去年の12月、いろんなパターンの多肉の寄せ植えを作ってみました。
クリスマスのいろんなバージョンありの、リースありの、正月のおせちバージョンありの…
その中に、真四角の器に割り箸4本で仕切りを作り、個別で植わってるように見えるけど、1つの器で管理できる、名付けて「松花堂弁当風寄せ植え」
これが結構気に入ってまして、今回また作ってみることにしたんです。
1株を植え込む部分は狭いんですよ。
外枠の正方形の一辺が10センチほどで、木枠の厚みとか割り箸のサイズがありますので、1マスの縦横が実質約3センチほどの小さなエリアなんです。
だから、あまり大きな株は植え込めません。
新芽が出てある程度大きくなってる多肉とか、あとは茎の途中でカットして頭部分を使うぐらいですね。
今回植え込む9株は、星影、立田鳳、イリア、渚の夢、ロッティ、ルシータ、デレンベルギー、杏美人の8品種。( 01.)
どれもブログ初登場ですね。
9ますあり、8株しかないので、1枠残ります。
ここで赤みが欲しいので、赤く色づいてるミニベルを追加します。( 02.)
植え込む鉢は、セリアで購入できる木枠ですね。
ディスプレイウッドスクエアボックスと言いまして、本来は壁にかけて、中に置きものを飾るグッズだと思います。( 03.-04.)
しかし、これ、底板がありません。
なので、ひとまず多肉を正方形の食品プラ容器に植え込んで、この木枠は鉢カバーとして使います。
植え込む食品用プラ容器の柄は、ピンクのギンガムチェックです。
見た目がいかにもプラ容器!ですし、このままだと、きれいな多肉も安っぽく見えちゃいます。
それに、このプラ容器の強度が、非常に弱いんです。
このままじゃあ持ち運びがすごく不便なんですよ。
一応は松花堂弁当という高級弁当風なので、プラ容器を木枠で覆って隠し、和風にアレンジします。
今日植え込む多肉は、ほとんど根がないものばかり…
あっても少しだけですので、割り箸などで土に少しだけくぼみを作り、あとはくぼみに置くだけです。
今回は、色のバリエーションが豊富で、きれいではないですか?
珍しい斑入りの「杏美人」を中心に植えてみました。
あとは、個々で独立するように見せるために、マス目を作っていきます。
割り箸は一辺に2カ所、等間隔でコの字型の切込みをつけます。( 05.)
コの字の切り込み部分を相互に噛み合わせて、十字に組み合わせて、あとは真四角の枠にはめ込むだけです。( 06.)
株が大きいものは格子を組んだ後では枠に通り抜けませんので、1本ずつ土へ置いていく方法でセッティングした方がいいかもしれません。
さて、あとは外枠の木箱(底なし)をはめ込むだけなんですが…
作る手順をすっかり忘れてました。
このプラ容器、上部のでっぱりを少しだけカットしないと、木枠に入らないんでした…
と言うことで、急きょ、上の部分をハサミで切り落とします。( 07.)
だけど、素材が軟らかくてふにゃふにゃなんですね…
しっかり持ってても、容器が波打って、中に入ってる土も波打ち、先ほど植え込んだ株も乱れまくり、結局は9株の多肉を一度すべて出し、プラ容器を木枠にしっかりはめ込んで、それからもう一度植え直しです…( 08.)
で、完成がこちらです。
今回は、株が少なく、また全品種の名前がわかってますので、品種名をつけておきました。
これはoyagee用ですね…
品種名が似たようなものが多く、また品種も増えてきてますので、段々わかんなくてなってきてます…
斑が入っている杏美人や、独特の色をしているミニベル、立田鳳などは特徴があるから覚えられるんですが、他の株は微妙に色が違うだけで、区別がつかなくなってきてます。
これから大きくなって、さらに葉挿しで増やすことになると、札落ち、品種名不明状態になり、後々困りますので、ここはしっかり名前を付けておきます。
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新しい品種が少しずつ増えてますので、「松花堂弁当風寄せ植え ─春 ver.─」第2弾も近々制作予定です。
以上、「多肉の松花堂弁当風寄せ植え ─ 春 Version ─」でした。