多肉植物で、「虹の玉」と「小人の祭り」があります。
どちらも、ぷくっ、ころっとした葉を持つ多肉植物です。( 01.-02.)
「虹の玉」の商品プレートには常緑多年草と記載されており、「小人の祭り」は半耐寒性多年草になってますね。( 03.-04.)
どちらも「多年草」になってますが、多肉植物の部類でいいんでしょう…
どちらも葉挿しをやってる最中です。( 05.)
葉だけ見れば、右側の虹の玉の方が大きくてまん丸です。( 06.)
左側の小人の祭りの葉は、丸みもありますが、若干平べったいです。
この2つ、見た目は似てますが、似てるところもあり、全く違う部分もあります。
ここで、「虹の玉」VS「小人の祭り」のガチバトル!
似てるところ、違うところを徹底検証!
分かる範囲でチェックしてみます。
写真左[A]が虹の玉で、写真[B]が小人の祭りです。
ROUND 1!
どちらもたくさんの葉がつきます。
その葉はころっとしてて、肉厚です。
どちらも1本の主軸があり、そこから枝分かれして、ぷくっとした葉がいくつもついてて、見た目がそっくりなんですよね。
だけど、より枝分かれして自然界の樹木に似てるのは小人の祭りの方です。
どちらかというと、虹の玉は枝分かれというよりは、脇芽がただ単に伸びてきてるだけって感じがします。
ROUND 2!
だけど、この2つは違うことが多いんです。
まず、茎が対称的です。
虹の玉の茎は非常に軟らかくて、手や爪で簡単に折ったりちぎれるほどなんです。
こびとの祭りの茎は、枯れ枝のように非常に硬いのが特徴です。
真逆ですよね…
小人の祭りはアエオニウム属です。
虹の玉はセダム属になります。
ROUND 3!
葉はどちらも赤くなってますが、虹の玉は紅葉のせいです。
こびとの祭りは、紅葉というよりは、模様っぽい感じがします。
日照不足になると模様が薄くなるみたいです。
あと、水や気温、気候なども関係するかもしれません。
葉の表面に光沢があり、つるんとしてるのが虹の玉です。
葉に輝きがないのが小人の祭りです。
葉の表面を触ったらわかるんですが、非常にべたついてます。
ですので、ゴミや虫がつきやすいんです。
想像してる以上の粘着力があるんです。
葉が弱いところは一緒です。
ちょっと葉に触れたぐらいでポロッと落ちしまうのはどちらも同じですね。
取り扱いには注意です。
こびとの祭りは、高温多湿の夏が苦手です。
冬も苦手なんです。
…とこのように書いてるサイトもあれば、マイナスまで耐えられるとか書いてますし、これはわかりません。
虹の玉は、とにかく夏の蒸し暑さが大嫌いです。
葉は落ちますし、最悪、株もダメにしてしまいます。
ROUND 4!
同じようなコロッとした葉ですので、現在、葉挿しができるかやっています。
[A]の虹の玉は、葉挿しして数週間すると根が出て、小さい葉が出てきてます。
寒い時期でない限り、虹の玉の葉挿しは成功すると思います。
ただし、真夏はオススメできません。
暑さの為か、芽が出る前に葉挿しの葉が萎んだり、枯れたりします。
小人の祭りは、葉挿しだとうまくいきません。
何度かやってますが、何度かチャレンジしてますが、一度も成功してないんです。
芽がなかなか出てくれません。
現在も、葉挿しをしてますが、根は出てるんですよ。
だけど、その後は止まったままです…
小人の祭りは、葉挿しの成功確率が低いのか、葉挿し自体が無理なのかは今のところわからない状態です。
ROUND 5!
茎挿しは、虹の玉も小人の祭りも可能です。
どちらも茎をカットしてすぐに土に挿すよりは、数日間乾かした後に土に挿した方が根付く確率が高いです。
成功率が高いのは、虹の玉です。
ただし、真夏の茎挿しは、どちらも難しいですね…
根が出る前に、葉がポロポロ落ちたり、茎が萎んでしまいます。
どちらも暑さや蒸れには非常に弱いです。
ROUND 6!
こういうお得感もあります。
ダイソーで買った虹の玉ですが、水やりを忘れてたみたいで、枯れる寸前で萎んでる状態でした。
葉が土に落ちてたんですが、生命力の強さで、枯れた葉でも葉から芽を吹いてたんです。
あまりの健気さで、コレ目当てに買ったようなもんです(笑)
小人の祭りも意外性がありますね…
茎がいつの間にか折れてたみたいで、株元に落ちて、上下が逆さになった状態のまま折れた部分から発根してました。
ショッキングピンクみたいな色の根が出てます。
こちらはそのまま土に植え替えたら、根付きます。
小人の祭りは、葉挿しよりは断然茎挿し向きですね。
いかがでしたか?
他にもまだまだいろんな違いがありそうですが、今日はこの辺で…
スポンサーリンク
以上、「虹の玉」VS「小人の祭り」のガチバトルでした。