以前、「彩雲閣」という多肉植物をブログでご紹介しました。
【18.08.23のブログより】
とげがあるのでサボテンと間違えそうですが、サボテンではありません。
ユーフォルビアの仲間です。
この彩雲閣が、あのまままっすぐ成長するのかと思いきや、そうではなかったんです。
一筋縄ではいかなかったんですよ。
冬に、なんとこんな格好になってしまったんです。
今年の2月8日の「彩雲閣」の姿です。
ブログは更新してませんでしたが、写真は撮っていました。
【19.02.08の姿】
折れたんですよ、真ん中から…
棚から鉢ごと落ちたり、このように真っ二つに折れたり…と、波瀾万丈な人生を送る彩雲閣。
この前のサボテンのセレウス同様、折ったのはこの人?
違います、違います!
気づいたら、勝手に折れ曲がったんです。
中間部分が完全にグジュグジュになり、腐ってますね…
【19.02.08の姿】
折れ曲がった原因は、寒さ?
もしかして、水切れもある?
冬、室内へ取り込んでました。
しかし、暖房のない暗い倉庫のような部屋。
日照不足もあるだろうし、無風状態もあるだろうし、植物を置いておく環境じゃなかったのでだんだんと体力がなくなり弱ってきて、そして最後には「寒さ」が追い打ちしたのでしょうか?
いろんな条件が重なったんでしょう…
折れてたのに気づいたのは、真冬の真っ只中の2月ですからね…
冬の寒さが、最大の原因かと…
真冬にこんな状態になり、どうしようか悩みました。
植え替え時期なら、すぐに植え替えますよ。
彩雲閣の生育タイプは、「夏型」なんです。
植替え時期も「夏」ですので、根付くはずもない真冬に植え替えようとしてるんです。
完全に真逆なので、無理ですよね…
こんな時期に植え替えても…なんて思いながら、どうにか再生の方を探り、イチかバチかで真っ二つにしたんです。
そして、腐った部分をさらにカット。
カットすると、ゴムの木みたいに白い樹液が出ます。
【19.02.08の姿】
鉢に植わってた下部の彩雲閣はそのままで、カットした上部の方は切り口をそのまま乾かして、数日後に土を入れた鉢に植え込んだのであります。
上下に分かれた彩雲閣、現在はどうなってると思います?
下は…
復活はできませんでした。
再生は無理でしたね…
上は…
なんと、元通りに戻ってるじゃあないですか!
さらに、脇から子がどんどん伸びてきてます。
彩雲閣の子株って、こんな上の方にできるんですね?
知らなかった…
折れ曲がって、黄色く腐りかけた色をしてたあの彩雲閣が、今は青々した葉をつけ、茎もしっかり伸びてます。
特にこれと言って何もしてないんですよ。
春が来るでは室内へ置いてましたが、暖かくなってからは外へ出して、あとは雨をしのげる軒下に置いてました。
日差しにはほとんど当ててません。
たまに、水やりしてたぐらいです。
ほぼ放置でも、復活するときはするんですね…
ほら、こんな株元にも小さなBabyが!
完全復活と言っていいでしょう!
本当は、寒さで茎が真っ二つとか、真冬に植え替えとかにならないのが一番なんですけどね。
元はと言えば、冬の管理体制が悪かった…
これが最大の原因です。
真っ二つに折れなかったら、さらに大きくなってたでしょうし、こんな苦労もしなかったんですから。
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今年の冬越しは、もっと暖かい場所で越冬させますよ。
せっかく出てる子供たちを、台無しにしたくないですから…