真夏の今、多肉の葉っぱがシワシワになってたら…?
水やり、する? しない? どーする?
「もし水やりして、蒸らして枯らしたら、もったいないし…」
「かといって、このまま水やりしなかったら、弱っていく一方だし…」
葉がシワシワになってる多肉達、このまま見て見ぬふりをして、水を一滴も与えないべきか?
それとも、植物を育てる以上、やはり「かわいそう」という親心が先に立ち、水を与えるべきなのか?
真夏に水をあげる? あげない? さー、どーする?
一昨日、そんなことをブログに綴りました。
- 枯れかけ寸前? もう限界? 「銘月」「樹氷」「黄麗」「デビー」などのシワシワ多肉を復活させるぞ!! (18.08.01更新)
結局、水やりをすることにしたんです。
シワシワになってる葉になった多肉達に、一昨日、水やりをしてみました。
しかし、真夏の水やりは、いくつか注意点がございます。
それは、後程にでも…
さて、再びプリップリの葉に戻ってるのか?
それとも、戻ってないのか?
はたまた、水やりのせいで蒸れてしまい、葉がポロッと落ちる現象に陥ってしまったのか?
本日の多肉達です。
この多肉さんたちは、比較的どこででも簡単に手に入り、あまり人気のない普及種たちばかり集まってます。
特にシワシワが目立ってたのが、樹氷、秋麗、サンライズマムでした。
8月1日の水やり前と、2日後の本日の画像を比べてみましょう。
【Before(8/1)】
【After(8/3)】
樹氷は、ほぼ完ぺきに戻ってますね。
ムチップリッとした葉になってます。
見た目が全然違います… イキイキしてますもんね。
ただ、下葉の方にほんの少しだけシワがうっすらと残ってますが、これは時間の経過とともに消えていくでしょう…
【Before(8/1)】
【After(8/3)】
秋麗も、ムチップリッとした葉に戻っています。
こちらは、ほぼ完璧に元の葉へと復元されました。
シワシワ部分も全く残っておりません。
【Before(8/1)】
【After(8/3)】
サンライズマムも!…と言いたいところですが、サンライズマムだけはしわがまだ目立ちます。
元の葉のように復元はしつつあるんですが、葉が硬い分、しわが目立ち、完全復活するまでにはもう少し時間が必要です。
サンライズマムをはじめ、銘月、黄麗などの葉は、他の多肉と比べて葉の表面が異様に硬い作りになってます。
だから、一度しわになったり、寄れたりして跡形がつくと、復元されるまでに時間がかかるようです。
人間の皮膚もそうですもんね。
寝相が悪くて、知らずにうつぶせ状態で寝ちゃったりすることないですか?
肌が軟らかくて弾力のある若い時だと、顔についた寝癖のシワなんかはすぐに消えるのに、年取るとあのシワがなかなか消えないってことないです?
肌の老化で硬くなってるから、なかなか消えないんです。
「人間の肌」も「多肉の葉の表面」も、硬いと一度ついたシワはなかなか消えないという原理は一緒です…(笑)
さて、多肉の真夏の水やりですが、今のところ大丈夫そうです。
一概には言えませんが、夏に水やりしても問題ないと思います。
ただし、水やり時の一昨日のブログにも書きましたが、株元にたっぷりやる、葉水をかける、気温が高い日を狙って水やりする、気温が高い日中に水やりする…などはやめておいた方がいいでしょう。
NGです!
また、水やり後、直射日光に当てるのも、鉢の中の気温が一気に上昇し、鉢土の水分も温まり、根を傷めてしまいます。
水やり後は、風通しの良い場所に置いて、早めに水分を飛ばすような工夫をする方がいいかもしれません。
水を与えすぎたかな…とか、水やりしなきゃよかった…とか思ったら、1日ほどクーラーの効いた涼しい場所に移動させてクールダウンさせたり、扇風機の風に当ててあげて早めに水分を飛ばしてあげる…というのも一つの手かもしれませんね。
ただし、やはり夏場の水やりは、極力控えてた方がいいと思います。
いくら水やりしても、蒸れないじゃん、枯れないじゃん、全然弱らないじゃん…からと、調子こいてガンガン水やりしてたら、いつかしっぺ返しでないですが、「やっちゃった、枯らしてしまいました…」ってことにならないとも限りませんので。
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以上、「シワシワの多肉を復活させるぞ!」でした。