多肉の鉢ポットが、ふわふわカフェラテ状態に!? 土がモコモコになるポットとならないポットの差は何ですか?【oyageeの植物観察日記】

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このブログは、去年の暮れ… 大晦日の出来事です。

30日から31日にかけて大寒波がやってきましたよね。

その朝の出来事です。

外は凍てつくような寒さでしたが、いつもの通り、朝の多肉パトロールを決行しました。

玄関を出てすぐの場所… 今はこんな状態です。

多肉のトレイが所狭しと並んでて、足の踏み場もございません。

前回のブログで、家の前に置いてる多肉は避難させる場所がなく、簡易のビニールハウスを作りました。

ビニールハウスを全部のトレイに被せられなかったんで、残ったトレイはそのままにしておこうかと思ったけど、やはり大寒波が来るってわかってるのに、そのまましておくのはかわいそうじゃあないですか…

少しでも被害を最小限に抑えようと、寒さをしのげる玄関前まで何枚かのトレイは移動させてたんです。

だから、人間の通る道が完全にふさがれてしまいましたので、多肉を跨いで行き来してます。

うちの家の玄関は、道路際ではなく、奥まったところにあるんです。

そして、隣の家が小さな溝を挟んですぐに立ってますので、奥まった玄関前は霜も降りにくいし、寒さもある程度は遮られるんですね。

ここなら、家の前にそのまま置いておくよりは多少は暖かいかも…と。

問題なさそうに思ったんですが…

なんじゃ、こりゃ!!!!????

トレイの中の鉢ポットが、まるでふわふわのカフェラテ状態に!

土が宙に浮いて、モコモコしてるんですよ。

まるで、鹿沼土で作ったかまくら状態に?

それとも、小さな小さな東京ドーム?

中の多肉がすっぽり隠れてしまってます。

最初、土の中にイモムシか何か生き物がいて、這い回ったのかと思いましたが、今の時期、虫は活動してません。

冬はいないか、もしいても、この寒さでは動きが鈍くて冬眠、もしくは半冬眠してると思います。

モコモコしてるのは、3枚並んでるトレイの真ん中のトレイの鉢だけなんです。

右側のトレイに入ってる鉢の土は盛り上がってはなく、普段と同じ… 問題ありませんよね。

ちなみにこのトレイの中に入ってる多肉は、2年半前の8月に登場した普及種たちです。

【18.08.01のブログより】

1鉢に2苗ずつ植えた普及種たちです。

本日の写真に写ってるのは、手前から時計回りに「春萌」「秋麗」「デビー」「恋心」だと思います。

寄せ植えなどに使うために結構チョキチョキと胴切りしてるんですけど、枯れずにまだ生きてるんですよね…

モコモコ土の話に戻ります。

モコモコした土の左のトレイには、一昨日植えたばかりの苗が入っています。

名札をまだ付けてないものがありますが、ここにはオーロラ、葉挿しのラブリーローズ、グリーンペットが2鉢、杏美人錦、大きな苗がトムソーヤ、奥がハニーデューという品種の茎挿しです。

こちらの土も、普段通りで、モコモコ盛り上がってませんよね…

両端のトレイの土はモコモコしてないのに、なぜ真ん中のトレイの土だけがモコモコしてるの?

「モコモコしてる土と、モコモコしてない土の差は何ですか?」

もうおわかりですよね…

それは、鉢に水分が大量に残っており、寒さの冷え込みで土壌の水分が凍ってしまった…って訳です。

一昨日ぐらいに雨が降りました。

真ん中のトレイだけは、雨に当てたんですよ。

今の時期、雨に当ててしまうと凍ってしまうこともあるんで、危険かな…って思ったんですが、降っても2~3時間で、しかもごく少量の雨予報だったんで、濡らしたんです。

濡れてもすぐに乾くだろうと…

左の普及種のトレイは、雨に当ててませんし、右の植えたばかりの鉢は、まだ植えたばかりなので水やりは一切してませんでした。

冬は空気が乾燥してるからすぐに乾くだろう…と思ってたんですが、冬場はどうも乾きが悪いようです。

洗濯ものもそうですよね、晴れて空気が乾燥してても、気温が低いから乾きが悪いことってないですか?

濡れた土も、それと一緒です。

ほら、見てください、これを…

土には霜柱が…

至近距離で撮影すると、氷の柱そのまんま!

他のところにも、濡れた鉢がありますので見てみましょう。

こちらも植えて、まだ日が浅いポットです。

しかも、根なしの小苗です。

土がドーム状に膨れ上がってますよね。

苗は大丈夫のようです。

1鉢を手に取って見てみます。

土は、鉢すれすれには入れてません。

1センチ弱ぐらいは余裕を持たせてたんですが、こんなに盛り上がるんですよ。

土を持ち上げてそそり立つ霜柱…

まるで北極の海を船で旅行してるよう?

迫りくる巨大氷山の塊… 映画「タイタニック」のワンシーン?

「ジャックぅー!」「ローズぅー!」

これ、苗が凍ってないなら、別にいいじゃん…ってお思いでしょうが、あまりよくないんですよね…

この後、気温が上がってくるとこの霜柱が解けますが、土はフカフカの状態のままです。

締まってないんです。

これを知らずにこのまま置いておくと、根がある苗は、根が土を掴んでおらず、うまく育ってくれません。

根がない苗も、そのままにしておくと、ふかふかゆるゆるの土だと、根がうまく張れずに育ってくれません。

こちら、夕方の別の苗の写真です。

このトレイの苗も、水に濡れており、今朝は土が凍ってモコモコになってました。

夕方には完全に氷が解けており、なんの問題はなさそうですが、よく見ると赤い矢印のところは隙間だらけの空洞に…

こういう時は応急処置として、指で押さえて、土をしっかり締めておきます。

本当は、水やりをして土をしっかり締めてあげた方がいいんです。

しかs、今、水やりすると、また同じことの繰り返し…

水をやっても、室内へ取り込めたり、暖かい場所に置いとけば、自然と乾くでしょうけど、今、外の置いてる多肉はもうどこにも暖かい場所に避難できる場所がないんです… ほんとに。

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雨にもう濡らしませんよ… 水やりも…

多肉達には、もう少し暖かくなるまで水分補給は我慢してもらいましょう…

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