久しぶりの「多肉肉植物のあるある情報局」でございます。
多肉の葉挿しは、葉挿しができる品種とできない品種があります。
その葉挿しも、条件が整えばほぼ100%発根発芽する葉挿しもあれば、条件が揃ってても芽や根が出にくくて確率が低い葉挿しもあるんです。
エケベリアやセダムの成功率は高く、コチレドン属も葉挿しはできますが、こちらはあまり確率は高くないようです。
以前、このあるある情報で、脇役的存在多年草のマルバマンネングサの葉が土に落ちて、いつの間にか発根してることをブログに書きました。
マルバマンネングサなどのベンケイソウ、マンネングサはセダム属の一種なので、葉挿しはできるっちゃあできるみたいですが、草のような葉から根が出るとは意外でした。
- 多肉植物あるある情報!|「こんな品種でも葉から芽が出ることがあるんだ?」編 (17.12.29更新)
本日、ご近所の田中さん(仮名・男性)が来て、多肉を一緒に眺めてたんです。
多肉初心者の田中さん(仮名)曰く、今は、エケベリア系の多肉を育てるよりは、アロエなどの多肉を育てたいことをおっしゃってました。
しかし、アロエもまだ詳しくはないみたいで、アロエと、子宝などのガステリアと、十二の巻などの硬葉ハオルチア系の区別がまだついてないらしくて、oyageeが育ててるガステリアを見て、「これもアロエだね」っていうんで、その鉢を持って、「これはアロエではなくて、ガステリアの品種ですね」って説明したんですね。
ただ、これ、詳しい品種名まではわからないんです。
育ててる「子宝」に似てますが、ふちにラインが入ってるんです。
さらに、斑点部分が「子宝」よりも細かいんです。
そして、何故か葉がペシャンコなんです。
こういう品種なのか、それとも水切れなのか?
水不足なのかと思って水をやっても、一向に膨らんできません。
詳しい名前がわからないんですよね…
購入時に名前を聞いたような、聞かなかったような…
名前を聞いたら、その場でメモっておかないといけないですね…
これ、購入後に植え替えました。
今年の3月か4月頃だったと思います。
それで、植え替えた時に下葉が邪魔になったんで、下葉の1~2枚を外して植え替えたんですが、まだ元気な葉だったんで、同じ鉢の中に軽く差しておいたんですよ。
まさか、葉挿しなんてできるわけないと思いながら…
だって、ガステリアですよ?
葉がガッチガチに硬いガステリアなんですよ?
この時まではできないものだとばかり思ってました。
田中さん(仮名)にこのガステリアの説明をしてたんですが、植替え時に差してた葉が完全に枯れて干乾びており、少々見苦しかったんで、ゴミ箱行きだな…ってことで、枯れたガステリアの葉を持ちあげたら…
先っぽから何か伸びてる…
葉の先から、何か出てないですか?
これは、根ですよ、ネ?
根ですよ、ネ?
根ですよ、根ぇ? 根ぇ? 根ぇ?
根ですよ、これは!
ガステリアも葉挿しできるんですかぁ?
初めて知りましたよ。
他に、ハオルチアの鷹の爪も、植え替え時に下葉が邪魔でしたので葉挿ししておりました。
しかし、出ておりません…
アロエも、折れた葉を葉挿ししてます。
ダメ元で… 無理でしょうけど…
これは、ドリアンブラックという品種です。
やはり、根は出ておりませんね…。
ガステリア属は葉挿しができるのかを、早速、調べてみました。
すると、ガステリアの増やし方は「株分け」がメインですが、「葉挿し」もできるみたいです。
株分けの方が成功率が高いし、子株ができやすい品種なので、株分けの方が主ですけど、葉挿しもできるってことを書いてるんですよ。
知りませんでした…
だから、引き抜いた葉挿しは、再び元通りにしておきます。
これで芽が出たら、葉挿しは成功!ってことでいいですよね?
植え替えなんかで下葉はいらないし…なんて思って、簡単に捨てちゃあいけませんね。
もしや? 万が一? 天地がひっくり返って…ってことで、知らずに根が出たりするかもしれませんし、捨てちゃあダメですね。
これから、とりあえず不要な葉はその場に土へ挿しておく…
どの品種が葉挿しができて、どの品種が葉挿しができないのかまだわかりませんので、とりあえずは葉挿しできる!って言うことを前提に葉を土に挿す!
これでいきましょうよ。
で、根が出たら儲けもん! 出なかったら、その時は諦めて、枯れた葉はゴミ箱行き…ってことにしておきましょう。
何から根が出るかはわからないんですから… 根ぇ?
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以上、「多肉植物のあるある情報|不要な葉はとりあえず土に置いとけば、「根」が出ることがある!」編でした。