観賞用クローバーを増やすなら、まずは「茎挿し」にチャレンジ! これでモリモリ増えて、復活します!【oyageeの植物観察日記】

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ここのクローバーたちに見覚えがありますか?

そうです、4種のミニクローバーたちですね。

去年の10月に「ロゼ」「パープル」「ナイト」「セピア」の4品種を購入し、11月にビニールポットから鉢へと植え替えました。

【2017.11月のブログより】

この中に「ロゼ」が入っておりません。

後日、追加投入しています。

翌年2月には、寒い時期だというのにモリモリと元気に育ってくれてました。

【2018.02月のブログより】

暖かくなってきた3月には、段々と徒長を始め…

【2018.03月のブログより】

5月には暴れ出し…

【2018.05月のブログより】

7月には、あらら…

収拾がつかなくなってきました。

【2018.07月のブログより】

で、8月の終わりには、ほぼ壊滅状態。

【2018.08月のブログより】

こりゃあどげんかせんと、枯れてしまう!ってことで、8月25日に物は試しってことで茎挿しをしてみたんです。

【2018.08.25のブログより】

これが、ミニクローバー4品種の1年間の歩みです。

クローバーの茎挿しなんて、聞いたことがありません。

まさか、こんな風なやり方で増やせるなんて、思ってもみませんでした。

「クローバーとかの草系の増やし方は、種子からでしょ?」

「クローバーの茎挿しなんて、やってる人いるの?」

…なんて思いながら、半信半疑で見守っていました。

すると、弱って枯れることもなく、段々と葉が茂ってきたんですね。

そして今は…

【2018.12.12現在】

このような状態です。

立派なもんです。

買った時のように、葉が小さくてキュートじゃあないです?

購入当時の姿にほぼ戻りつつありません?

試しに1品種だけ先陣を切り、キューブ型の鉢に植え込んだクローバーがありましたね。

こちらもこんもり茂ってきてるし、イイ感じになってきてるんです。

この鉢には、茎をたった3本しか挿しておりません。

鉢の中を覗いてみると、茎を摘心(先の芽を切ること)してないのに、どんどんと枝分かれしており、そこから小さな葉がたくさん吹き出てきてますね。

これが、観賞用クローバーの葉を小さくこじんまりと、さらに苗をこんもりさせる仕組みだったんです。

この増やし方が正解かどうかはわかりませんが、お気に入りのクローバーを絶やさずに育てたい…って方は、まずは茎挿しです!

茎挿しして根付けば、あとは勝手に増えてくれます。

クローバーって、茎挿しで本当に増えるんですね?

冗談かと思ったら、本当に増えちゃって正直びっくりしております。

こんな増やし方でいいんでしょうか?

いいんです!

増えれば、このやり方がいいのか悪いのか、関係ありません。

増えさえすれば、なんだっていいんです。

4品種の鉢も、同じ日に茎を3本ずつ挿しております。

それぞれを見ていくと、成長がいい品種とそうでない品種がはっきりわかりますよね。

同じ日に、同じポットに、同じ土を入れ、同じ数だけ茎挿ししたから、同じように育つと思ったのに、成長速度が違います。

これは、どうしてなのか?

育ちがまばらなのは、茎挿しした茎が悪かった?

育ちが悪いのは、土との相性が悪い?

生育の良し悪しは、たまたま?

単なる偶然?

これは勝手な想像ですが、葉に緑色が多い品種は育ちがいい、緑色が少ない品種は育ちが悪い…

そう思ってるんですが…

例えば、観葉植物にも多肉植物に斑入り品種があります。

緑色の葉の植物から突然変異で斑入り品種が出てきます。

斑入り品種というのは、黄色や白の斑が入ることですが、黄色や白が多いと、育ちが悪いんですよ。

クローバーも、緑色の部分が多い葉の方が光合成がしっかりできるので育ちがよくって、緑色が少ない葉は光合成ができにくいから、育ちが悪い?

そう思ってます…

植物の光合成なんてよくわからないし、理科とか化学とか生物とか苦手な学科でしたので、からっきし当てずっぽうなんですけど…

クローバーは茎挿しできるってことを学び、茎挿しで簡単に増やせますが、ただ注意することが何点かあります。

まずは、水を絶やさないこと。

根が出るまでは、水切れに注意です。

萎れたままでしたら、根が一向に出てくれません。

その後は干からび、最後は完全に枯れてしまいます。

発根が始まると、一気に鉢の中に根が回ります。

クローバーの根って異常に発達しますので、気づけば土が乾いてる状態です。

頻繁に水切れを起こしますので、土が乾いてたり、葉が萎れかけてたら、速攻で水やりしてください。

寒さに強いわけではないけど、弱い植物でもないので、寒い時期でもたっぷり水やりしても大丈夫。

とにかく、水切れ要注意です。

ある程度根が張り、成長が見られるようになったら、次の注意点は、たっぷりの日光浴!

太陽光線を思いっきり浴びせてあげましょう。

直射日光に慣れさせさえすれば、クローバーは1日日差しに当ててても葉焼けを起こしません。

しかし、いきなりの光線は禁物…

スタートは、半日陰で管理したり、日光浴数時間…と徐々に太陽光線に慣らしてあげ、ある程度慣れてきたと思ったら、それからは直射日光OK!

今の時期の光線はそれほど強くはないので、締まった株と色鮮やかな葉を楽しみたいのであれば、日光浴をおススメします。

日陰で管理してると、どうしても葉の色が悪くなり、葉柄(葉と茎を接続してる部分)がびろ~んと伸びてしまい、弱々しくみっともない姿になってしまいます。

置き場所ですが、春から秋までは完全屋外で問題ありません。

冬の管理は、やはり心配になりますよね…

霜に当たらなければ、外で管理しても大丈夫だと思います。

さすがに、零度以下の気温が続く雪国の方たちは、屋内の方がいいかもしれませんが…

心配な方は、屋内へ移動させてあげることをおススメします。

その際も、南向きの窓辺に置いて、たっぷりの日光浴をさせてあげてください。

とにかく、クローバーは茎挿しでとりあえず増やせます。

手元に観賞用クローバーがあって、「枯れかけてるので助けたい」「もっと増やしたい」などお困りの方は、まずは茎挿しを…

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購入当初のようなこんもりしたきれいな苗には戻らないかもしれませんが、とりあえず、増やせますので、物は試しに、一か八かで、論より証拠で、一度ぐらいやられてはどうですか?

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