新入りシダの斑入り模様は、ちょっとばかり芸術作品ですぞ! 葉の中には葉がある、まさに「leaf in leaf」?【oyageeの植物観察日記】

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ちょっとばかり珍しいシダを入手しました。

初めて見るシダだったんで、即買いしてしまったんです。

シダそのものは、それほど珍しくはないかもしれません。

珍しいのは葉の模様… このシダ、斑入りなんです

売られてたのはホームセンターの園芸コーナー…

数種類のシダが各3~4鉢ほどあり、このシダも4鉢あったんですが、この鉢のシダだけが斑入りだったんです。

その斑の模様が独特なのであります。

ポトスのようなマーブル模様とは違う、葉のふちだけ色違いというのとはまた違う、ちょっと変わった斑入りがまさに芸術作品!

4鉢あるうちの1鉢だけがこの模様が入ってたんです。

残りの3鉢は、この葉の形をしてただ緑色したこの品種でした。

どういう品種なのかと言いますと、わかりません…

ネームプレートがないんです…

生産者さん、もう少し親切だったらよかったんですけど。

調べたら、「カナリア」という品種の、その中の「斑入りのカナリア」っぽいですね。

ただし、「カナリア」が正式名称なのかどうかはわかりません…

葉の表面に別の葉が描かれてるような模様をしてません?

葉の中にもう一枚の葉… leaf in leafですよね。

シダって、葉が細く、小さいものが多いじゃあないですか…

だから、斑入りになっても気づかなかったり、あってもふちの輪郭に沿って白っぽくなってるものばかりですよね。

こういう模様は、他にあまり例を見ないと思います。

ちょっとばかりこれはレアですか?

そうじゃあない?

斑入りということ、プラス、葉の色も明るいライムイエローで、一目で気に入りました。

久々に一目惚れした観葉植物です。

だけど、全部の葉が斑入りではないんです。

葉の何本かは、斑のない葉もあります。

将来、先祖返りして、斑が消えてしまわないか心配ですが…

「先祖返り」というのは、斑入りの葉が斑入りではなくなることです。

斑入りの葉は、元々は突然変異でできた葉の模様なんですね。

それが、育てていくうちに、元の姿に戻ってしまうことがよくあるんですよ。

斑入りのトラデスカンチアも、脇から出てくる芽は緑だけの葉だったり、ポトスだって、マーブル模様の葉が、育てていくうちに緑色の葉が多くなったりします。

また、斑入りの多肉も、葉挿しをすると、斑入りではなくなった…なんてざらなんです。

家に持ち帰った後、小雨の時間帯に軽く水浴びさせてあげたんです。

激しい雨の時に、買って帰ったばかりのお気に入りの植物をいきなり叩きつけるような雨粒に当てるのは、葉を傷めそうです… そんな勇気ありません。

シダなんだから、少々の風雨でもたいしたことないでしょうけど、斑入りというだけで、ちょっとばかり過保護状態になってしまいます…

斑入りのポトスや斑入りのペペロミアとはちょっとばかり訳が違います。

なんてったって、一瞬で恋に落ちた植物なんですから、そうそう手荒くは扱えません…

シダ類は、乾燥した季節よりは、こういう湿気の多い今の時期が一番元気がいいようです。

他のシダ植物のベニシダ、ニシキシダ、コタニワタリ、タマシダ、エバーゲミエンシスも、梅雨の時期は外に移動させ、雨に打たせております。

元気がよくなった他のシダ植物も、また近々ブログでご紹介いたします。

去年ブログで紹介した「ナメクジに新芽を食べられたあのBabyエバーゲミエンシスは?」「夏にMORIMORIしてたタマシダは?」

あれ以来、音沙汰がなかったですもんね…

まだ枯れてはおりませんから(笑)

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この斑入りの「カナリア」も、今、ランナーがたくさん伸びてますので、増やしていこうとおみます。

シダ類は、増やすなら、今でしょ?

そう! 今なんです!

やや高温で湿度の高い梅雨時期が、ベストなんです!から…

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