これまで持ってない品種のようだったんです。
実際にもらって手に取ってみたら、今、すごく欲しかった品種だったんですよ。
葉が尖ってる多肉です… しかも縞模様。
まるでウミヘビみたいな模様の多肉植物でした。
以前は、絶対に買わないし、育てようとも思わない多肉です。
形は好きですよ。
ただこういう模様が苦手です。 ……いや、苦手だったんです。
過去形です…
観葉植物でも、ヒポエステスは、昔、嫌いだったんですよ。
あの斑点模様が爬虫類系を連想させるような、皮膚病になったような模様で大っ嫌いでした。
だけど、年を取れば、好みって変わるもんですね…
食べ物も、若い頃はシイタケや大根の煮つけが大っ嫌いでしたが、今はすすんで食べてしまってます(笑)
植物も、これと同じなんでしょうかねぇ?
好きになった理由は、緑一色だけの多肉の寄せ植えだと、見た目が全然面白味を感じない。
今、持ってる多肉のほとんどが緑オンリーなんですよ。
だから、なに作っても、同じに見えるんです…
形や模様や色、多種多様の多肉が植わってるからこそ、寄せ植えの面白さなんですよね。
爬虫類系のような模様の多肉が1つでもある方が、寄せ植え的には断然面白いんですよ。
だから、急に好きになりました(笑)
昔はどうも苦手で嫌悪感があったりしてんですが、今は全然なんとも思いません…
逆に、ずっと眺めててもいいし、見てて飽きないです。
だけど、中にはまだ苦手な模様や形がありますけどね。
特に、サボテン系のもののいくつかは…
この多肉の名前、おタネさんはよく知らないみたいです。
だから、どういう品種でなんていう名前なのかかわかりませんが、ハオルシアではないかと?
ツルボラン科(ユリ科)まではわかりましたが、詳しい品種名がいまいちわかりません。
模様が似てるのは、「ドーナツ冬の星座」か、「霜降り十二の巻」なんですよね…
ハオルシアも結構種類が多くて、模様が微妙に違うだけとか、同じ模様だけど葉幅が微妙に違うだけだとか、ホント微妙の差だけで品種名が違います。
どうでもいいことなんですけど、「ドーナツ」「十二の巻」とか、どうしてこんな面白い名前を付けるんでしょ?
面白い名前は、ハオルシアに限ったわけではなくて、多肉全般に言えますけどね…
この状態では、枯れていく一方だと思います。
だって、根が全然張ってなくて、株が鉢土から完全に浮いてる状態なんですから…
根がないって言うか、すでに枯れてます。
枯れてるって言うか、腐った後にカラカラになってる?
やけにぐらつくな…って思って持ち上げたら、すっぽり抜けました。[ 01.]
全然根が張ってません…[ 02.]
葉先も茶色になってるってことは、枯れかけてるってことですよね?
これでも一応多肉だから、完全に枯れてない限りは土に置いとけば根が出てくるでしょうし、いつかはその根も土に届いて鉢の中で根が張ってくれるんでしょうけど、こんな状態だと根が張るのはいつになることか…
これはちょっと難敵っぽいですね…
葉挿しみたいに、土に挿したら勝手に根が出ました…なんてことになるんでしょうか?
一筋縄ではいきそうにありません…
だけど、多肉でも観葉植物でもどちらにも言えることですけど、こういうのを復活させるのが、植物を育てていくうえでのまた楽しみって言うか、醍醐味ですね。
特に、このoyageeは自分で「復活の伝道師」と勝手に呼んでいるぐらいですから、こういうのを見るとワクワクしてきます。
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復活させるために、なんとかしないといけません。
これも多肉なんで、こんな枯れかけてる状態でも復活できると思いますよ。
とりあえず、別の乾いた土に挿しておいて様子を見ます。
一塊に見えますが、個々では5株付いてるようなので、まずは株分けします。
株と株が根元付近で繋がってて、手でも簡単に取り外せましたが、接続部分がスカスカで水分が全然ないんです。
これ、腐ってません?[ 01.]
その後、カラッカラに枯れたんじゃあないですか?
この多肉、もう完全に枯れてるってことはないですか?
大丈夫なんでしょうか?
株元に赤いぽっちがあるのは、発根の兆候なんでしょうかね?[ 01.]
だとしたら、少しは復活への希望の光が見えてきますので、うれしいんですが…
5つ株分けしてみましたが、大小さまざまですね。
どの株も、根がカラカラのカサカサで干乾びた状態なのが気になります…[ 02.]
とりあえず、株が5つほどありますので、いろんな土で試してみたいと思います。
まず1つ目は…
主に多肉専用の土を入れたミニポットに植えてみます。[ 01.]
これは、息を吹き返してくれるんではないかと思ってるんですが…?
次に2つ目。
同じ土で、鉢を陶器の器にして1株植えてみます。[ 01.]
これ、前に多肉の寄せ植え「真夏のクリスマス」というタイトルで作った時の鉢なんですけど、植えた多肉が暑い真夏に完全消滅しました… 全滅です。
鉢だけ残ってますので、これに植えてみます。
うまく育てば、この緑の器でこのまま育ててみようかと…
この緑の器、100均の爪楊枝立てです。
で、3つ目は…
これが一番小さい株になりますね。
以前、枯れかけの多肉植物を植えてる食品トレイの挿し床があるんですが、ここの空いてるスペースに植えて様子を見ます。[ 01.]
4つ目の株は…
5つの株の中で一番大きな株になりますが、もらった黒い鉢のまんま育ててみます。[ 01.]
この中の土、砂が一切混じってない砂利なんですね。
じゃあ、砂利なんではないんじゃあない? ですよね…
とにかく、真っ白い小石だらけの土なんです。
見た目は不衛生ではなくてきれいなんですけど、こんなきれいな小石だけの土でうまく根が張るんでしょうか?
ま、これに植わってたんで、この土で再度やってみます。
最後に5つ目。
多肉を増やしてる増殖用のミニプランターがあるんですけど、ここに1株植えます。[ 02.]
早く育って、早く子株を作ってくれたら、すぐにでも多肉の寄せ植えに使えるんですけど…
その前に、まずは根付くかどうか、ですね…
うまく根付きますように…