真冬の葉ポロ現象は茎だけが腐る、まるでフレンチクルーラー状態に!? 原因は、防寒対策を怠ったから? ─アルフレット編─【oyageeの植物観察日記】

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今、2階のベランダの多肉たちは簡易屋根を取り払っており、昨日の雨に打たせました。(2月14日のブログで、前日の土曜に雨が降りました)

いい加減水分補給させてあげたいのもあるし、次の寒波襲来が水曜日ぐらいなので、それまでは暖かい日が続いて2~3日で鉢土は乾てくれるだろうってことで、雨に当てたんです。

朝方まで雨が降ってましたので、苗にはたっぷり水が溜まってます。

これ、ファンクイーン。

ファンクイーンって、爪部分がこんなに濃いピンク色に色づきましたっけ?

この辺の苗、名前がわからないものが多く、名前の候補の名札を3枚ほど差してます。

一番確定的な名前がファンクイーンだったんで、これにしたんですけど、葉の形はファンクイーンに似てますが、このピンク色が謎です…

とりあえず、水がたっぷり溜まってるので、息を吹きかけて飛ばします。

次は、この苗…

この苗の水がたっぷり溜まってるので、手に持って息を吹きかけて吹き飛ばしたら…

あらら?

苗が空中分解???

息をふぅ~と吹きかけただけなのに、そんなに鼻息荒かった???

息を吹きかけただけなのに、葉がポロッと…

これもある意味、葉ポロ現象の1つです!!!

このブログで「葉ポロ現象」と言えば、多肉苗がいろんな原因で葉がポロッと取れてしまう現象のこと。

蒸れとか、暑さとか、害虫とかが原因で、多肉苗が弱っていく段階で起こる現象のことを言い、早急に対応が必要なんです。

この品種は、アルフレット。

アルフレットの後に「クラブ」とか「グラフ」とか「グラブ」とかつく品種があります。

他にも、「ムーンフェアリー」という品種もあります。

こちらは、「アルフレット ムーンフェアリー」ではないかと思いますが、購入時に「アルフレット」としか書いてなかったので、本日は「アルフレット」と呼びます。

苗ごと掴んだら、簡単に持ちあがりました。

それも、一塊に… 苗ポロじゃん!

どういうこと???

裏返したら、向こうが丸見えです…

苗の姿は形をまったく崩さす、そのまんま…

中心部分は空洞で、筒抜け…

なんですか、これは?

ほら、空を見上げたら、向こうに青空が見えます。

まるでミスドのフレンチクルーラー状態!

こんな多肉、見たことない!!??

ちなみに、空洞部分に竹串を通してみたら…

苗は全く崩れずに、まるで風車状態です…

こんなことして、遊んでる場合じゃありません!

原因を究明しないと!

すっぽり抜け落ちてる茎はどうなってる?

茎は枯れたままの状態で残ってますね…

そして、そこについてた葉も枯れてます。

成長点部分の小さな葉や若い葉は、ポロッと落ちてる…

左下の小苗は天芽部分ではなく、多分、葉挿しからできた子で、この子は問題なさそうです。

で、さっきのまるごと残ってた苗は、しっかり残って現状維持…

多分、多分ですけど、茎だけが寒さで凍ってしまい、ダメになったんではないでしょうか?

置いてた場所はここ。

このエリアの一番右端の黒い育苗トレイに、このアルフレットが入ってたんです。

このトレイの中には、もう1つダメになってる苗が存在します。

一番角っこのこの赤い苗…

これは、ルブラという品種。

隣の小さめのルブラと同じ苗です。

何故か、手前のルブラだけがこんな状態に…

これも、角っこだし、寒さにやられたんではないでしょうか?

2枚上の画像、ブロックを四隅に置いてますが、あそこにガーデン仕切り版のラティスを1枚乗せ、その上に波板ポリカートを乗せて、簡易屋根を設置しました。

アルフレットとルブラが入ってた育苗トレイは、一番端っこで、トレイの半分ぐらいは屋根から出てた状態です。

両サイドに置いてる苗はどうしても外気(寒気)に晒されてしまい、元々寒さに弱い品種や、寒さに耐えられなかった苗などが今回寒さにやられたんでは…と思ってます。

真冬でも起こるポロ現象…

今回は、凍結による葉ポロだと認定してもよろしいんではないでしょうか?

寒さに強い多肉も限度がありますので、防寒対策をしっかりと!

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また寒波が来てますよ!

大事な多肉を寒さから守ってあげましょう!

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