観葉植物の生き生きとした葉…
勢いある幹…
元気な姿…
綺麗な姿の観葉植物を正規の値段で買うのが一番ベストなんですが、品種をそれなりに買い揃えていくとそれ相応の出費になりますよね。
いろんな観葉植物をもっと増やしたい…
しかも、安く購入したい…
そんな時は、寒くなった12月から1月が狙い目!です。
何故か?
それは、寒くなってくるとほとんどの植物は育てにくい時期に突入します。
購入者が、「寒いとうまく育てられるか不安…」とか、「せっかく買っても、冬は育たないでしょ…」とか、「冬に買っても、どうせ枯らしちゃうし…いつものことだし…」とかの理由で、購入意欲が段々と減退してくるんです。
となると、園芸店では段々と売れなくなってくるんです。
売れなくなってくると、植物の在庫をたくさん抱えてる店舗は売れ残ってしまう…
始末に困る…
安くなる…
…と言う現象が起きてしまいますよね。
植物を次のシーズンまで持ち越すことはほとんどありません。
園芸店では植物の販売が目的であり、植物を増やしたり育成したりすることはほとんどしてませんよね。
また、植物好きのスタッフや専門的な知識を持ってるスタッフが常駐していないところが多く、徹底的に管理してないところがほとんどです。
管理が適当だから、店内で販売されてる植物を枯らしたり、萎れたりしちゃってるんです。
ほとんどのお店が春から夏に仕入れた植物を、水やりを怠って枯らしてしまった、風通しの悪い室内で管理して葉を傷めた、日照不足で不格好な姿になった…などで、最悪な姿に…
そのまま置いておいていても誰を買わなくなり、気温が下がってきた10月ぐらいから値引きしたりしてます。
それでも売れない時は、在庫を抱えててもしょうがないし、11月、もしくは12月に入った頃から、破格の値段を付けて処分しようとするお店が多いんです。
個人の園芸店などはあまり行かないんでわかりませんが、ホームセンターの園芸店ではその傾向が見られます。
その処分価格の植物を狙いに行ってきましたよ、ホームセンターの園芸コーナーに…
あります、あります!
「値下げしました」という赤札が目に飛び込んできた時には、一気にドーパミンが出まくって、ウハウハ喜んでしまうような性格なもんですから、結構大きな苗に1鉢100円の値札が付いてたら、速攻で買っちゃいますよ。
買ったのは、この6鉢。
ガジュマルが2鉢、謎の植物が2品種の2鉢…計6鉢です。
定価398円が、なんと、ALL100円!!
段ボールに入ってるのは、会計の時に持ち運びがいいように…と入れてくれました。
鉢はプラスティックのうっすいケースに入れたままで、空っぽのスポットがなかったので、多分1鉢も売れてなかったんでしょう。
ガジュマルはすでに持ってからいらないんで、ケースから外し、置いておこうと思ったんです。
しかし、多分このまま誰からも購入されず、売れ残って、いずれは処分されるでしょう。
かわいそうになったんで、ガジュマル2鉢も一緒に買ってしまいました。
ガジュマルは、これと言って珍しくもなく、持ってるガジュマルほとんど変わりませんね。
太い幹のこれは、多分、アデニウムだと思います。
これで100円だとお得じゃあないです?
しかし、1株の葉は色が悪く、白くなってます。
もう1株は全く葉が残っていません。
大丈夫でしょうか?
最後のこの2鉢は、全く持って謎の植物です。
株元には、固形石鹸のような緑色した物体が転がってるんですね…
これは、多分種子でしょう。
ジャックと豆の木も、小苗の時はこのような種子があり、大きくなるにつれて萎んで、最後は枯れてしまいます。
アボカドの木も、まん丸の種から芽が出てきます。
少しの間、種は原形をとどめてましたが、いずれ枯れてしまいました。
じゃ、この植物は、ジャックと豆の木やアボカドの木かというと、違うんですよね。
ジャックの豆の木の葉とは違いますし、四角い種がジャックと豆の木とは別物です。
これを育てるのは、楽しみですね。
ただ、問題点が多々あります。
現時点ですでに葉が丸まってたり、破れたりしております。
白っぽく汚れてるのは、多分、水あかの跡でしょう…
水にカルキを含んでたり、葉がホコリで汚れたりしたら、こういう汚れにつくことが多いんです。
これぐらいの問題なら、復活すると思いますけど、まだまだ他にも問題が…
鉢を持って揺すると、葉がパラパラ落ちちゃうんです。
これは、完全に水分切れが原因でしょう。
よくベンジャミンの木などで、こういう現象が起こることがあります。
天芽部分を見てみると、若い葉っぱが赤くなってますよね。
新芽部分の若い葉って、たまに葉の色が赤かったり黄色だったりすることがあります。
これも、赤い色になってるのかと思いきや、これは枯れて赤くなってますね。
この植物、復活できるか、正直なところ微妙です。
復活できるのか? できないのか?
診断結果は… 「復活できます!」
枯れたり弱ったりしてる植物のありとあらゆるところを診断する、プランツ専門のお医者さん!
人呼んで、「Dr.プランツoyageeちゃん」
なんてったって、植物の復活に命を懸ける「Dr.プランツoyageeちゃん」なんですから!
走る時は、キィーーーーンですか?
違います…
挨拶は、「んちゃ!」ですか?
んなわけないじゃあないですか…
「Dr.スランプ」ってアニメを知らない?
アラレちゃんを知らないですって?
あららら…
まずは、水やりですね。
土がカラッカラでしたから。
水やり後は、室内へ!
夏場だと、そのまま外に置いてても大丈夫です。
逆に、屋内よりは屋外で管理する方が、適度な風があっていいんです。
しかし、今は寒い冬です。
根がほとんど活動してない時期の水やりなので、昼よりもさらに冷え込む夜も外に置いておくのは非常に危険です。
水やり後は、暖かい室内へ。
できれば、暖房の効いた部屋に置き、少しでも根を活動させて、水分を吸い上げてもらい、土を早めに乾かすようにしましょう。
じゃあないと、今度は別の問題が…
土がずっと濡れたままだと、今度は根腐れを起こす現象に陥ります。
だから、すぐに暖かい室内へ!
ただし、エアコンの風が直接当たる場所に置いておくのは、植物を活性化させるどころか、逆に植物を傷める原因になりますので、なるべくエアコンから離れた場所、だけど暖かいエリアに置いておくようにしてください。
植物って適度な風が必要で、無風よりは風に吹かれる方が絶対にいいんですが、人工的な風はNGです。
この6鉢の植物たち、来春にはどんな姿になってるのか、こうご期待です。
枯れて、跡形もなくなってた?
んなわけないですよ、何度も言いますが、「Dr.プランツ oyageeちゃん」なんですから!(笑)
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3つ目の種がある植物が、何か判明しましたら、またご報告いたします。