枯れかけ寸前? もう限界? 「銘月」「樹氷」「黄麗」「デビー」などのシワシワ多肉を復活させるぞ!!【oyageeの植物観察日記】

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2階のベランダにも多肉植物を置いてます。

ここには、いわゆる「普及種」の多肉さんたち。

去年、ミニチュアバケツに1株だけ植え込んだ単体鉢クリスマスver.正月ver.の寄せ植えに使った「銘月」「樹氷」「黄麗」「デビー」「春萌」「ブロンズ姫」「立田」など、ブログによく登場してました多肉達です。

春になり、大きめの鉢に植え替えました。

しかし、2階のベランダに置いてたので、水やり頻度が極端に少ないんです。

ほとんどの多肉の葉がシワシワです…

【 樹 氷 】

【 秋 麗 】

【 サンライズマム 】

特に、この3つのシワシワがひどいです。

こんなにシワシワになっちゃった理由は、そうです、かれこれ1か月以上水やりをしてないんですから…

ベランダって、この時期はなかなか出ないんですよ。

半屋上のベランダで床がコンクリート張りですので、真夏の日中は照り返しがひどいし、熱を持ってて灼熱地獄です。

夜はその灼熱地獄もおさまって、いくらかは涼しいんですが、外灯もつかなくて真っ暗だし、出入りすると、蚊や虫が室内に入ってくるので、ほとんどベランダには出ません。

人の動きのないベランダに多肉を置いてたら、放置同然ですよね…

7月上旬の台風の時に被害に遭わなくて避難させる時に、多肉達の状態を見たぐらいです。

そして、先日の台風の時にも避難させました。

この時に、シワシワになってることに気づいたんです。

ここには、他に「カクレイ」(もしくは「紅葉祭り」かも?)も置いてたんです。

これだけ弱ってますね…

もう1つは、原型がわからないぐらい枯れてしまいました。

多分、紅稚児ではなかったかと…

この2つは水切れもあるでしょうけど、暑さ、もしくは蒸れに非常に弱いみたいです。

葉が厚い多肉たちは、1か月以上水やりしなくて、葉に水分を蓄えてますので、すぐには枯れません。

しかし、カクレイや紅稚児は葉が薄いので、水やりを怠ると枯れてしまいます。

また夏が苦手な品種ですので、暑い時期の管理に注意が必要でしたね…

葉が厚い多肉たちは、今すぐどうにかなってしまう…ってことはないでしょうが、せめてシワシワをなくしてあげましょうよ。

そうです! 水やりです!

ただし、この時期に水やりは気を付けなくてはいけません。

まず…

葉水は厳禁!

株元に直接かけるのも厳禁!

暑い昼間の水やりは厳禁!

葉水自体は多肉植物にとっていいかもしれません。

しかし暑い夏場、葉と茎の接続部分に水滴が長時間付着したままになりますと、その接続部分が非常に弱くて柔らかいので、そこから腐ったり、傷んできます。

それが、葉がポロッと落ちる原因、「葉ポロ現象」だと思うんです。

多肉プロの方や多肉栽培専門業者さんは、その辺のところは気にしなくて葉水をガンガンやってるのかもしれませんが、oyaeeは夏場は葉水を一切しないことにしてます。

観葉植物は、1年中、「鉢土が乾いてから、たっぷりと!」が水やりの基本です。

多肉植物の水やりも、「鉢底穴から水が流れ出すぐらいたっぷりと!」が基本です。

だけど、真夏だけは、たっぷりと!…はあげません。

この水やり方法は、正しいかはわかりません。

多分、正しくはないと思います。

しかし、たっぷりあげるとなると、数日間は鉢の中が水浸しです。

猛暑の日が何日も連続で続くと、水分が徐々に熱を持ってしまい、ぬるま湯のようになると思うんです。

根を傷める心配があります。

また、水分量が多いと、土から水分が蒸発する時間が長くなり、株元付近に湿気がこもると思います。

株元付近の湿度が高くなるのが、多肉の葉がポロポロ落ちる「葉ポロ現象」の原因だと、勝手に自己分析してるんです。

だから、真夏の水やりはちょろっとしか上げてないんです。

朝晩がだいぶ涼しくなる9月ぐらいからは、多肉植物の水やりも、鉢土が乾いたらたっぷりあげる予定にはしています。

しかし、1年で一番暑い時期の7~8月は、鉢土が乾いて葉がしわになったら、鉢土を湿らす程度に少しだけ水やりすることに決めてるんです。

かわいそうだから水やりした方がいいのか、もう少し耐えてもらって涼しくなってから水やりする方がいいのか、どちらがいいのか、一概には言えませんね…

水やりするにしても、しないにしても、どちらもリスクを伴います。

・水やりすると、水が原因で蒸れたり、枯らしてしまう可能性があります。

・水やりしないと、干乾び、それはそれで枯らしてしまうかもしれません。

だから、水やりは土全体を濡らすのではなく、根に少量の水分を吸わせてあげる為の水やりと考えた方がいいかもしれません。

少量の水分補給で株の活力となってもらう、夏を生き延びてもらうための水やり…なんです。

しかし、やはり真夏に水をあげるのは心配って方は、多肉達には涼しくなるまでもう少し頑張ってもらって、水断ちをしてた方がいいのではないかと…

もし、水やりをするのなら、夕方ですよ。

日中は、やめた方がいいと思います。

今は、日中の最高気温は30度超えなんて当たり前。

ひどい時は35度、37度、地域によっては40度に達する気温の時もあるじゃあないですか…

夜も、熱帯夜が連続する日もございますので、なるべく気温の低い日を狙って水やりするのがオススメです。

週間天気予報の予想最高気温と最低気温は要チェックです。

猛暑日が続き、夜も気温が下がらない時は、水やりを控えた方が賢明です。

このシワシワの葉が見逃すことができずに、本日久しぶりに水やりしてみました。

このメッシュケースに入ってるすべての多肉の鉢に水やりを終えましたが、果たして、明日にはどう変わってるでしょうか?

葉が元気になり、ムチップリッとした葉に戻ってればいいんですが…

水をやったばかりに、また葉がポロポロ落ちる「葉ポロ」現象に…なんてことはやめてくださいよ。

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そうなったら、「葉ポロ現象第3弾! シワシワの多肉を見捨てられずに、水やりしたばかりに、葉がポロッと落ちる葉ポロ現象、再び!」として、ブログでご報告しますので。


追 記
水やり2日後の多肉たちの姿がブログ更新されました。 こちらへ… 

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