朝の多肉パトロールです。
この前イベント出店して売れ残った寄せ植えを見てたんです。
どうして売れなかっただろう?…と。
色味? バランス? 値段?
手前味噌ですけど、こんなにきれいな寄せ植えなのに、どうしてこの前の出店で売れ残ったんだろう?って眺めてたんですよ。
すると、アロエのおやっさんが登場です。
外にいて、多肉を見てると、必ずおやっさんがやってきます。
匂いを嗅ぎつけてきてます?
それとも、どこかに監視カメラを設置されて、動向を偵察されてません?
アロエのおやっさん、いきなり、「この前、ここに置いといたけど、わかった?」って聞くんです。
置いといたのは、ガラスの容器とか漬物入れのような小皿でしょ?
「わかりますよ、おやっさんところから出た不用品を置いといたんでしょ? うちをゴミ捨て場じゃあないんですけど?」ってツッコミを入れようかと思いましたが、ここは、「わかりましたよ。ありがとうございます!」なんてお礼を言っちゃいましたよ…
すると、「こんなことを言っちゃ悪いけど、うちでいらなくなったものをどんどん持ってきてるんよ」って言うんですよ。
ほら、ほら、ほら!
いらないものじゃん! ゴミじゃん!
うちをゴミ捨て場にしないでください!!
なのに、口から出た言葉は、「いえいえ、すごく助かります!結構使えるものも多くて…」なんて、思ってもないことが口から出しちゃって…
どうして八方美人的な返答しかできないんでしょうか?
そんなことを言うから、図に乗っちゃって、家で不要になったいらないものを片っ端から持ってくるんですよねぇ…
すると、おやっさんは、「あ! あれはいるか? 白い鉢があるけど…」と。
白い鉢?
鉢底穴は開いてるんでしょうね?
鉢って言ってるけど、まさか穴のない食器のことじゃあないです?
おやっさんは、プリンが入ってたようなガラス容器を「鉢」とか言うし、鉢は鉢でもゴマを擂るすり鉢を持って来たりするし…
すり鉢も一応は「鉢」ですけど、欲しいのは植木鉢の「鉢」なんです。
料理に使う「すり鉢」なんていりませんったら!
あのすり鉢にどう植物を植えろと言うんです?
クリスマスの頃に持ってきた、あの得体の知れない隕石のような石も鉢だって言ってたし、白い鉢と言っても、きっと白い食器のことじゃあないんです?
今、山崎パンの春のパン祭りをやってるけど、25点で交換できる、あの真っ白な食器のことじゃあないでしょうね?
えー? あれは、植木鉢には使えませんって!!!
口は広いし、薄い造りだから、ちょっとぶつけただけでパリンと割れそうだし…
今年のパン祭りの交換はお皿みたいだけど、数年前のカフェボウルとかサラダボウルじゃあないの?
あの白い食器だったらいらない…と思ってたんですけど、口から出た言葉は、「あ、いります!ください!」と言ってしまうんですよ。
どうして、断れないんでしょうか?
すると、「わかった」と言い、すぐ家まで戻ったみたいです。
で、3分もしないうちに再びやってきました。
持ってきたのはこれ…
大きな白い器です。
これ、食器でしょ?
こういうオシャレなサラダボウルとかありますよね?
サラダをそれぞれ取り分ける前に、野菜を入れておく大きな器が…
あれを持ってきたんでしょ?
これ、アロエのおやっさんちがいらなくなった食器をまた持ってきてません?
ウチは、粗大ゴミの捨て場じゃあないんですって!
…と思ったら、底穴もしっかり開いてます!
底の穴から向こう側の多肉がしっかり見えますよ。
しかも、この大きさ!
言うことナシです!
アロエのおやっさん、やればできるじゃん!
デキる人じゃあないですか!!
こういうのが欲しかったんですよ!
これ、ただでもらってもいいんでしょうか?
多肉にはちょっとばかり大きすぎるようにも思えますが、観葉植物の寄せ植えと科には大いに使えいそうです。
ありがとうございます、おやっさん!!
近いうちに、何かでお返ししなきゃいけないですよね?
やはり、千代田錦?
アロエのおやっさんと言えば、千代田錦でしょ?
最初の頃は、「千代田錦!」「千代田錦!」
来れば一言目が「千代田錦」、何かと言えば「千代田錦」で、千代田錦ばかりだったんです。
完全に千代田錦信者…
千代田錦にとりつかれたのかと思ったぐらいなんですから。
これ、以前、アロエのおやっさんには「千代田錦に似てますけど、違いますよ、これはバリエガータですから!」と言った千代田錦です。
【18.11.04のブログより】
でも、ここだけの話、「千代田錦」と「バリエガータ」は同じものなんですよ。
こんなにでかくなってしまいました。
ここまででかくなるとかわいくないし、他にも「千代田錦」を持ってますから、「実は、これ、バリエガータと名札がついてますけど、千代田錦なんです」と白状し、これをお礼にあげましょうか?
しかし、アロエのおやっさんは、すでに千代田錦を手に入れてるのです。
買った当初からこれぐらいのサイズを購入したようです。
小さかったら、かわいくて愛着も沸くけど、バカでかいサイズの千代田錦を購入したもんだから、千代田錦熱が一気に冷めたようです。
おやっさんは、手に入れた途端、興味があったものが一気に冷めるタイプなのかもしれません。
じゃ、これをあげましょうか?
これは、不夜城錦。
先日、脇から子株が出てたので、株分けしました。
親株から切り離したので、切り口を数日間乾かした後、鉢に植え込んでみました。
まだしっかり根付いてないので、葉がへこんでるし、色もキレイで戻ってないですが、多分根付いてくれるでしょう。
これ、おやっさんにあげます?
ダメダメ…
この鉢は、世界に一つだけの鉢… 一点ものなんです。
テニス仲間のツネ子ちゃん(仮名)が陶芸にはまってて、多肉専用の鉢としてわざわざ作ってくれたものなんです。
こういうごつくて、渋くて、湯飲み茶わん系の植木鉢が欲しかったんですよ。
お気に入りの多肉やレアものの多肉は、プラスティックの鉢ではなくて、こういうずっしりした鉢に植えたくなりません?
しかし、なかなか売ってないし、手にも入らないし、あれば大きいサイズだったり、逆に山野草専用の極小の豆鉢だったりして、多肉に合う大きさの鉢ってないんですよね。
おやっさんに「この不夜城をあげますよ」と言ったら、「鉢も一緒にくれ!」と言われそうなので、やめときます。
一点ものの鉢とセットの不夜城は、絶対に上げられません。
じゃ、これ…
斑入りの十二の巻です。
これも、プラスティックの鉢ではなく、陶器の鉢に植え替えてみました。
十二の巻と言えば、硬葉系ハオルチアの代表で、一番ポピュラーなハオルチアですよね。
一番手に入りやすいハオルチアです。
しかし、これは斑入り品種。
十二の巻の斑入りと言えば、「白蝶」ですけど、白蝶は全体が白っぽくなる斑入り品種。
こちらは、葉に緑色部分も残っており、黄色の斑とストライプになる斑入り品種なのです。
白蝶よりかはレアだと思います。
この十二の巻錦は、前の鉢に植えてた土との相性が良くなかったみたいで、うまく根付いてなく、葉先が枯れかかってたんで、急きょ植え替えたんです。
なかなか手に入らないレア種なので、お高めの陶器鉢に植え込んでみました。
これをおやっさんにあげます?
あげるもんですか!
これは見つからないように、多肉棚の奥の方に締まっておきます。
おやっさんって、寄って来た時は、必ずと言っていいほど、多肉棚の多肉を物色し、ハオルチアやアロエを見て、「あ、ハオルチアや!」「アロエがあるじゃん!」って言うんですが、棚の手前の方は見るけど、奥の方までは見ないんですよ。
だから、奥の方に隠しておきます。
そういう時に限って、奥の方まで覗いて、「珍しい十二の巻があるじゃん! これいいじゃん! くれ!」って言われるのが目に見えてます?
それより、奥の方に置いたのを忘れ、風通しが悪くて蒸れて枯れちゃった…とか、いつの間にか害虫が大量発生してやられてた…なんてことにならないように…
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見つかるのが先か? 枯れるのが先か?
どっちも困りますけど…?