クララのおばあさまのようなマダム様は、異次元の世界の人だった!? 「これ、植え替えた日とか覚えてらっしゃいますの?」「えええ???」【oyageeの植物観察日記】

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本日、夕方の多肉パトロールをしてました。

土が乾きすぎてる鉢には水やりをし、倒れかけてる苗はないか、枯れかけてる苗はないか、色づきはどうなってるのか…など見て回ってたんです。

すると、いらっしゃったんです、マダムが…

ブログでマダムと言えば、ブツブツセダムが一番人気だった、あのマダム三人衆?

今日のマダムは、ワイワイガヤガヤと大騒ぎして帰る、ドタバタ田舎マダム3人衆のマダムではありませんよ。

ここのブログにはもう御一方、「マダム様」がいらっしゃるのです。

とってもお優雅で、とってもお上品で、とってもお気品があり、とってもゆっくりおしゃべりになられる…

例えるなら、見た目はハイジに出てくるクララのおばあさま風で、しゃべり方はデビ夫人?

だけど、デビ夫人みたいに毒舌ではございません。

おしゃべりになれば、終始丁寧語をお使いになられ、時には「オホホホ」とまるで貴婦人のようにお笑いになり、ゆっくりとおしゃべりになられるマダム様なのです。

白鳥麗子のように甲高い声で笑うオーーホホホッ!じゃあないんですよ、まるで品のある貴族のご婦人のように、語尾の最後に軽くお笑いになるのです。

こんな田舎なのに、とーーーってもお上品なマダム様がいらっしゃるんです。

田舎マダム3人衆が「下品」とは言ってませんよ。

本日のマダム様が「超」が付くほどのお上品な方だけなんですから。

その最上級のマダム様がいらっしゃったのです…

oyageeが夕方の多肉パトロールをしてる時に…

「こんにちは~。本日もやってらっしゃいますの。精が出ますのね… おほほほ」とやってきたのです。

振り向けば、ハイジに出てくる、クララのおばあさまのような方でした。

多肉を見て、「わぁ、すごいですね~、前より増えてませんか?」っておっしゃいます。

「はい、増えましたね…」と答えると、突然聞かれたんです。

「これ、植え替えた日とか覚えてらっしゃいますの?」

ハイ?

ハイ???

なんですか???

植え替えた日?

多肉を植え替えた日ですか???

えええ?

これだけの量、植え替えた日なんて1つ1つ覚えてませんけど?

マダム様に合わせ、「覚えてらっしゃいませんの…オホホホ」と心で呟きながらも、「さすがに覚えてないですねぇ…」と普通に答えましたけど。

そんなの、いちいち覚えてないですよ… ねぇ?

oyageeの脳は、子猫の脳ぐらいしかないんで、これだけの量の多肉の植え替えた日なんて、いちいち覚えてませんし…

メモも取ってませんし、名札はつけてるけど、日付までは記入してません。

記憶力はスパコンじゃあないですし、1つも覚えてませんけど?

そもそも、多肉の植え替えた日とか必要ですか??

覚えておかないといけないものなのでしょうか???

植え替えた日を聞く?

名前ではなく、植え替えた日をなんで聞くの?

oyageeの頭の中は、「何故、突然に植え替えた日を聞くんだろう?」「どうして?」「どうして?」「なんで???」って、ずっと「???」マークだったんです。

クララのおばあさまに似たマダム様は、あまり多肉には興味がないようです。

ほとんどない…全くないと言ってもいいでしょう。

花全般は好きみたいでして、多肉でも花が咲いてましたら、「これ、花が咲いてますね。きれいですね…」「ここにも咲いてますね」「これ、蕾じゃあないですか?こういうのも花が咲くのですね?」とは何は即座に反応してくれるんですけど、葉っぱが色鮮やかに色づいてても、苗がきれいなロゼット状になってても、全く興味を示されません。

花の中でも、特に山野草が好きみたいで、家で山野草を育ててるようなことはおっしゃいます。

何かといえば、「わたくしも、山野草を育ててまして… 花が咲きますときれいですのよ。おほほほ」とおっしゃいます。

いらっしゃれば、必ず「わたくしも、山野草を育ててまして…」とおっしゃいます。

100回ぐらいは聞きました… 100回もお会いしてませんが…

マダム様は、山野草を植えた時に、植え替えた日とかをメモったりしてるんでしょうか?

山野草は、植え替えた日をしっかり覚えておかないといけないんでしょうかね?

植え替えて何日目から水やりと、何か月目から追肥とか、何年経ったら再び植え替えないとかいけないから、植え替えた日を記憶しておかないといけないのでしょうか?

山野草はノータッチで、専門外分野なもんで、わからないんですよ。

だけど、多肉はいつ植え替えた日にちとかは全く持って必要ありません。

中には、植え替えた時に名札の裏面とかに日付を書き込む人もいるでしょうけど、oyageeは名札には品種名だけしか書いてません。

多肉に、植え替えた日とか必要ないと思いますから…

必要ないですよね?

クララのおばあさまのようなマダム様は、なんで、植え替えた日をお聞きになられたんでしょうか?

マダム様とoyagee、生きてる次元が違うのかもしれません…

すると、「これ、素敵ですね。」とおっしゃるんです。

視線の先は、真っ赤になってる多肉植物…

「火祭り」でした。

多肉でも、色が超鮮やな苗だと、多肉に興味ないマダム様も目を奪われるようです。

隣にあった多肉の寄せ植え…

先日、出店イベントで売れ残った多肉の寄せ植えを置いてたのですが、こちらには全く興味を示していただけませんでした…

こっちを見て「素敵ですねぇ」とおっしゃるのなら、100倍ぐらいテンションが上がるんですけど…

すると、方向を変えて、「あらぁ、これも素敵じゃあないですか…」とおっしゃるんです。

「どれですか?」と聞くと、「これですよ、これ」と指さしたのは…

奥の方にあった2つのプランター…

約45センチ×約30センチの茶色のプランターが前後に2つ並んでるんです。

「それですか?」とoyageeも指差しましたら、「そうです、その手前の方… 素敵ですよね」とoyageeに同意を求めます。

え?

え???

これが素敵ですか?

マジですか???

これ、厄介者のモリムラマンネングサが全体にはびこり、そこからカランコエの不死鳥が1本だけにょきっと突出してる、ダメダメなプランターなんですけど??

これですか???

これ、一番最悪でどうでもいいプランターなんですけど?

手前にも多肉を入れてるトレイをずらっと並べて置いてしまって、奥のプランターには手が届かないもんだから、なかなか処分できずにそのまま放っておいてるだけなんだけど?

手が届く場所なら、すぐにでも引っこ抜いて、別の多肉を植えたいぐらいのプランターなんですけど?

これ、以前は他にいろんな多肉を植えてたんだけど、モリムラマンネングサはモリモリモサモサはびこりすぎて、他の苗はほとんど成長できず…

ブロンズ姫と秋麗が辛うじて残ってるだけで、ほとんどが枯れてしまってます。

ほぼ大半を占領してるモリムラマンネングサの中から、にょきっと出てるのは、みんなの嫌われ者のカランコエ「不死鳥」

これが素敵?

素敵???

ホントに?

モリムラマンネングサと不死鳥は、簡単に増える… すぐに増える… 増えすぎて困る…

どっちも嫌われ者の多肉です。

それを「素敵」だなんてておっしゃるマダム様は、やはり異次元の世界の人?

この2品種、みんな、嫌いですよね?

別の日、近所のおばさんがうちへ寄ってきたことがありました。

このおばさんは、ブログ初登場のおばさん… どこにでもいる普通のおばさんです。

このおばさんは多肉には興味ない人なんだけど、不死鳥を指さし、「これ知ってる! うちに生えてたから、引っこ抜いてごみ箱に捨てた!」とか言ってました。

また別のおばさんは、不死鳥を見た時に、「これ、あれでしょ… 知らずにどんどん増えるやつでしょ? 隣のうちの花壇に植わってるんだけど、この前うちとの境界線のブロックの隙間にたくさん生えてたのよ… うぅ、気持ちわるい!」とか言うんですよ。

アロエのおやっさんも、多肉に興味を持ち始めたときは、不死鳥が珍しい多肉と思ったらしく、土手に生えてた不死鳥をわざわざ拾ってきて、鉢に植え替えて育てたみたいだけど、「これ、やるよ」って置いて帰ったんですよ、不死鳥を…

これが、おやっさんが持ってきた不死鳥の鉢です。

これを置いて帰ったんですよ。

ある日、うちの家にこれがポツンと置いてるのを発見した時には、「おい、アロエのオヤジ!!! お願いだからぁぁぁ!不死鳥なんて置いて帰らないでぇぇぇー!」って心の中で絶叫しましたよ。

ありがた迷惑! もらってうれしくない多肉No.1は、ダントツで不死鳥でしょ?

その不死鳥とモリムラマンネングサを見て、「あれ、素敵ですね」っておっしゃるマダム様…

クララのおばあさまのようなマダム様とは、生きてる世界が違うのでしょうか?

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マダム様は、異次元の世界の人?

本当に人間?

まさかの宇宙人?

「マダム星から来たマダムりん」…だったりして?

その後、「お邪魔しました…ごきげんよう」と帰って行かれました。

帰った先は、マダム星? ウルトラ星? ナメック星? まさかのこりん星?

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